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訪雲の記  作者: 万々万々
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第9話 終幕

それぞれの國に着いた平八郎、丙吉、豪七らは、今回の事件のことを全て國の者に告げた。亡くなった者の家族は、自分の息子や、兄が無意味な死を遂げたことを深く悲しんだ。


このことは訪雲だけでなく、日本の全土に知れ渡った。主犯の人物が関所の人物だっただけに、多くの者に知られることとなった。


関所では、葉形覆三郎補佐が処刑されることとなり、その首は切り落とされた。切り落とされた首は関所前にて晒されたが、見に来る者は誰もいなかった。


日と月は、今回の事件を機に、併合することとなった。日と月があるからこそ対立が生まれ、今回の事件は起こってしまった、と皆が考えたからである。日と月は山の木々を削り、往来がしやすくなるよう道を作った。人々はそこを通り、やがて、日の者は月に、月の者は日に住む、といったこともあり、日と月は完全に一つになった。関所は不要となり、関所の人間は本土へと帰っていった。


丙吉は土木作業中、足を滑らせて山から転落して死亡した。

豪七は関所で働きたいと志願し、本土へと出て行った。それ以降は連絡がない。

そして平八郎は数年後、生き残った英雄として讃えられ、初代の国王となった。



訪雲が崩壊したのは、その何百年後かである。

今回で終わりとなります。

ご閲覧、ありがとうございました。

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