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あなたを愛してる  作者: xjw
4/14

考えなおすと

 なんか、いい加減、くたびれてきたな…。

 僕は、彩乃のことが、面倒になってきていた。

「おはよう!」

 朝、明るい顔で、彩乃があいさつしてきた。

「おはよう」


 放課後。

 彩乃が、明らかに無理しているのがわかるくらい、明るくふるまう。

 それから数時間…。

 急に、彩乃が疲れた表情で言った。

「もう、私のこと、嫌いなんでしょ?」

「そんなことないけど…」

「いいのよ、もう…。さよなら」

 彩乃が、振り向かずもせずに、帰っていった。

「ついに嫌われちゃったか…」

 僕も反対側に歩きはじめた。


 深夜、ベッドの中で。

 僕は起きたまま、天井を眺めていた。

 あんなに彩乃のこと、憧れてたのに、なんでこんなことになっちゃったんだろう?

 僕は、自分が失ったものを考えていた。

 でも、…彼女は、自然に僕のことを好きになったわけじゃないんだ。

 これでよかったのかもしれない…。


 気がつくと朝になっていた。


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