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「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイに寄せて
この作品はポプカル短歌と解説文や随想文からなります。
マンガ・アニメ・ライトノベル・ボーカロイド
などのポップカルチャーを題材に詠んだ和歌を
ポプカル短歌と名付けました。
よろしくお付き合いくだされば。
くれはとり
綾波レイの
髪の色の
青き秋空
ただに広がる
綾波レイは、「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロインの1人、僕の大好きなキャラクター。
容貌は青い髪と知的な顔立ちが特徴です。
そんな彼女に思いを寄せつつ秋空を詠んでみました。
実はこの短歌、僕がポプカル短歌(詠んだ当初はサブカル短歌)を意識して詠んだ最初の作品です。
ポップカルチャー(サブカルチャー)を読み込みながらも伝統的な和歌の感覚を失わない、そんな短歌を目指しています。
口語訳
綾波レイの髪の色のような青い空が秋晴れに広がっていることだ。
文法
「くれはとり」はあやに掛かる枕詞です。呉機織に由来します。