表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風俗嬢もかの奮闘記  作者: 白雪うさ
1/1

第1話〜名前が2つ〜

私の名前は2つある。

22歳の2月、私に本名とは別に『もか』と名前が付けられた。


大阪のど真ん中のとある場所で金髪の若い細身のお兄さんに声を掛けられた。

「お姉さん、鉄分足りてますか?」

そう言われ、振り返ると手には鉄分の飲むヨーグルトを彼は持っていた。

何を言ってるんだと思ったが、振り向いてしまったが世の常。

そこから私は彼の話を聞いた。

あまり詳しくは覚えていないが夜の仕事をやってみないかと。


私は昼間はOLをしていて実家から1時間半かけて勤務地の大阪へと通っていた。

仕事終わりに整骨院へ行く道中に彼の甘い言葉に引っかかった。

お昼の仕事が給料が少ない事は確かだった。

お小遣い稼ぎでやってみよう。

そう思った。


連絡先を交換して後日、面接を受けに行くことに。


以前、メンズエステを2ヶ月程やっていたので夜の仕事に抵抗はなかった。


いざ面接を受けに行くと、内容はメンズエステと比べるとハードな内容だった。

そこで私は風俗だと知った。


名前、風俗の経験はあるか、性感帯はどこか、何カップか、好きな食べ物はなにか、好きな男性のタイプはなにか、キスなどオプションはどこまでできるか、津々浦々とその店の店長は質問をしてくる。

そして面接用紙へと記載していく。

初めてこんな質問をされて戸惑いはしたものの、嫌ではなかった。


当日は面接だけで働きはしなかった。

迷いは多少なりあったものの

好奇心旺盛なのか、私はとりあえず1回やってみようと思い体験入店をすることに。


まずはお店の講習を受けることになった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ