第11話 『魔王』として.....
『』からの謎の着信...
あれの意味が今明かされる!
頭を.....シバかれた.....
すると.....何語かすら分からなかった言葉が......
...........理解できるようになった...
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勇魔「何がなんやらサッパリだけど、とりあえず...」
メイム「まおーさま!!あーそぼ!!」
勇魔「抱き着いて!...離れないこの!...女の子から!」
勇魔(...色々と教えてもらわないと!)
言いながら少女を無理矢理引き離そうとする。
メイム「どーして?....あそばないの?」
キョトンとした表情で勇魔を見つめる少女...
勇魔「ゼェー...ハァー....君に..聞きたいことがあるんだ」
やっとの思いで少女を引き離すことに成功した勇魔は、何を聞かなければならないかを頭の中で考える。そして....
メイム「..........グスッ」
勇魔「まずは........え?」
少女に質問をしようとして気付いた.....
少女が今にも泣き出しそうな雰囲気に変わっていたのだ
さっきまであんなに元気一杯な明るい雰囲気だったにも関わらず
メイム「.......じゃないもん」
勇魔「.....え?」
メイム「メイムは『キミ』じゃないもん!まおーさま!ちゃんとメイムのことはメイムって呼んで!!」
勇魔「わわ!...分かった!分かったよ!メイム!ちゃんと呼ぶから泣かないで!ね?ね?」
メイム「グスッ.......うん」
どうにか少女を泣かせてしまうという最悪の事態は回避できたようだ...
勇魔「ふぅ...それじゃあメイム...ここは一体どこなのかな?」
自分が置かれている状況を確認するために少女に質問する。
メイム「んー?ここ?まおーじょー!!」
勇魔「いや、そうじゃなくて......えっと、国の名前分かるかな?」
メイム「ルーナ・クアージャ!!」
勇魔「........そんな国地球にあったっけ?」
勇魔は己が知る範囲の全ての外国の名前と照らし合わせるが、そんな国聞いたこともない。
勇魔(考えたくないけど....もしかしてここって地球じゃな....)
考える事に集中し過ぎて無言で考えていると...
メイム「ね!ね!まおーさま!」
勇魔「.....え、どうしたの?」
メイム「こんどのしんりゃくはいついくの?」
その可愛らしい容姿に似つかわしくない物騒な言葉が飛び出してきた
勇魔「.....侵....略?」
思わず動揺してしまう.....
少し考えれば分かることだったのかもしれない....
メイム「るーないーせをほろぼしちゃうんでしょ!さっすがまおーさま!」
目が覚めてから自分がずっと『魔王』と呼ばれていること...
メイム「メイムはなにをしたらいい?だれをぶっころせばいい?」
この空間内に満ちている独特な雰囲気から感じ取れる様々なイメージ。
恐怖・支配・征服・破壊.....
それらはどれも明るい印象の欠片もなかった....
勇魔「.......あ」
そして次の瞬間.....
..........勇魔の顔から表情が消えた
そして体も不規則に前後左右にゆっくりと揺れ始めた...
メイム「.....むー?まおーさまー?きいてるー?」
勇魔「.............」
メイム「むぅー!まおーさま!ねぇーってば!」
勇魔「........あぁ、ちゃんと聞こえてるよ」
そして不規則な体の動きが止まり、表情が戻った時には.....
勇魔の雰囲気は一転していた.....
勇魔「メイム、いつも俺の隣に側近...補佐役みたいなやついるか?」
メイム「んー?まおーさまったらねぼけてるの?いつもメイラおねーちゃんがそばにいるでしょ?」
勇魔(おそらくこの部屋で最初に出会ったあの女の事だな)
勇魔「あー...そっか、だったら......」
そして不気味な笑顔を浮かべながら....
勇魔「メイム、ここにメイラを連れてきてくれないか?俺からのお願いだ」
メイムの頭を優しく撫でながらお願いをする。
この時点で勇魔は気付いていた。
目の前のこの少女は『魔王』である自分の言う事に逆らわないことを。
そして勇魔の想像通り...
メイム「ん!わかった!メイラおねーちゃんよんでくる!」
メイムは元気よく頷き、一目散に部屋を飛び出して行った。
勇魔「あぁ、何故だろう...今俺は猛烈に気分がいい!」
勇魔「何もかも俺にとってむちゃくちゃだ!だったら....」
そう言いながら目を覚ましたあの玉座へと再び腰を掛ける。
そして高らかに宣言するのだった.....
勇魔「俺は『魔王』らしいからな。思いつく限りの破壊と征服そして支配を行い、それを存分に楽しんでやる!」
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作者への質問コーナー!
Q. 勇魔が突然変貌しましたが、あれはある種の催眠のようなものですか?
A. はい。暗示をかけられているだけですので、あくまでも意識は勇魔本人のものです。




