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百十三話「始まりの終わりPHASE-2」

前回のあらすじ


紅月、ルルカ、ウミ達は来たる4日後に向けて対"バアル・ゼブブ戦に向けて着々と準備を進めていた。そんな中魔法国の魔法師団が侵攻ルート上にて交戦を開始、しかし結果は惨敗であり。今"バアル・ゼブブ"の強大さが各陣営の緊張を掻き立てて行っていた。


一方。ケルスト、サイモンのギルマス、エズは"バアル・ゼブブ"に向けて国としての立場で協定関係を結ぼうとしていた。






 ──???・時間不明──




 「やっぱり君はすごいよ。」


 「……そんなに凄くはない。私は、長く生き過ぎてしまった、彼女の切望がこの体を作ったのか、それとも神が私に課した呪いなのかわからなくなるほどに。」


 「でも君はそれを可能にするだけの権利がある、義務もある、そして希望がある。だからこんなことを言うのは酷だけど、僕のためにいつもの自分を演じててくれ、」


 「───言われなくても、そうするつもり……あの時から決めたんだから。私はこの世界最大最恐の裏切り者になるってことをね。」


 「やっぱり、すごいよ。」


 「………もうすぐ貴方は消えることになる。そこに存在するのは新しい貴方、でもそれはきっと狂ってしまう。誰かのいっときだけしか使えない奇跡と違って私のはただの劣化………彼女とは違うの。」


 「それでも僕は了承した、そして決めた。大丈夫、きっとうまくいくよ。」


 「────私が知ってる知り合いも、貴方がいなくなればあのババアになる。寂しくなるな、」


 「僕たちは、数が……少なかった。だから、、」


 「────さようなら。貴方に勇者の加護がありますように………」


 「──────。」




 ──練鉱国ゲレーム・本城──




 廊下を少し早歩きして向かっていると、ヒソヒソと話し声が聞こえる。無論妾の悪口とかそういうのではない、だがその内容は妾が今少し焦っている原因の一つでもあった。


 「ねぇ、聞いた話なんだけど魔法国の魔法師団の半数が壊滅したらしいって?」


 「魔法師団って?」


 「えーと、私たちでいう正規軍のエリート的なやつ。」


 「本当か…?」


 「らしい。でもそうするとエズ様はどうするつもりなんだろう、今回の件には少し乗り気らしいし。」


 「どうするって、従うだけだろ。」


 「そうなんだけど。あ、信用してないとかじゃなくて普通に不安なんなんだよね、今回の戦い他陣営との合同総力戦って聞いてるけど、うまく行くのかなって。」


 「あー、確かに……」


彼奴等の話し声が聞こえなくなるその時まで妾はその内容に耳を傾けていた。今や魔法国の魔法師団の半壊は周辺国家ならず、世界で有名となっている。大国家のお抱え精鋭部隊がダメになったと聞けば驚かないものはいない。それは妾も同じだった。ゆえに、それがどうとかではなく。そのことがあった上で妾はどうするべきかというところに今一番頭を働かせている。


 [エズ様、もうすぐミーティングのお時間です。]


 (………)


セットしていた5分前タイマーが静かに振動し、真っ暗な多機能型腕時計にそう文字が浮かび上がる。同時に妾に若干の焦燥感を与える。



 その甲斐あってか、妾の到着は早かった。自身の執務室に入り待ち構えていた紅月とナズナに軽い挨拶をしたあと椅子に座り、プレイヤー特有の限定チャットルームに入室した。そして間も無くしてミーティング"対バアル・ゼブブ特殊会議"が開かれた、軽い挨拶を交えて互いの準備完了をアイコンタクトで行った後、話は始まった。


 「まずは自己紹介からですね。」


聖帝国インディアリア所属である、大天使が仕切り始める。この場に集まっているのは3人の代表者、互いに面識はないがリストは読んでいるので無駄な把握時間などは設けないほうが本来はいいのだろうが、まぁこの場合は社交辞令だろうっと妾は納得した。


 「こちら聖帝国インディアリアの三代派閥、聖調聖天の代表を務めています。プレイヤーネーム"ケルスト"です本会議に参加できたことを嬉しく思っています。」


なんともキザっぽい言い方だが、その様子から真剣さが確かに伺える。だがプレイヤーというところから、その国の代表というよりかは外交関係の際に代表に抜擢される役目を担っていることは想像に難くない。それこそ聖帝国は魔法国ほどではないにしろ歴史が長い、信仰を重んじている国ならばどんなに頑張ってもその地位が限界であるのだろう。


 「こっちは、最初の町サイモン冒険者ギルドのギルドマスターをしている。プレイヤーネーム"ペルシド"だ、気軽にギルマスとでも呼んでくれ。」


ダンディーな姿、声、性格をしたギルドマスター。最初の町のサイモンは確か冒険者ギルドの前身にあたる組織があったはず、今でこそ広い地域に展開を見せる冒険者ギルドであるが、本部とはまた別でここが代表として出ると言うことはそういうこともあるんだろうっと妾は納得する。


 「妾は練鉱国ゲレームの女王。プレイヤーネーム"エズ"じゃ。敬語はいらぬ、今はそんなのに気を回している暇ではないからな。」


妾も軽く自己紹介。ようやくここから話の本題に入ることになる


 「──さて、現状気になっていることが多いと存じ上げます。ですのでここで全員の目的を共通のものにするために、私から概要を説明しましょう。」


概要と言わず、それは今まであらすじ解説のようなものであった。時間はないがそれぞれ初対面の各代表たち、最低限の説明は必要でなくてはいけないと言うことか。


 (全く……)


 「現在我々は、魔法国に進行中の超巨大対国要塞、通称"バアル・ゼブブ"の撃破を目標としています。そしてここに集まっている私を含めて三方は戦力の提供に同意したいわば連合軍となります。それぞれ選出する戦力比についてはご自由にお任せします、なにしろキューピッチで進めている作戦ですから。」


なんとも良心的な連合軍だなっと皮肉を言いたくなる。大体の戦力は冒険者ギルドから提供されるであろうため、妾たちはそのお手伝いくらいしか今回はできない。


NPCとプレイヤーの集まりではアリとゾウとの戦力差がある。だがその差を限りなく埋めるためにするべきことは、こんな変な事前説明ではなく。


 「それは、わかってる。問題は作戦をどうするかだ。」


ペルシドが堂々とした態度で物申す。ケルストはその意見に深く頷き、また話を始める。


 「では、ブリーフィングを始めます。」


マップが横に表示され、妾たちの互いに映る顔の画面が消去される。そして数秒経てばものの見事な作戦情報が映し出されたマップに埋まっていく。


 「"バアル・ゼブブ"は魔法国に向けて進行中、私たちは第三防衛ラインを制作し、この対象の足止めしつつ攻撃、撃破を目指します。すでに私の部下とプレイヤーたちが第一防衛ライン構築を終えています。残り二つも2日以内に設計が終わる算段です。」


 「足が速い奴が建築上手で助かったって感じだな。」


 「本作戦は限られた時間、つまりあと3日以内に"バアル・ゼブブ"を止めなくてはなりません。そして肝心の本体の戦闘能力について、こちらで調べたところ。無数の生物寄生ユニットを保有し、その数はほぼ無限。寄生された生物は例外なく"バアル・ゼブブ"に付き従い敵対するものを攻撃します。ただしプレイヤーの場合は寄生などはされずそのまま死亡扱いになります。」


写真付きの大軍勢と移動しておる"バアル・ゼブブ"の姿はまさしくこのケルストが命名した蟲の王を象徴するかのようである、そして同時にサンドワームの件で明らかになっていなかったあのバッテン印の状態が今になって発覚。

こんな予想はしていなかったが、考察する瞬間も調べる時間もないので今は黙っておこう。


 「そしてもう一点、"バアル・ゼブブ"はその構造の至る所に近代兵器を模した攻迎撃用の装備を兼ね備えており、最大の特徴は極黒閃光と呼ばれるものです。威力は判明していませんが、見ればわかります、当たれば即死でしょう。」


 「すっごい適当な説明だったな今の…!」


 「まぁ見てわかるに越したことはないが、ひどいなぁ。」


 「別になんでも良いでしょうっ!」


妾たちの一言コメントに一瞬クワッとしながらケルストが前屈みで怒る。妾はこの時意外とこやつ面白いなっと思った。


 「射程距離、クールタイム、威力全てにおいてブラックボックスですが。これが限界です。」


 「…………」


 「間違いなく難航不落じゃのう。」


妾がそういえばケルストはだんまりした状態、確かに本人の言うとおり全てにおいてブラックボックスでもはや見当もつかない相手ではあるが、何も勝てないわけではない……はず。


 「ベストを尽くすしかないってことか。仕方ねぇ、乗りかかった船を降りたらそこは海だ。全員でなんとかして陸まで行かないとな!」


 「何を言っているかわかりませんが、そう言うことです。これは私たちプレイヤーが行わなくてはならないこと、いえ正確には世界が対処しなくてはならない課題。必ずやり遂げなければいけない試練なのです、」


 「そうじゃな、こんな奴に世界を滅ぼされるのはたくさんじゃ。」


ブリーフィングがフィーリングを織り交ぜた演説みたいになっていくが誰も気にしない。プレイヤーとはノリと勢いが大事なのだと妾はよーく知っておる。 


 「まとめます。目標は三つの防衛ライン内で"バアル・ゼブブを撃破、または完全停止です。いかなる手を持っても止めなくてはなりません。」


 「ちなみに、その防衛ラインすぎてしまったらの仮定に一言。一応、こっちで最終プランの最終プランを用意しておいた、リスクはあるけどな、」


 「どんなものですか?」


 「全知の魔女様こと、ルルカが凝縮し切った魔力を一つのエネルギー体として再形成、理屈はよくわからないんだがとにかくその最後の一撃で落とすって寸法だ。」


ルルカを知らぬものはこの場にいないためか、全員この意見を否定するものはいなかった。ルルカの強さを知っている妾もこれには異論は出なかった、しかし一番問題なのは本人が発射しなければいけないということ、それつまり。


 「───だからで悪いが、ルルカは最前線に呼べない。最後の保険だからな、ちなみに本人的には"やったことないから、どんな結果になるかわからない"そうだ、」


 「なるほど、かなりの戦力ダウンではありますが。保険としては最適ですね、」


 (妾はその威力のほどが度を過ぎていないといいなぁとは思うんじゃがな。)


誤って大陸の山々を消し飛ばしたとかいう変な逸話も聞いたことあるので、ルルカの最大出力なんてものは見たいけど受けたくないみたいな複雑な心情になる。


 「だが、A〜SSSの空いている奴らをすでに招集している。しっかりと真面目な奴らが多いから背中は安心して良いぜ、」


 「……私の方は聖調聖天の天使達を。機動力があるため、対空戦闘向きだと。」


 「妾の方は正規軍を派遣する。なるべく足を早くするつもりじゃが、如何せん距離が距離のせいで到着は安定しない。」


 「仕方ありませんね。」


ケルストが、落ち着いた様子で語る。そもそもゲレームとの距離的に半日そこらでいけたら苦労はせんのだがっというのが本音。しかし妾にもできることくらいはあるだろう。


 「あ、そういえばアイツはどうした?!鉄血の死神は!ルルカの話じゃゲレームにいるって聞いてるが、」


 「いるとも。じゃがあやつは今新型装備を制作している、今回の作戦に必要だと言ってな。」


 「っそうかよ。まぁ死神様も装備がないと……なぁ?」


おっとまずい。っと妾が思った次の瞬間、隣にいる紅月からメッセージが飛んできた、オートマタ専用回線などではだから見たらバレはしないが


 (1発殴らせろ。)


 (殴るのはあのデカブツで十分じゃろ!)


なんとも表立っていえないような一文。紅月が単純というわけではないがどうにも煽り耐性が低く、その面を暴力で解決しようとする癖がたまに見えるため、こまめの抑制は周りがしなくてはならない。にしたってルルカがいればそんなことないんじゃろうがなぁ…


 「じゃが、本人曰く戦いには間に合わせるようにするらしい。」


 「…でしたら頼もしいですね。」


ケルストがありきたりな言葉を述べる、しかし妾は違和感を覚えた。こやつがなぜだか紅月の能力をすでに見終えているような風に言っていたからだ、正直知りたいような気もするが話が終わりかけのところで始める話題でもない。


 「こんなもんか。一応うちが最大戦力に当たる……まぁ冒険者ギルドなんてプレイヤーの墓場みたいなもんだからな──」


 (ひどい形容じゃのう。)


 「任せろってわけじゃないが、今回はよろしく頼むぜ、お二人さん。」


 「もちろん、世界を世界を救わなくていけませんから。」


 「右に同じくじゃな。」


まぁ心の底から思っているかは別として。


 「よし、ブリーフィングはこんなところだな。こまめにグループチャットを通じて情報共有、ホウレンソウを忘れずにな!」


そう言いペルシドは画面から姿を消した。肩をゆっくりと下ろした妾は落ち着いた様子でその画面閉じようとすると


 「あ、紅月さんいますか?そこに。」


ケルストは妾ではなく紅月の名前を呼ぶ。画面に映る姿は妾だけだったため完全に当てずっぽうで言っているようだった、呼ばれた紅月は妾とアイコンタクトした後、その画面に映るように顔をカメラに近づけた。


 「何か用ですか?」


 「………実は、」


ケルストはその後自分の所属と、紅月の友であるフライと呼ばれるプレイヤーとの関係、そしてその本人が今行方不明になっていることを伝えた。


 「………」


話を聞いた紅月は黙ったままだ。驚きもしない、一周回って本人じゃないような空気感だ。


 「おそらく、極黒閃光でやられたのでしょう。しかしリスポーンの気配がないということは死んではいないはずです。今はたったそれだけをお伝えしたかった。」


 「…………ありがとう。あぁ、多分フライは死なないそんなんで死ぬような奴じゃないからな。」


 「────、たしかにそうですね。では、私もやることがありますのでこの辺で。」


ケルスト少し驚き、落ち着き、そして通信を閉じた。妾は紅月の心情が気になり、顔を彼に向ける。


 「紅月、大丈夫か?」


 「……大丈夫だ。ただ、今回の戦いが一筋縄では行かないことと、それと絶対にアイツを破壊してやらないといけないこと、その二つがわかった。」


冷静なフリをしているがどこか怒りが内にあるような瞳で遠くを見据えている。紅月も死神となんやら言われてはいるが人並みに悲しむ心はあり、それが彼にとってはとても大きなものであることを妾は知っている。もっと良い言葉をかけてやればよかったと、今一個前のセリフに少しの後悔が残る。


 「そういえばエズ、聞いておきたいことがある。なんで今回の作戦お前は参加するようになったんだ?」


 「む………?」


突然切り替わった本人の質問に一瞬反応が遅れる、だが今は理解している。


 「ゲレームは魔法国を助けるとは思えない。ってことと、今回の作戦…さっきも言ってたが正直ゲレームにできることは少ない。だからどうしてかなって思った、」


 「………簡単じゃよ。言ったであろう、憎しみだけで解決できぬことがあることを……まぁそれは表向きなんじゃがな。いや、半分本音でもあるか、」


 「どっちだよ…」


 「いやぁ、個人的な意見など滅多に言わぬからか、妾もたまにわからなくなるんじゃ。っとそうじゃない質問の答えをば。まぁ簡単に言って今の妾達の立場よくない、」


 「よくない……か?」


 「よくないぞー、何せあの"バアル・ゼブブ"とかいう機械の化け物おるじゃろ。普通の間抜けなら機械と言えばゲレームで妾達がやったのではないかと繋がってしまう。加えて、妾達は狩猟祭を行った、お陰でサンドワームはほぼいなく暴れ回るモンスターが極端に少ない故に───」


 「ゲレームがこの事件の真犯人って言われるわけか。」


 「そういうことじゃ、まぁあのケルストとかいうやつは五分五分じゃったが、ギルマスの方は正直妾を試している目はあったな。で、そんな傍迷惑な輩達を黙らせる方法が一つ妾達は自身であれを破壊してしまえば良いんじゃよ、しかも大手柄を挙げてな!!」


 「大手柄って?」


紅月は変なところで鈍感じゃ、まぁ疑問は最も妾達は距離があるためにろくに貢献できない。下手をすればより疑いが強まるばかりじゃ、じゃがそれを打開する方法はたった一つでありその存在が目の前にいる。


 「…………(ジー。)」


 「…………」


 「……………(ジーーーー。)」


 「────まさか、」


 「そう、そのまさかじゃ。」


紅月は察したようじゃ。そう、妾達の最高戦力である紅月こやつがあの"バアル・ゼブブ"を倒してしまえば、魔法国の連中は妾達に足を向けて寝れなくなり、加えて妾達は戦いの最大功績者として人々に名前を刻むことになる。これこそが今回妾がこの戦いに参加した大きな理由である。


 「──────はぁ、ほんと。お前あんまり好きじゃない、」


 「すまんの、じゃが友人を救うと思って頼むッ!!」


妾は90度礼をして紅月に渾身のお願い戦法を使う。部屋にいたナズナはなぜか空気を読んで妾の隣に移り同じようにする。


 「私からも、お願いします!」


 「あー!もうナズナさんまで、良いよわかったやれば良いんだろ!!やってやるよ!」


紅月は嘆くようにして、その場を急いで出て行った。責任感が重要だと知ったのならあやつは真っ先に仕事に取り掛かる。相変わらず妾は算段がうまい、将来は大賢者でも名乗ってみようかと心の中で一人少しの野望を内に貯めるのであった。

『topic』


ケルストがバアル・ゼブブと名付けた理由はなんかそれっぽかったから。っとだいぶあっさりしている(第一仮称なので、本人はかなり適当)


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