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前科ありの男が幻想入り  作者: ハヌア
幻想入り編
13/55

外の世界の二人の少女

実際の設定の秘封倶楽部がある時間は近未来らしいですけど具体的にどんな世界観なのかわかりらなかったので現代設定にしました。

キャラの口調も少しおかしいかもしれませんけど・・・

ついでにこの作品ではマエリベリー・ハーンは幻想郷に行くと八雲紫として君臨、八雲紫は外の世界ではマエリベリー・ハーンとして君臨。

要するにコナソの子供時と大人時が別の世界で生きてるみたいな

私は仮面を被った変質者と殺し合いを演じていた。

正直、彼は私とほぼ同じ力量だ。

仮面を被った狂人と殺人を犯した狂人、他者の命を奪う者が、生を求めて殺し合う。


「しつこいぞ・・・くっ!!」


脇腹を相手が持つ包丁で切られる。血が溢れだし激痛が走る。

とても痛い。しかし痛いのは生きている証拠だ、まだ時間はある。

しかし私のような犯罪者に生を味わう暇は与えられなかった。

無言で仮面を被った男は私をもて遊ぶ、太い腕でがっちり掴んだその包丁で


「っ!・・・」


次こそ死んだ・・・と思ったが、私は生きていた。

それは神が私を救ったのか・・・死なさず罪を償わせる為なのか・・・


しばらくして目を開けた。もう奴はいない、風景も・・・ありえない、ニッポンだ。

幻想郷にこんな現代寄りの服を着た人なんていなかった。戻って・・・きた?

とりあえずすぐそばで私を見ていた少女に声を掛けた。


「あの・・・ここってニッポン?」


「そうですけど?私に何か用が?」


「いや・・・さっきから変な夢ばかり見るんだ。死んだと思ったのに生きてたりして・・・」


そしてやたら私の話を真剣に聞いてくるこの少女に今まであったことを話した。

するとまた何か真剣に考えだす。


「う~ん・・・どこかで聞いたような名前が・・・ああっそうだ!ああ・・・でも蓮子に聞かなきゃ・・・」


「どうした?」


「ああ・・・ちょっと考え事を。しばらく一緒にここで待っててくださいますか?」


「まあ・・・少しだけなら。」


「有難うございます!私マエリベリー・ハーンっていいます。よろしくお願いします。」


「ああ、よろしく。私は・・・ヘンリー・カタルトフだ。」


「素敵なお名前ですね。でも日本でその名前はちょっとアレじゃないですか?」


「それじゃあ君はどうなんだ?日本名でもあるのか?」


「考えた事ないですね・・・そうね、八雲 紫とか?」


「うん・・・いいセンスだ。」


小町に聞いた・・・八雲紫の事を。

八雲紫は幻想郷の創造に関わった偉い人とか。

境界を操るという能力ももっているらしい、もしかして同一人物?


「どうかした?」


「いや・・・」


しばらく話していると、女性が走ってきた。


「ごめんごめんメリー遅れちゃった。それでいつの間に男を口説き落としたの?」


別の少女のセリフにハーンが顔を背ける。


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