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助けを呼ばれたらすぐ助けに行くぞ! ──ぼくはホットケーキマン!

作者: バカ
掲載日:2025/12/30

けっしてお子様には読み聞かせないでください


「助けて!」


 空をとんでパトロールしてたら、どこかでそんな女の子の声が聞こえた。


「むっ? さてはまた……」


 表情をキリッとさせて、メープルシロップ色のマントをひるがえし、ぼくは助けにむかう。




「らーりるーれろー!」


 かわいい女の子にいじわるしてるのは──やっぱりアイツだ! パンケーキマンだ!


「こらーっ! パンケーキマン! そこまでだ! ぼくが来たからにはもう、悪いことはさせないぞ!」


「あっ! ホットケーキマン! また邪魔しに来やがったな? まーみむーめもー!(怒)」


 空ではパンケーキマンのガールフレンドがUFOに乗って飛びながら、楽しげに叫んだ。

「プリンちゃんもいまーす」


 プリンちゃんがUFOについてる水鉄砲を撃ってきた。

「えいっ!」


「わあっ!」


 ぼくの顔がびしょびしょだ。

 ぼくは顔が水に濡れたら、力が出なくなるんだ。

 あぁ……、もう……。どうして毎回同じことをされてしまうんだろう。


「ホットケーキマーン!」

 遠くから走ってきたバター犬が、手に持った新しいホットケーキを投げてくれた。

「新作のホットケーキだワン! 食らってみる?」


 ひゅるるるる……


 フリスビーみたいに飛んできたそれは、飛びながらどんどんおおきくなる!


 ついには60メートルの超大型巨人級のデカさになって、ぼくとドッキングした。


「げ……!」

 ぼくはいつものあのセリフを言うことができなかった。あまりにも顔が、重たすぎて──

「げああああっ!」


 ぼくは超巨大なその新しい顔の、首の後ろあたりに埋められて、そうすると、人間が食いたくてたまらなくなった。


「まったく……テメーらは……」

 背後でイケボが聞こえた。

「なんでそんなに面白ェ顔してやがんだ!」


 振り向くと、カッターナイフみたいなものを手に、立体機動装置で戦士長が飛んでくるのが見えた。


 フッ……


 このクソみてぇな世界に、どうか、平和なホットケーキを──





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― 新着の感想 ―
斬新な切り口で面白かったです! パンケーキマンは今日も空を飛ぶ?
童話っ!? 子どもに読み聞かせられない童話っ! まあ、タイトル時点でヤバげな気はしたけど、○ンパン○ンだけじゃなく○○の○人まで……………。
童話なのに子供に読み聞かせるな、とは斬新ですね。 そして作者名に知らない方が。
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