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タンニン

「私が担任の渋柿太郎です。」

 俺はビビッた。以前、ガブっと噛み付いて、えらい目にあっている。

「はは、それは渋柿のタンニンだ。」

 しばらくしびれがとれなかった。こいつは、舐めてかかると大変だ。


 毎日、教団の上のほうから見下している。教祖は見かけないが、教員というのはあなどれない。

 休み時間になると、外へ追い出される。まずは、乗ると前後に揺れる板がある。昔、親に連れられて遊園地とかいう場所で、巨大な揺れる船に乗せられた恐怖が蘇る。

 グルグル回る鉄の檻や、尻の熱くなる恐怖の坂など、魔界にすらなかった様々な攻め具が所狭しとならんでいる。そして、コウム員というやつが、あの恐ろしい道具の手入れをしている。

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