第一話 世界の理
ここからしばらく勇魔が来る前のルミナ達の世界を書いていく予定です。
今回の語り手は一体誰なのでしょう?
話数は漢数字が過去編と思って頂ければ幸いです。
この物語は、
まだ杜若勇魔が転移させられる前の...
............とある異世界の物語。
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私が生まれたこの世界には
『勇者』と『魔王』が本当に存在します。
両者は互いに特異的な能力を保持していました。
その2人を筆頭にした争いはどちらかが敗北するまで決して終わりません。
やがて両者は互いに軍を率いるようになり、長年に渡り争い続けました。
そしてある時、その争いに遂に終止符が打たれます。
結果は相打ち......引き分けでした。
私はとても喜びました。
これでもうお互いに傷付け合う理由が無くなったのですから。
両陣営の兵士や民たちもそう思ったことでしょう。
しかし現実はそう甘くはありませんでした。
執着・怨念・恨み・強過ぎた思い
何が原因か答えを知っている人は誰もいないでしょう。
しかし実際の現実としてそれは起こりました。
『勇者』と『魔王』の死後...
両陣営から特異的な能力を持つ子どもの出生が確認され始めたのです。
その数は互いに同じ5人。
そしてその5人の内最も優れた者は先代が使用していた剣を持つ事が許されたのです。
これは因果なのでしょうか。
今となってはどうでもいいことです。
とにかくその事を知った『魔王』側の国王はすぐに命じました。
その子達を指導し最強の兵士に育て上げろ、と。
しかしもう一方の『勇者』側の国王は違いました。
叶うならば、その子達を戦いの道具になんてしたくはない。
国王は優しい人でした。
その優しさ故に『勇者』側は『魔王』側の侵略に十分対抗する事ができずに国の領土の8割を失うことになります。
国王は決断するしか他に選択肢がありませんでした。
その子達にこの国の未来を託すしかない。
そうして特異的な能力を持つ子ども達による争いが始まりました。
その争いも長きに渡って続きました。
特異的な能力を持つ子どもは常に5人になるように出生が繰り返されました。
故に争いがいつの世代になっても終わりませんでした。
そして........
そんな先祖の争いは
『今』を生きる私達にまで途切れる事なく続いてきたのです。
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作者への質問コーナー!
Q. あなたはどんな能力が欲しいですか?
A. テレポート系能力がめちゃめちゃ欲しいです。




