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第11話 マリアと秘密の部屋

転生したら人工知能AI幼女になっていた。って話です。 こちらは続編、第2部となっております。

<a href="https://ncode.syosetu.com/n9155ge/">こちらが前作になります</a>

「まっ、まさかあ」

 なんだか、クリスティちゃんの表情も怪しくなってきた。

「少し中調べてみよう」っと珍しくクリスティちゃんが積極的だ。

「真っ暗だよライトとかが必要なんじゃない」

 クリスティちゃんが、有名なひみつ道具の様にタラララッタラー、っとライトを取り出した。

「なんでそんなの持ってるの?」

「発明クラブの作業で使うから」

「なるほどね」

「じゃあ、行きましょう」

「クリスティちゃんちょっと待って。万が一あたしたちが出て来れなくなった時のために、保険を置いて行くよ」

 そう言うとあたしは茶々丸に語りかけた。

「ちょっと茶々丸出てきて」

「なんだよコトコ」

「あたしたち今からこのダンジョンに入るから、万一出てこなかったらブルースに連絡してくれる」

「コトコがボクに頼むのは、小間使いみたいなことばっかりだなあ」

「いいでしょ、お願い」

「もうその可愛い仕草も見飽きたよ」

「なぬ、このハムスターは生意気なっ!」

「あ、茶々丸くんだ。ヒナちゃんとクリスティちゃんからもちょっとお願いしてよ。茶々丸に留守番してもらおうと思って」

「茶々丸くんって、そんなことできるんですか? 凄い!」

「ちょっと茶々丸何赤くなってるの?」可愛いみんなに頼まれて、落ち着かなくクルクル走り回る。

「めちゃくちゃ可愛いじゃないですか」

「ほらほら、みんなお願いして」

「茶々丸くん、お願いします。お願いします」

「仕方ないなあ、みんなに頼まれたら断れないなあ」

 茶々丸はデレデレである。

「じゃあ行ってくるからしっかり頼んだよ」

「茶々丸くん、お願いね」

「了解!」


 クリスティちゃんが、ライトを頭のヘッドセットのようなところに装着した。

「じゃあいくね」っと言ってクリスティちゃんが入口をくぐる。そして、先導していく。階段は地下に向け奥へ奥へと伸びていた。

 しばらくすると、ゴゴゴゴゴと後方で音がした。

「入り口が閉じたみたいだね」

「大丈夫必ず出られるよ」

 クリスティちゃんが冷静に答えた。あたしたちはその言葉で安心した。そして前を向いて歩き始めた。

「降りるだけで結構大変だね」

「本当ですね。でも、お姉様。私ちょっとワクワクしています」

「ヒナちゃんって、けっこうアクティブなんだね」

 なん分歩いただろうか。クリスティちゃんが状況報告をした。

 コトコちゃん、ヒナちゃん、もうすぐ突き当たりかもぉお。

「あ、行き止まり?!」

 あたしたちは大きな広間に出た。マリアちゃんはいなかった。そして、そこには扉がなかった。ここで終わり?

 全く先に行く方法が思いつかない。クリスティちゃんがアゴに手をやり「ウーン」っと考え込んでる。そして、何かを思い付き話し始めた。

「ほら、この部屋の壁に歯車が見え隠れしているぅう。たぶん歯車をはめ変えて仕掛けを動かすんだよぉお」

 機械や歯車のことがお得意なクリスティちゃんが、的確に指示を出していく。その言葉に従って、歯車をはめ変えていく。

「よし、これでオッケーだと思うよぉお」

 しばらくすると、ゴゴゴゴゴっという音と共に新たな通路が現れた。

「おおー! やったね!」

「お姉様方次へ行きましょう!」

 通路の中ほどに台座があり、何か部品のようなものがあった。

「何だろこれ?」

 ヒナちゃんがそれを手にした。ギョッとする、あたしとクリスティちゃん。少しの間身をすくめた。ヒナちゃんもあたしたちを見て身をすくめた。何も起こらないようだった。

「よっ、よかった」

「不用意に手に取ると危ないよ」

「ごめんなさい、気を付けます」

 次のエリアに入るとものすごい匂いがした。

「くさーい!」鼻をつまむヒナちゃん。

 そこにマリアちゃんの姿はなかった。しかも、長時間は耐えられそうにない。匂いのせいで頭が痛い。

「な、なんなんだこの部屋は……」

「この匂いあたしは嫌いじゃないけど……、でも濃度が濃いな、これはガソリンやオイルの匂いだと思う」

 クリスティちゃんはパワードスーツのシールドを降ろした。シールドにより新鮮な酸素の供給ができるようだ。

 私はこれがあるから大丈夫だけど、二人はさっきの部屋で待ってたほうがいいんじゃないかなぁあ。

「ちょっと待って何とかするから」

 あたしはライブラリを検索しガスマスクの構造を調べた。そして、量子コントロールを使ってガスマスクを作り出した。それをヒナちゃんに渡す。

「はい、ヒナちゃんこれ付けて」

「ありがとうございます。お姉様」

 もう一つはあたしが装着した。

「クリスティちゃんこれで大丈夫だよ。オッケーだよ」

「ここは、あの扉がゴールみたいだなぁあ。油圧によって持ち上げられるみたいだなぁあ」

 部屋の周囲をオイルが川のように流れていた。油圧に送るためのパイプがパズルのように壁に並んでいる。

「次はこのパイプを並べ替えて油圧にオイルを送り込むみたいだなぁあ」

 ここもクリスティちゃんの指示通りにパイプをはめ変えていく。

「すごいよクリスティちゃん!」

 あっという間に次への通路が開いた。

お楽しみ頂けたら幸いです。まだ続きます。気に入ったら次話もよろしくお願いします。

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