第二十話 面倒な作業を上司に返却する男
すみません。更新遅れました。
次回は遅れないよう気を付けます。
すみません、私のせいですか?
私が確認を怠ったからミスが起きた?
お言葉ですが、私は「確認しました」と報告しましたよ。
中身を見たとは言っていません。
資料が存在することは確認しました。
「資料があること」を確認するという意図だと思いましたので。
勝手な解釈をするな?
なるほど、では、あなたの指示が不足していたということですね。
「中身の数値が妥当であるか、前年比と照らし合わせて精査せよ」 と仰っていただければ、
私もそのように動きました。
典型的なコミュニケーション不足ですね。
自分が悪いと言いたいのか?
いえいえ、滅相もない。
私はただ、今後のために改善案を提示しているだけです。
そんなに怒鳴ると、周りの方が驚いてしまいますよ。
ほら、あそこで部長がこちらを見ています。
今、何があったか説明してきましょうか?
「指示の出し方について、熱心にご指導いただいています」と。
あ、もういい? 分かりました。
では、この資料の修正は「指示が適切だった」あなたにお任せしますね。
私は次の「確認作業」がありますので。
失礼します。
なお、上司は指示書の作成に異様な時間をかけるようになった模様。
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