第1話 全ての始まりの元凶
素人の駄文ですが、少しでも多くの人に読んでいただけると幸いです。
様々な世界が出てくるのでどれがどの世界かを把握して頂けると理解しやすいです!
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魔王城最上階。そこには魔王のみが入ることができる云わば魔王専用のプライベートルームが存在する。
そこに今、魔王の呼び出しによって部下が1人、魔王の御前に膝を折り、頭を下げていた。
魔王「おい。」
魔王の配下「はい、何か御用でしょうか、魔王様。」
魔王「.........暇なんだけど」
配下「はぁ、そう言われましても.........」
魔王の突然の呼び出しに一体何事かと思えば、そんな事かと内心少し呆れる部下である。
魔王「例えば、この私よりも強い者はいないのか?私は魔王だぞ?戦ってこそが私と言えるだろう?」
配下「お言葉ですが魔王様。貴方様はこの世界において最強の御方です。あの伝説の勇者をも退けるその実力と並ぶことができる者など、もはや存在致しません。」
魔王「うむ。とてつもなく正論だな。貴様は正しい。」
ここで部下は一つ良い暇潰しの案が浮かび、魔王にそれを提案する。
配下「例えば、魔王様が自ら何かするのではなく、何かを観察・観戦などしてみてはいかがでございましょうか?」
魔王「なに?私自らはただ見ているだけだと?」
配下「はい。その通りでございます。」
魔王「貴様!この私にただ黙って見ていろというのか!?」
配下「こ、これは大変失礼いたし......」
魔王「アリだな」
配下「.............アリでしたか」
魔王「といっても今の私が征服した世界を見るのも退屈であるな。貴様、何か見ていて面白いものは何かないか?」
配下「はっ。それでしたら、やはり異世界を御覧になるのが妥当ではないでしょうか」
魔王「ほぅ、なるほどな。...........アリだな」
配下「.........アリでしたか」
魔王「では早速覗いてみるとするか」
そう言って魔王は1度、指を鳴らした。
すると大きな水晶が突然魔王の前に現れた。
配下「魔王様、こ..これは?」
魔王「うむ。これを介してこちら側からのみ一方的に別の世界を覗き見ることができる水晶だ。なかなか便利だろう?」
配下「さすが魔王様でございます!なんでもアリでごさいます!」
魔王「と言っても、どの異世界に繋がるかはランダムだがな!」
配下「.........」
魔王「オッホン!では早速覗いてみるか、貴様も見るといい」
配下「はっ。それでは私も隣で拝見させていただきます。」
~10分後~
魔王「............おい」
配下「......はい、何でございましょうか」
魔王「..........暇なんだけど」
配下「魔王様、奇遇でございますね、私もでございます。」
魔王「貴様!やはり見ているだけなど何の暇潰しにもならんわ!」
配下「お、落ち着いてください魔王様。」
魔王「....まったく、やはり私自らが.....ん?」
配下「.....如何がなさいましたか?」
魔王「おい、今とてつもなく面白いことを思いついたぞ」
配下「左様でございますか、ちなみにどのような事を?」
魔王「ただ見てるだけだからつまらんのだ。私が面白いと思える状況にすれば楽しいに決まっている」
配下「なるほど、確かにそれは面白そうでございます。」
魔王「そうだろう?そのために、まず異世界から誰でもいいから無作為に1人選ぶ」
配下「なるほど、それでその次は如何がなさるのですか?」
魔王「選んだそいつを別の異世界に転移させる」
配下「うわ、なかなかエグいことしますね魔王様」
魔王「まあまあ最後まで聞け。面白いのはここからだ」
魔王「そこでそいつにはある役目を与える」
配下「はぁ、役目にございますか?」
魔王「そうだ。しかも2つ」
配下「1人で2役ということでございますか?」
配下「.....はっ!?まさか魔王様!?その2役というのは!?」
魔王「ほぅ、気付いたか。そうだ、そいつには.........」
魔王「『勇者』と『魔王』の2役をやらせるのだよ....」
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はじめまして。遊座 音無 と申します。
不定期での更新となってしまうと思います。
できるだけ週に1回は投稿したいですね。
これからよろしくお願いします!
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