【第一話〜全ての始まり〜】
第一話投稿します
この話から2人の物語は動き出します
ぜひ、読んでいって下さい
熱がこもってしまっている体育館での朝会はかなり辛い。朝、空の特別超スパルタ授業を受けた、受けていない関係なしでだ。
もちろん今日も空に勉強を教えてもらっていた俺は熱気と睡魔に必死に耐えていた。
「…であるからして…」
今日も校長の話は長い。あまりにも暇になった俺は退屈しのぎに近くの空に話しかけた。
「今日もあのハゲは話が長いな〜」
「あ、あぁだが、あのハゲ校長もか、髪が無い事を気にしているのだからハゲ、ハゲ言ったらか、可哀想だぞ…ハァハァ…」
(俺よりハゲって言いまくりだよ…)
空は校長を俺よりきつく罵倒してはいるものの、額に脂汗をかなり浮かべ、明らかに顔色が悪かった。
「空、どした?大丈夫か?何か顔色すごいぞ。」
「質問ばかりだな。ちょっとくらくらしているだけだ。あまり気にするな。」
「いやいやくらくらってやばいんじゃないのか?保健室行った方がいいんじゃないか?」
「あ、いや、だい……あ……」
俺の見ていくなかで空が倒れていく。空の特徴的な綺麗で長い黒髪が俺の目の前でなびいていた。
ドサッ
「おぃっ空!?空ぁぁぁ!?」
俺は全身の血の気が引いていくのがはっきりと分かった。
俺は必死に動こうとしてはいるのだが、俺の体は全く動こうとしない。いや、動けない。
空が倒れた音や俺の叫び声などによって事態に気付きだした生徒達が徐々に騒がしくなっていく。
そんな中、慌ててやって来た教師達によって空が運ばれて行くのを俺は何もできずにただぼーっと突っ立って、見ていた。
そんな時俺の肩を誰かが叩いた。
「おい燈也、燈也?どうしたお前も具合悪いのか?」
それは悪友の内藤だった。内藤の声によって俺は急に現実に戻された。
「ほれ、早く冷河のとこ行ってきなよ。」
俺は内藤の予想外の言葉に驚いた。
「担任には俺が言っといてやる。早くお姫様んとこ行ってこいって。俺が行かせなかったなんて冷河に知られたら、俺がやばいからな。」
内藤はちょっとふざけた口調では言っているが、顔は似合わないほど大真面目な顔だった。
「あ、ありがとな…ちょっと保健室に行ってくる。あ、キザなセリフは似合わなあぞ。」と内藤に告げ、俺は急いで走り出した。
空が倒れたことにより朝礼は軽い混乱が起きていて、抜け出すことは難しいことではなかった。
「大丈夫…大丈夫…」
俺はこう呟きながら保健室に向かって必死に走って行った。
第一話、読んでいただきありがとうございます
今回の後書きでは主役2人の本編には出てこない裏設定wを書きます
まずは主役の久遠燈也!!
こいつはドクオってキャラ(AA)がモデルです
クドウって名前はドクオを並び替えるとできますw
次はヒロインの冷河空!!
このモデルは素直クールです。この素直クールとはクーと呼ばれる事があるんですよ
空って名前は本編ではソラと呼ばれますが、この空って漢字、読み方を変えるとクウですよね。クーを縮めてクウ、そこから名前がきました
名字の冷河はクールは冷たいとかの意もあるのでそこからきました
まぁ2人の裏設定はこんなもんですかね……
まぁ正直分かる人にしか分からない内容なので……
これからも裏設定があるときは裏設定、ないときはつまらない俺の話、そして5の倍数の話では…………
5話まで待ってて下さいね〜
ではでは今日はこのくらいで…
次回もよろしくお願いします
以下再編集部分
え〜前回の最後にですね日付をいれて終わらせたんですよ…
完璧今回の後書きでは忘れてましたwwww
だから気付いた今日の日付を……
2007.9.4
剣一