プロローグ
いや、他のもちゃんと投稿しますよ?ただ行き当たりばったりだったんで他の連載もしっかりストーリーをある程度完成させてから書き始めます。
もし見てくれている人がいるならば期待せずにお待ちください。
ジャランと重々しい音をたてながら鎖が2本天井から垂れている。
その先に繋がれているのは金髪碧眼の中性的な顔立ちをした少年だった。
その美しい顔は少しやつれ、暗くうつむいていた。
かつんかつんと何者かがこの牢獄へ近付いてくる音が聞こえる。
少年は顔を起こしそちらへ反抗的な目を向ける。
「 」
牢獄までやって来た何者かが少年を嘲笑うかのように話しかける。
しかし何も言わずただ己を睨み付ける少年を見ると詰まらなそうにしながら元来た道を引き返す。
鎖に繋がれた少年は先程と変わらない格好をしているがその目には先程まではなかった強い意志の炎が燃えていた。
かつんかつんとまた牢獄へ近づく足音が聞こえてくる。
少年はそちらに目をやると驚いたかのように目を丸める。
思わぬ来訪者に驚いたもののその者の話を聞き、少年は今度は明らかにその口元を吊り上げた。
少年の顔を先程まで覆っていた暗さはもうない。
鎖がまた派手な音を出した。
少しというかかなり短い気もしますが区切りがいいので取り敢えずここまで書きました。
次回から少しずつ長くしていくつもりです。
短い分間隔を開けずに書けたらいいなぁとは思っています。