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心霊コレクター  作者: 呼霊丸
学校の怪
14/46

25年前の体育館での出来事

少し昔話が入ります

あれは約25年前、私が中学の時でした


先生が幕を上げ下げするレバーを忘れたので体育館へ取りに行って欲しいと頼まれ


私1人で体育館へ行きました、授業を終えた放課後で、


その日は不思議と部活動もなく、誰も居ませんでした


体育館は非常に古く、どこか気味悪さを感じていたことを覚えています


誰も居ない体育館の舞台裏は、中学の時の私では流石に少し怖かったですね


レバーは小さな台の上に置かれ、すぐに分かりました


私はそれを取りすぐにこの薄気味悪い場所から離れようとしました


すると舞台へ上がる階段の横に扉があり、その扉が少し開いているのは視界に入りました


そのまま無視をして帰ればよかったのですが


なぜか妙に気になりまして


恐る恐る扉の方へ行き、中を覗いてみたのです


扉の向こうは、地下へ降りる階段でした


階段は古く、歩く度にギィギィと音が鳴るくらいです


地下ではありましたが、外に通じる小さな細長い窓がいくつもあり、ガラスは汚れでスリガラスの


ようでしたが、照明が無くても見渡すのには十分な明るさでした


中は授業に使っている机や椅子が大量にあり、階段のそばには会議用の折り畳みのテーブルがありました


完全な倉庫です


倉庫は長年掃除をしていないのか埃が積もっており


階段のすぐ下には会議用のテーブルを出し入れした時の足跡がいくつもありました


複数の足跡の中に、奥へ向かう足跡が1つだけありました


不思議に思い足跡の奥を見てみると机の上に何かが置いてあるのが見えました


気になったので足跡の方へ歩いてみると


机の上に蝙蝠の死骸が6体ほどキレイに並べられ、その頭の方に蝋燭の燃えた跡がありました


その時は怖いというより「なんだろう?」と言う思考の方が強く、少し眺めていたと記憶しています


すると舞台の方から足音が聞こえてきたのです


それは舞台から階段を降り、こちらへ向かっているのが分かりました


その時は勝手に入って見つかれば怒られる程度にしか思ってなく


来た道を戻るのではなく、窓から逃げる方法を考えました


すると、1つの窓に鍵がかかってい居ない場所があり


急いで机を登り窓を開け外にでました、その時には階段を降りるギィギィという音が聞こえてきてました


窓を閉める際、ふと目に入ってきたのが、埃が積もっている机に自分と別の足跡があったことです


外に出ると、植え込みがあり、その脇には駐車場、そしてすぐに細い道路となっており


外部からすぐに侵入できる作りで今では考えられないかもしれません


その日はそのまま帰ってしまい、土曜日だったので月曜日に先生に怒られましたよ


そして先生と体育館の地下へ行くと机も無く蝙蝠の死骸は消えてました


ただ、足跡の部分は何者が箒のようなもので履いた跡だけが残っていました


古い体育館は現在も残っております、ただ、外部から見えないように高い塀と門が作られています

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