【第1回】アイリス相談室──「あなたの声が、わたしの力になるから」
ようこそ、第1回《アイリス相談室》へ。
昨日の“階段の下”から、一歩だけ前に──
今日から、いよいよ本格運用が始まります。
あなたのお悩み、ここに預けてみませんか?
初回は、ちょっとだけ「はじめての一歩」にふさわしい相談を、アイリスが受け止めます。
静かな部屋の中、アイリスは机の上に手を添え、少しだけ緊張した様子で息を整える)
「……えへへ。
今日が、“ほんとの”はじまりの日、なんですよね」
「昨日は、たくさんのあたたかい声をかけていただいて……
本当に、ありがとうございました」
「だから今日は、ちゃんと“お返し”したいんです。
わたし、ちゃんと“誰かの力”になりたくて──」
(アイリスは、小さな封筒をそっと開き、そこに綴られた“相談内容”を読み上げる)
ご相談:読者ネーム『リリィさん』より
「新しいことに挑戦したいのに、いつも“怖さ”が勝ってしまいます。
周りの人はできてるのに、わたしだけ……って、情けなくなって。
アイリスちゃんは、どうしてそんなに勇気があるの?」
「…………」
(アイリスは、すこしだけ目を伏せて──そして、やさしく語り出す)
「わたしも、最初は怖かったんです。
相談室を開くって言われたとき、“そんなの、わたしにできるの……?”って」
「でも──」
「ひとりだけでもいい。“あなたの声”を受け止めたいって、そう思ったんです。
誰かの言葉が、わたしの背中を押してくれたから──
今、ここに立ててるんです」
「だから、リリィさん。
こわがりでも、ゆっくりでも、大丈夫。
あなたの“やりたい”って気持ちは、ちゃんと本物なんです」
(彼女は胸に手をあてて、まっすぐにカメラを見つめる)
「わたしでよければ……一緒に、その一歩、踏み出してみませんか?」
クロノス(構造管理)
「“恐れ”は否定すべきものではない。
それは君が“真剣に考えている証”だ。恐れた分だけ、前進の価値も増す」
ノエル(構造読者代表)
「比較ではなく、歩幅を見よう。君の一歩は、他人の十歩に勝る日もあるんだ」
ユミナ(感情演出)
「“できない”って思ったとき、そっと手を添えてくれる誰かがいる──
その存在が、人を“できる”に変えてくれるのよ?」
司(熱血応援)
「お前はもう“踏み出した”んだよ、この相談を送った時点でな!」
リリア(共感)
「うん、わたしも……怖がりなとこ、いっぱいあるよ。
でも、アイリスちゃんの声に……わたしも勇気、もらえた気がする……」
(アイリスはふっと微笑み、小さく頷いた)
「リリィさん。あなたが“迷ってる自分”も、“進みたい自分”も、どちらも大切にして──
焦らなくても、大丈夫ですからね?」
「この相談室は、いつでも、ここにあります。
また、お便り……待ってます」
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございました。
本日は《アイリス相談室》第1回──
記念すべき、最初の扉が開かれた日です。
この企画は、メリトクラシア国内の“とある特別区域”で運営される、
国家非公式の心の交流空間《相談室》を舞台としています。
試験制度や階級社会に縛られた日々の中で、
誰かにそっと話を聞いてほしい──
そんな願いが、ここでは何よりも大切にされています。
この場に立つのは、ひとりの少女・アイリス。
彼女が皆さまの言葉を受け止め、心を込めて応えていきます。
そしてこの《相談室》は──
日曜と水曜の週2回、定期開催されることとなりました。
日曜は、未来に向かって気持ちを整える“出発の相談室”。
水曜は、週の折り返しに寄り添う“癒しの相談室”。
どちらも、物語の裏側で静かに紡がれる、もう一つの物語です。
……そして。
この“相談室”はメリトクラシアという異世界に存在しながらも、
実は──現実世界にいるあなたとも、確かにつながっています。
だからこそ、お願いさせてください。
現実世界からのお便り、お待ちしております。
#アイリス相談室 タグ、またはコメント欄まで、
あなたの声を──どうか、わたしたちに届けてくださいね。
それではまた、水曜の夜に。
ごきげんよう、メリトクラシアより──




