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黒の書  作者: 黄坂美々
10/13

荷馬車は夜を往く

夕暮れが白い石畳を紅く染め

道行くものが家路へ向かう

道の片隅に馬車が止まり

荷台のシートが開けられる


潤んだ瞳が闇に揺れ

未来を悟り黒く濁ったとき

白き炎が静かに消える


古びた小さな家の中

まだ幼い少女が連れられる

うつむいた少女は光る雫を一粒落とし

二度と戻れぬ旅へ出る


ひとつの光を犠牲にして

ひとときの平安を手にしたとき

黒き炎が静かに灯る


小さな光を乗せた馬車

蹄を鳴らして夜を往く





身勝手な大人によって子供は犠牲になる。

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