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いざ行かん新たなる大地

はい、タイトル詐欺に近いよ


はいどうも憂牙さんですよっと、イースさんの機嫌がなおってから暫くしてまた問題が発生しました

んでその問題はというと…


「まさか入ることも許されないとは…」

「当たり前ではあるがな、散々立ち寄った場所で問題事を起こして回ればいずれこうなる事は目に見えてただろ」

「だが私は何もしてないぞ、全て向こうが仕掛けてきた事だ」

「それの中心に自分達がいたからこうなってるのでは?」


はい、この通り行く先々で何か問題が起きてきたからとうとう門前払いくらいました

ホントね、奴さん達には自重して欲しかったよ

泊まってる宿は寝てる間に放火されるわ、何か面白い物がないか市場見てたらいきなり狂った店主に襲われるわ…

他にも動物見て癒されてたら、何故か化け物に変わってるし

そんなことばっかり起こってたから門前払いになるんですよね分かってますよちくしょう!


「で、実際これからどうするんだ。町に入れないとなると食料の調達も衣服の買い足しもできんぞ」

「それは困る、流石に何日も同じ服ってのはヤバイ」

「仕方ない、こうなったら国境を越えるか」

「…それしかないか」


ちょっと待って、国境を越えるとか普通に言ってるけどどれぐらいの距離があるか分からないいんですが

なに、飛べばすぐにつくから黙ってろ? いや飛ぶのも結構疲れるのよ、俺能力も普通だからさ

て言ってる間になんか文字通り羽を伸ばしてる人がいるんですが、そしてあのエルフは飛行魔法とか使ってるし…べつに羨ましくなんてないからな!

しょうがないので鷹とかそこら辺イメージしてから姿変えて追いかけましたよ、そうしないと置いてかれるからね

ホント少しぐらい待ってくれてもいいのに…





ーーーーーー




「どういうことだ、超えてはいけないというのは」

「この門の先で異常進化した魔物が陣取っている、よって開ける事が許されていないのです」

「通れるようになるにはその魔物を蹴散らすしかないということか…」


もうやだ、なんでこうも厄介事に出会うのさ

そして異常進化ってなにさ、無駄にでかかったりそんなレベルなら嬉しいんだけど

まあそんな訳ないよね、だって今までが今までだもん


「ということだ、言って来い」

「死ねと申すかこのお方は」

「お前なら大丈夫だ、だからはやく逝け」

「ニュアンスが違うだろおい、俺は行かないからな」

「そうか、なら仕方ない」


あの~イースさん? なんで太い丸太なんてもってるんですか、というかどっから持って来たそしてそれをどうする気だ

人の後ろに立たないで下さいそしておもむろに振り回さないで下さい、もしかしてこれってホームランさせられる展開か嫌だ死にたくない俺は逃げるぞ!


「安心しろ、動きは止めてある」

「テメあんころ餅このやろう!」

「さあ行って来い」


メルへーン、ゲットォ! と言わんばかりの振りかぶりでした、そのおかげか哀れな生贄は見事門を超えました

そしたら目の前にいましたよ奴さんが、異常進化っていうからどんなものかと思ったら…猿の頭に獅子の身体に蛇みたいな尻尾、うんキメラですね分かりたくないです

逃げ切れる気しないんですけどこれ、そしてお前は涎を流しながら人を見るな怖いから

というか待てもしかしてこれはあれか、俺が注意を引いてる間に倒すとかそんな流れか


「結構飛んだな、さてこれからどうするか」

「とりあえず、アイツが騒いでから考えるか」


まさかのノープランかよ!? なんなのバカなの!! いや飛べるのになんで飛ばずに人を吹っ飛ばしたのか疑問に思ったけどさ、ノープランはないでしょ!

てかアークの野郎騒いでから考えるってどういう事だよ、なんだ人が騒いだら余裕がない証拠だから行くってか泣くぞ

とか考えてたら迫ってきてるよ、ヤバイヤバイとりあえずどっか高い所にって思ったらなんか跳躍力も凄いんですけどぉ!?


「ちょまふざけるな俺は食っても美味くないぞ! だから帰れというか帰ってくださいお願いします」

「騒ぎ始めたが、どうする」

「もう少し様子をみよう、面白そうだし」

「っざけんな今すぐこんかいあんころ餅!!」

「よし待ってろ今燃やしてやる」


なにが面白そうじゃこっちは死にそうなんだよさっさと来い、じゃないと漏らすぞこのやろう

実際ギラついた目で見られてるから怖いんだよ足なんてガックガクだぞ!!

ってホントに人を狙って火の玉飛ばしてきたし! 敵はアッチだよバカ、宣言通り燃やそうとするな!


「遊んでないで早く片付けろ、そんなのいつでも燃やせるだろ」

「いやいやいや何言ってるんですか!? そりゃ確かに一日一回はやられてるけど」

「…それもそうだな、さっさと片付けるか」


納得するなよ、ほら見てみろよ事情を知らない警備の人がなんとも言えない顔してるじゃないか

人を燃やすのが日常みたいな会話してるし、そしていつの間にかキメラっぽい魔物が倒されてるよ

ゴメンね死に際ぐらいは見てあげるべきだったね、でもこっちも死にたくないから仕方ないよなうん

という事で無事、かどうかはともかく国境を超える事は出来ました


「見た目は古臭いのに使ってる物は強い最新って凄いな、俺も使いたい」

「諦めろ、魔法の類はお前には全て使えない」

「ちくしょう! なんで微妙に使えない変身魔法しか使えないんだ」

「いや、お前の使ってるそれも大概凄いものなんだがな…」


え、そうなの? 正直使えない能力筆頭なんですが

変化するならするでちゃんと変化してほしいんだけど、中途半端に力は本人依存とか泣きたくなるよ


「とりあえず、さっさと街か何か見つけに行くぞ」

「それもそうだな、ほら置いていくぞ」

「ちょま、待って! 置いてかないで!」


うん、待たせ過ぎましたねこれ

何度も消したり打ち直したり…

言い訳やめるから石はやめて!


さてさて、次からは新たな土地です

これからどうなるか分からない、それは作者も分からない


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