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前科ありの男が幻想入り  作者: ハヌア
幻想入り編
7/55

運命

博麗神社から紅魔館まで絶叫しながら文に連れて行ってもらい、ようやく紅魔館までたどり着いた。


「ここが・・・」

「悪魔の館、紅魔館です。」


見た目は立派な豪邸だが、どことなく不気味な雰囲気のがする。


「文ちゃん特別送迎サービスはこれにて終了です。こいしさん見つかるといいですね。」

「ああ、連れてきてくれてありがとう。」

「いいってことです。それでは私はこれで・・・」


そういうと射命丸はとてつもないスピードで行ってしまった。

ここからはひとりか・・・

霊夢の話では、門番の中国という人にさっきもらった手紙を渡して、この館の主に事情を聞けばいいんだな。


「寝てる時に悪いが・・・」


起きない・・・な。


「お~い。」

「んん?」


起きたか

しかし本当に門番なのか?寝ていたが・・・


「この手紙をこの館の主に渡してくれ。」

「ああ・・・わかりました。少しお待ちを。」


門番は館に入っていった。

恐らく彼女が霊夢が言っていた中国という人物なんだろう。



「お待たせしました、中に入っていいですよ。」

「わかった。」


立派な門をくぐり抜け、紅魔館の内部へと進む。

次に私を待っていたのは、なんとメイドだった。


「ヘンリー・カタルトフ様でございますね?私十六夜咲夜と申します。当館のメイド長として働いております。以後お見知りおきを。」

「ああ、よろしく。」

「それではお嬢様のお部屋にご案内いたします。」


その瞬間、空間が入れ替わり、もといた場所から、ここの主の部屋と思わしき部屋の前にきていた。


「今のは・・・?」

「私の時を操る能力でございます。いかがでしょうか。」

「すごいな・・・私には到底真似できないよ。」

「はい。それではお部屋にお入りくださいまし。」


扉を開け、中にいるのはどんな方なのか期待してみてみると・・・


子供?


「我が紅魔館へようこそ、人間。私が主のレミリア・スカーレットよ。あなたがヘンリー・カタルトフね。用件をいいなさい。」

「え?ああ、すまない。・・・ここに古明地こいしはいるか?」

「・・・いるわ。」


やはりここなのか。


「彼女はどこに?」

「・・・」

「なぜ黙るんだ。もしかして・・・食べたのか!」

「誰がそんな事するか!」


レミリアは咳ばらいをしてこう言った。


「あなたは運命を信じるかしら?」

「運命?・・・わからない。でも・・・信じていいと許されるなら・・・信じたい。」


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