第十二章 オグ 7.披(ひら)きゆくもの
レーゼは、シオン=ハリトと共に町の南の丘の頂にいました。そこからは海が見えました。二人は、入ってはいけないとされた、外海から見えてしまう場所に立っていたのです。
そこへ誘ったのはハリトでした。レーゼはいぶかしみましたが、相手には負っているものもあったので、すごすごとついてきました。
「ここにもあるんだよ、入り口が」
「地下へのか?でも、俺たちだけで行くのか?」
ハリトは頷きました。レーゼは、相手の言う通り、浅い丈の草が一面に広がる青々とした、蒼穹の真下の大地に開いた、窪地へ、入りました。これほど彼が素直だったのは、今までの冒険の中で、繰り返し、ハリトの気持ちには気づいていたからです。そして自分が、それには応えてないということも少しありました。彼は誰が本当に好きなのか分からないでいました。彼はここにおいて、優柔不断で、はっきりしませんでした。性衝動は当然彼にもありましたが、身体本位で動くことはありませんでした。そうする必要がないくらい、彼には打ち込めるものがあったのです。元来女性を持て余す性格だったのでしょう。我慢ならなかったのは、ハリトの方でした。
成人したレーゼは海の外へ向かって自分の姿を見せるのがどれだけ町にとってすべきではないことなのか、よく判っていましたが、イアリオのことを思うと、それも大したものに思えなくなりました。むしろ、彼女との冒険があったから、ハリトにこうして誘われたとはいえ、町が拵えた進入禁止の柵も越えて、こんな所にもやって来れるのだという気持ちでした。彼は、海の外へ憧れを持ちませんでしたが、丘の頂から見える、ずうっと遠くまで縞となった穂波が続く、濃い空の下で青く、深く広がる無限の広場、その景色は貴重なものだと思いました。どうしてこの景色を見ることがあの町ではできないのだろうかと、彼は疑問に思いました。それは、明確で、ずっと昔を恐れていたからです。
町人に喰らいつくいばらの蔦は、無限に絡み合い、お互いに引っ張っていました。しかしその痛みも、生活の中で必須でした。町としての安定をもたらす、根の根だったのです。ハリトと一緒に、イアリオ抜きで、地下に臨むのもレーゼはそう大したことには思えませんでした。彼らは別に、イアリオに一から十までこぞって頼っていたのではないからです。自分たちの意思で彼女についていったのです。鼓の音がします。無限の過去から、足音を立てて、彼らに、迫っています。
窪地の中は、渦巻くように土が抉られて、その先に草の根の洞窟が掘られていました。なぜこんな穴がここに空いたのかよくわかりません。黄金都市の真上に組まれた縦横の天井の梁が、歪んだり腐ったりして沈下したためにぱっくりと開いたのかもしれません。下の海から見えないところは、岩ではなく、木の梁でもって支えられ、そこに板を敷き土と小石を乗せて、潅木と草の根で蓋をしていたのです。また町人によって地表からも地下からも定期的に点検もされていました。ともかく、その穴は、都市の岩壁まで続いていました。ハリトは既にその先まで調べていました。壁を伝って下まで下りられたのです。
レーゼを案内して、彼女はイアリオのいないチームで、地下世界に臨むことがようやくできました。彼女はすべてを見返してやりたいと思っていました。彼女を馬鹿にする人間などいないのでしたが、彼女は自分を卑下していたのです。彼女にとってイアリオの傍で出くわした様々な事件は、その意識に過剰な負荷をかけ、珍しい感情と、誘惑と、憧れとに遭遇させられていました。それで、彼女の心はばらばらに解けそうになったのです。ハリトにとって、彼らとの冒険はきつかったのです。そんなことはおくびにも出しませんでしたが、本当はあまりにも刺激的だった冒険が、綺麗な音楽を奏でるのではなく、
鼓の音をもたらしたのです。彼らがあのハオスと会った、地下道の入り口には、警告のように、赤い文字でその旨が書いてありました。鼓の音に気をつけろ。
鼓の音に気をつけろ。
それは、クロウルダから港を奪った、海賊たちが書いたものでした。地下道は、物資を運ぶために造られたものでしたが、大半は元々の洞窟を改造したものです。その洞窟は、クロウルダたちが、あの魔物を監視するために利用していたのです。海賊たちは、何度かオグに遭遇していました。そしてその都度その魔の力を浴びてきていました。ですが、その頃オグの力は非常に弱まっていて、彼らは強烈には魔物に虜にされず、このような警告を残すことができたのです。
今は、かの魔物の力はどうでしょう。天女たちは言っていました。「人間らしさを失うだろう。かの町には溢れ出ようとしているから。古い魔物、オグと、古い死人、あの街に封じられた人々が。」魔物も死人も、どちらも驚異でしたが、もし魔物が本物の驚異たりえるのならば、その頃とは比べるまでもないほど強い力が発揮されるのでしょう。いずれにしても、その魔物に近づこうとすることは、身の危機を顧みない、愚かな行為でした。
レーゼはふるふると揺れるハリトの後ろ髪を見ながら、初めて彼女に色気を感じました。当人がそのつもりで誘ったのならば、二人きりとなったその場にいて、よほど鈍感でなければ相手の気持ちがわかりました。ですが、彼はそれに応じるつもりにはなりませんでした。レーゼは不思議な気持ちでいました。何かが自分の中ではっきりとしすぎて、奇妙に、興奮した状態でした。
二人は一番下まで下り、地面に足を付けて、ほら穴を眺めました。暗黒の地下は、手を広げ、まるで二人の頭上でようこそとお辞儀したようでした。
遠い所で鼓の音がしました。それは、彼らの心に響いたのではなく、本物の音でした。
「不気味だな、ここは。言うまでもないけれど」
彼らの降り立ったのは街の東部の端でした。いつもイアリオと下りていた工房の立ち並ぶ区画より大分はずれていました。こちらの岩壁には物資運搬用の通路は空いていませんでした。レンガと石造りの塀が並び、丈の低い建物が軒を連ねていましたが、屋根やひさしはなく、つるりとして、建物というより置物のようです。実際、住む人はもういないのですから、オブジェとしても、そんなに興味を引かない滲みたれた家々でした。街の西側や工場とは異なり、東の隅のこちら側は雨の後のような匂いがしました。また、潮っ気も空気に強く混じりました。彼らは、この界隈を南へ下りました。レーゼは街並みを観察して、今まで見たことがなかったものはあるだろうかと探りました。ハリトも彼のようにもの探しをしましたが、彼女にとっては、この探検は人といるためでした。彼と一緒にいるためでした。彼女は彼の傍に寄りました。そして、その服をつまみました。レーゼはそれに気づきません。
「俺、ここにいて安心しないよ。やっぱりイアリオと三人で、来るべきだったんじゃないかな。なあ、俺たちだけじゃ、非力に思えないか?あの人のように、この街を慰めたいとか、霊たちを還してあげたいとか、考えていないだろ?お互いにさ」
ハリトは首を振りました。
「そんなことないよ。だって、私たち、イアリオと一緒に何遍もここに来て、祈ったでしょ?大丈夫だよ。問題ない」
ハリトはレーゼに聞く耳を持ちませんでした。レーゼは首をすくめ、はっとして、ハリトが自分を連れてここに来た真意を感じ取りました。
「実は、気になる場所があるんだ。上の方から見ていたんだけど、霧が、この近くの窪んだ場所に吸い込まれていったの。こんな地下で霧なんていないものでしょ。だから、それを調べようってね」
「霧?霧だって?お前、そりゃ天女やハオスも言っていた怪物なんじゃないか。本にあっただろ、もし、そうなら…」
「どうせ調べなきゃならないことでしょ。折角の、手掛かりなんだよ?もしかしたら、ハオスの言っていた湖がこちらにあるのかもしれないし。イアリオを見返してやろうよ」
「見返す?なぜ?」
「いいから、早く!」
ハリトは自分の中で動いていました。そこに、レーゼはいませんでした。恐ろしいことが起きていました。魔物は仲間を欲しました。ハリトを動かしていた衝動は、人間に普くあるものです。幻想はくっきりとさせたいものです。形ある愛を欲しいものです。自分に自信がないのです。誰かを好きならば、黙してはいられず、感情の中に、暴発的な愛を潜ませます。受け取る側のことなど何も考えず、危険な賭けを、しなければならなくなる。その結果は当然のごとく自分に跳ね返る、それをよしとするのです。そうでなければ、何が現状を変えてくれるでしょう。そこにたとえ悪魔が潜むも、悪魔に身を委ねねば、何も手に入れないのですから。
それが、期待したものとは違っても。
「ハルタ=ヴォーゼが…あの時、なんで、俺の前に現れたんだろう。どうして俺はこんな場所に来ているんだろう。ああ、俺はもしかしたら自分の身の方が大事なんじゃないか…」
ずんずん歩いていくハリトの後方で、レーゼは唇だけをそのように動かしました。やがて、二人はハリトが上から見て霧が吸い込まれていったように見えた、岩壁のきわに着きました。そこには水が溜まっていました。水の奥に洞穴のような道が続いているのが確認できました。手押し車が壊されて底に溜まっていました。その車に積まれていたと思われる、きらきらとした黄金が、水底でこちらの灯を反射しました。
ハリトはレーゼを向いて、にやりと笑いました。彼女だけの手柄が、ここに見つかったのでした。レーゼはぞくりとする気配に総毛立ちました。そのハリトの表情にではありません。しかしそれも曖昧です。背後から、たくさんの悪意が、かたち成し群れ成して流れてきたのです。それはオグでした。レーゼは振り返ると、あっと叫んで、ハリトの手を引いて地面に屈みました。霧は、彼の上を通り過ぎて、水の中の洞穴へ溶けていきました。
彼はハリトの肩を叩きました。ようやく安全が図れて、すぐにもここから離れようと合図したのです。ですが、彼女は、霧に触ってしまいました。目を瞑ったまま、ハリトは目覚めませんでした。レーゼの額に冷たい汗が滲みました。動揺した気分を抑えて、助けを呼びに、岩壁をよじ登り、彼は土の穴から外に出ました。
それくらいなら良かったのですが。レーゼはハリトを背負いながら岩壁をよじ登れる自信がありませんでした。ですから、真っ先に呼ぶべき援助の手に、頼みました。イアリオは飛んできました。彼らだけで、ハリトを上に上げねばなりませんでした。そうでなければ、責めを負うのは全員で、しかも、イアリオはどうなるか分かったものではありませんでした。二人は縄でハリトの体を縛るなどして、迅速に地下から引き上げました。ですが、外でしばらく横たわらせてみるも回復せず、彼女はベッドに伏すことになりました。医者に診てもらうと、症状は軽いもので、熱が出ているが過労のようだと言いました。それでもハリトは、時折苦しげに歯軋りをしました。眉をしかめ、苦痛に喘ぎました。どうやら夢を見ているようでした。長い夢でした。レーゼは、ハリトはきっとあの白い霧に触れたんだとイアリオに言いました。
「俺のせいだ。もっと危機感があれば、こうしたことにはならなかったのに」
彼の反省は彼女の目覚めぬ日を追い深くなりました。彼は、ハリトの気持ちを理解したのですから、何もあの暗がりで、それを受け取ることはなかったのです。彼女らしい自我や、イアリオに手柄を見せたいという望みも、その性格であれば暴発的になるのも、ずっと付き合ってきた彼ならばわかるはずでした。彼は自分を責めました。
しかし、それは、彼とハリトが歩み出したそれぞれの第一歩でした。
レーゼは毎日のように病床のハリトを訪ねました。彼女が目を覚まさぬ原因がオグなのなら、治療法はまったくわかりませんでした。彼には傍に付き添うくらいしかできませんでした。ハリトの両親は、これほど娘の面倒をみてくれる彼を信用し、夜は彼に任せました。イアリオもほとんど毎日訪ねましたが、レーゼがいれば、事は済むように思えました。そうではありませんでした。ある日、突然、ハリトは目を覚ましました。彼女は近くでじっと物思いに耽っていたレーゼに目を留め、艶やかな眼差しで、桃色の頬を膨らませました。興奮した息がつと漏れて、レーゼがこちらを向きました。彼女は服の前をはだけました。目の前には男しかいませんでした。男だけで、レーゼは、いません。いません。どこにもそんな相手はいなかったのです。
ハリトは唇を近づけて、男に、熱くて官能的なキスをしました。柔らかな頬をべろべろと舐めると、欲情し切った目は、物欲しくて、それを訴えました。
「欲しいわ、あなたが。もう誰でもいいの」
彼女は男の腰に手の平を当てて、艶かしく触りまくりました。そして、うっとりと今欲しいものを目にすると、そこに自分を押し付けて、彼を押し倒しました。頑丈に動きを遮られてしまったレーゼは反撃ができませんでした。それは女性の力ではなくて、欲望の力でした。
「大好きだから。こ・れ・が」
ぞくぞくするほど淫らな声は、ハリトのようではなくて、しかし、彼女自身の声色をしていました。「素敵」ハリトはまたキスをしました。「愛し合おうよ」
ぎくりとする衝撃がレーゼの背中を走りました。このままではいけないと、警告が鐘のように鳴り響きました。彼女の中に、きっとオグが入ってしまったのです。どうするべきでしょうか。彼は思い切り自分を責めました。そして、何があっても、これからハリトを大事にすると、強く心に願ったのです。彼は、どんとハリトを強く突き放しました。ハリトは飼い猫に引っ掻かれただけだという顔をして、困ったものだと微笑みながら、なおも誘惑してきました。
「おとなしくしてよ。もしかしたら、驚いているの?怖い?そうじゃないでしょ。期待しているんでしょ。だって男だもの。そうでしょ?」
レーゼは気をつけなければ、ふらふらと彼女に近づいて、この妖艶な雰囲気の坩堝にはまってしまいそうでした。しかしその時、ハリトが目の色を変えました。彼女に自分が戻りました。頬に興奮して差した朱の色は、みるみるうちに、青ざめてきました。そして、目を剥いて、今度は顔中を可哀そうなくらいに真っ赤に腫らして、家を飛び出していきました。
「私じゃない!」
彼女は叫びました。
「私じゃないから!」
レーゼはハリトを追いかけました。彼は途中で見舞いに来たイアリオとばったり出会いました。
「どうしたの?」
「ハリトが目を覚ましたんだ。けれど、どこかおかしかったんだ!」
二人は一緒にハリトを探して走りました。ですが、どこを探しても見つかりませんでした。レーゼはがっくりとうな垂れて、力なく傍の石に腰掛けました。
(俺は一体何をしたんだ)
彼は自分の今までの行動をしきりに思い出してみました。そうせずにはいられませんでした。彼の目は地面を向いて、ハリトの笑顔を空描きました。彼は、悔しくて、何度も、自分の腿の上を叩きました。ふと、視界にイアリオの裸足が入り、彼は顔を上げました。イアリオがじっと心配そうに見ていました。ああ、と彼は呻きそうになりました。ごめんなさい、そう謝ろうとしましたが、それは遮られました。謝ることは、正しくなかったのです。
自分のやるべきことは、わかっていました。「もしかしたら」彼は呟くように言いました。
「あの場所に、あいつは戻ってるかもしれない」
その場所は、彼が彼女と二人で入った、丘の上の窪地でした。まさしく、そこにハリトはいました。草に突っ伏して、泣いていました。
イアリオがこの時、いくつもの意味を、手から零していたと気づくのには相当長い時間が必要でした。彼女がハリトをけしかけたところもあったのです。それが彼女の責任ではなくても、ハリト自身に要因があっても、レーゼが一番深く関わっていても、間違いなく、彼女はハリトに影響を与えていました。太陽のような輝きは眩しかったのでした。彼女は強すぎる日差しを相手に与えてしまっていたのです。
イアリオはハリトに触れられませんでした。レーゼだけが触れられました。レーゼは優しく相手を抱き上げました。力なく少女の手の平は下に転がりました。
「ごめんなさい」
「なぜ謝るの?」
イアリオが言いました。
「それは、私が、自分を誤魔化していたから。あの時、私の中で、呼び掛けられた。この男を、奪え、愛しろ、蹂躙して、自分のものにしろって。ああ、分かった。私には。あれがオグだったんだ」
ハリトは搾り出すように言いました。レーゼの腕の中で、彼女はすすり泣きました。
「私、こんなに汚れた心を持っていたんだ」
彼女は怯えていました。酷使され死を待つ奴隷のように、寂しくがたがたと震えていました。
「もう、一緒にはいれない」
ハリトは立って、彼の手をどけて、ただ一人、海の方へ向かっていきました。真っ青な海の面を目を細めて見つめて、彼女は、佇みました。そのまま動かず、死んだように静かになりました。
「俺は、お前のことが嫌いだった」
ふいに、レーゼがまるで懐から剣でも抜いたような勢いで言い放ちました。
「最初はなかなか気になったけれど、いつからか、そうでもなくなっちまった。お前、大分大人しくなっちまったからな。あの飄々とした自己中心的な態度が気に入っていたのによ、何だか軟弱になっていって、逆に鬱陶しくなっていったんだ」
ハリトが涙を一杯に溜めて振り向きました。
「でも、お前が倒れて、俺の頭はどうかなっちまいそうだった。なあハリト、名渡しの儀式をしようか?お前が良ければ、俺はそうしたい。お前が好きなんだ。今度のことで、やっと判ったんだ。俺は、お前のことが、一番大事だから、嫌いにもなったんだ」
レーゼは自分でもよくわからないことを言っているなと思いました。ですが、間違いなくそれは本心でした。嫌いだったとは嘘ですが、鬱陶しくなったのは本当です。しかし彼の言葉には正直さが足りませんでした。多少の嘘が含まれていても、彼にはこう言うことしかできなかったのです。
彼が正直であったのは、ただハリトの混乱して消沈し切った心を何とかしてあげたいという思いだけでした。側にいるイアリオはそれに気がつきました。しかし、黙っていました。これは二人が応じ合うことで、口を差し挟む余地は彼女にはないからでした。
しかし、こうしてある破壊が起きたとしても、エアロスの伝説では、対になるイピリスという諸力があります。イピリスは、再生の力でした。レーゼが心を開いたことで、ハリトは今まで以上に彼のことが好きになりました。結果を見れば、これで目出度しだ、ということになります。新月の晩に望もうとした密かな願いはここに花咲きました。
ですが、そこには太古の魔物である、悪意の亡霊が深く関わりを持っていました。少女の情動を助けたとて、その力はかの悪魔の命令でした。ハリトは気づいてしまいました。自分の本質を、そうしたものがあるということを、どうしようもない秘められた気分が体の中にあるということを、この時に思い知らされてしまいました。そうした怯えは、まだ、彼女の精神に収まる様子ではありませんでした。いずれにしても燻り、彼女の胸を、焦がし続けるのです。
静かに、彼らの町は、オグによる侵入を受け始めていました。この力が町全体をいずれ覆ってしまえば、果たして人々はどうなるのでしょうか。輪廻する意識は何を用意するか、これから物語はそれを語っていきます。
過去と、現在と、未来がつながります。




