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黒の書  作者: 黄坂美々
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6/13

残酷なこの世界の中で

小さき声はかき消され

雑踏の中ひとりきり

力の限り愛を叫んでも 

見向きもされない

まるで何もなかったように 

人は過ぎてゆく


愛の言葉は風にとけ

残酷な世界はまわり続ける



悲痛な叫びをあげようと 

命の灯火消えようと

注がれるのは冷たい視線

自分で選んだのだから

まるで当然の報いのように 

人は過ぎてゆく


愛の炎は吹き消され 

残酷な人々は歩き続ける





セクシャルマイノリティへの偏見や差別はまだまだあります。

そういう方々のことを考えて書いた詩です。

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