【相談室RADIO 第4回:素直になれない私】
「ねぇねぇ、今日はどんな気持ちで来てくれたの?
素直になれないあなたも、甘えベタなあなたも、ぜ~んぶ私が受け止めちゃうから♡
ほら、怖がらないで。
このラジオは、あなたの心をちょっぴり軽くするための場所なんだよ?
それに…ネメシスだって、本当はあなたのことを優しく見守ってるんだから。
さぁ、“素直になれない私”のお悩み、一緒にほぐしていこっか♪」
夕暮れ色に染まる街を背に、薄暗い相談室のマイク前に二人の声が響く。
デイジアは軽やかに笑みを浮かべて、マイクに向かって声を弾ませた。
「はいはい〜♡ 今日も“素直になれない私”の悩み、ズバッと斬っちゃうよ!」
隣のネメシスは、冷静な眼差しでじっとデイジアを見つめる。
「……甘さと計算は紙一重だ。素直じゃない態度は、時に毒となる。」
相談室のモニターには、匿名の相談者からのメッセージが映し出される。
『私は素直になれなくて、よく誤解されます。でも本当は、誰かを傷つけたくないんです。』
デイジアはクスクスと笑い、いたずらっぽく続ける。
「それね〜。ちょっと拗ねてる感じ? でもズルいよね、そういうの♡」
ネメシスは眉をひそめ、その言葉に重みを添える。
「その態度は防御だが、相手を惑わす毒にもなり得る。」
相談室の画面に、相談者の新たな言葉が映し出される。
『怖いんです。本当に素直になったら、相手に拒絶されるかもしれないという恐怖に押しつぶされそうで…。』
デイジアは少し息を吐き、柔らかい声で語りかけた。
「わかるよ、そういうのって…好きって言ったらフラれちゃうかもって、怖くて動けなくなるんだよね?」
ネメシスは眉間にしわを寄せ、冷静に答える。
「恐怖は行動を鈍らせる。しかし、その恐怖に縛られ続けることが、最大の傷となるんだ。」
『怖くて、動けない自分が嫌で、自分を責めてしまいます…』
デイジアは微笑みながらも、真剣な眼差しで言った。
「でもね、その怖さを乗り越えたら、新しい世界が見えてくるよ。怖いけど、少しずつでいいから、踏み出してみよう?」
ネメシスはうなずきながら静かに付け加えた。
「その小さな一歩が、未来を変える。」
『本当は愛されたい。でも、素直になれない私を愛してくれる人なんているのか信じられません。』
デイジアは目を細め、ゆっくりと口を開く。
「へえ、そこが本音だったんだね♡ そんなの、“私だけは絶対に離れないよ”って言ってくれる人がいればいいのよ。」
ネメシスは落ち着いた口調で続ける。
「信頼とは、双方の覚悟と選択の積み重ねによって築かれるものだ。愛は盲目的ではなく、意識的な選択の連続である。」
『そんな人がいるなら、素直になってみたい。怖いけど、一歩踏み出してみようと思います。』
デイジアの声には温かなぬくもりが宿る。
「その気持ちが一番大事だよ♡」
ネメシスは静かに締めくくった。
「勇気ある一歩が未来を切り拓く。まずは自分を信じることから始めよう。」
相談室に穏やかな空気が満ちていった。
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突然、ドアが勢いよく開いた。
「私の番組、返してよぉーーー!!」
アイリスが眉をぎゅっと寄せ、腕を組んで不満そうにマイクの前に踏み出す。
その背後では、ノエルとリリアが慌てて駆け寄ってくる。
「アイリスちゃん、落ち着いて。みんなで話せばきっと分かり合えるよ。」
ノエルは冷静に声をかけながらも、内心では楽しげな笑みを浮かべていた。
「ねぇ、アイリスちゃん。深呼吸してみて。大丈夫、私たちがついてるから。」
リリアは優しい声でなだめ、アイリスの肩をそっと叩いた。
だが、アイリスは頬を膨らませ、ぷいっと顔をそむける。
「でも……私の出番、全然ないんだもん!デイジアとネメシスばっかりズルい!」
ユミナは紅茶を啜りながら、遠くから呟く。
「……あら? 何か騒ぎが起きてるみたいね。これは面白くなってきたわ。」
デイジアはいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「おやおや、嫉妬しちゃったのかな〜? そんなに私たちと絡みたいなら、次の回はアイリスMCにしてあげようか♡」
ネメシスはため息をつき、冷静に告げた。
「……次回、“素直になれない私”の続編は不要だな。“暴走する私”として新テーマに変更すべきか。」
アイリスは「違う!!」と叫び、テーブルをバンと叩く。
その瞬間、ルシファー総監督の声が天井スピーカーから響き渡る。
「全員、落ち着け。この混沌すらも台本通りだ……エンディングに入るぞ。」
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エンディングトーク
- デイジア「じゃ、今回はここまで〜♡ 次はアイリスちゃんが大暴れする番だね!」
- ネメシス「……未来が少し怖いが、楽しみにしていよう。」
- アイリス「ぜ、絶対に返してもらうからっ!私のラジオ…!」
アイリス(頬を赤らめて腕組み、ぷいっとそっぽを向きながら)
「……もう……ほんと悔しいよ。
今回だって、デイジアとネメシスばっかり目立ってて、私の出番なんてほんの少しだけ……」
でも、ふっと視線をこちらに戻して、瞳に強い光を宿す。
「次は絶対に、私が主役だからね!
第5回は……私のラジオにしてみせるんだから!ジェイド様、見ててよ?」
やがてアイリスは少し笑顔を見せ、
マイクに向かって優しい声で続ける。
「ここまで聞いてくれて、ありがとう…♡
次回は、もっともっと私の声を届けるから……楽しみにしててね。」
「悔しい……けど、この気持ちをバネにするのが私の流儀だから。
第5回は、ぜったいに私のラジオにする!デイジアにもネメシスにも負けない、私だけの空間にしてみせるから。
……だから、次もちゃんと聴きに来てね?」




