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ある日の叔父と姪

作者: 渡り鳥

とある音楽番組に出演したアーティストが歌った曲名を合わせて思いつきで書きました。

作者の心は飴細工のようにもろいです

ちょっと長い休みが取れたので実家の方に顔を出したら、タイミングがいいことに姉夫婦もおり久々の対面を果たしたわけだが、姉(いわ)く夫と二人で行くところがあるので娘の面倒を見ていて欲しいとのことだ



俺のこの後の用事を聞くこともなく決定した。残念なことに拒否権はないのだ、いつのことからか弟は姉には逆らってはいけないという暗黙のルールが存在する

この夫婦は結婚して6年にもなるのだがいまだに新婚のように仲がいいのである

あ~胸焼けする



そして現在近所の遊具がある広場に来ている、なんでも母が言うにはコスモスが見頃を迎えているのでそこに連れて行ってはどうかと提案されたのだ

5歳になる姪っ子と手をつないで花が咲いている所までやって来た



「わ~おはなだ~」



そういいながらコスモスに向かって走っていくので追いかけていき、しゃがんでコスモスを触っている姪っ子に聞いた



「コスモス好き?」



姪っ子は首を横に振りながら



「うんうん、嫌い」

「そっか」


それでは姪っ子よなぜあんなにはしゃいでいたんだい、そんなことを思いながらも花を見るのに飽きた姪っ子が遊具で遊び始め、怪我をしないように一緒に遊んだり喉が渇いたからとジュースを買ってやった


遊び疲れた姪っ子を背中におぶって家に帰った。




姉夫婦は帰ってくる様子もなく姪っ子が帰るのを妨害してくるので結局実家に泊まることになり、姪っ子を風呂に入れてやったり、絵本を読んでやったりしていた



姪っ子が眠ってしばらくたった頃ようやく姉夫婦が帰ってきたが何があったかは知らないが姉の機嫌がすこぶる悪い

俺はとてもではないが何があったのか聞く勇気はなかったのでそっと元自分の部屋まで戻り寝ることにした



幸いにも次の日には機嫌が直っていた


このセリフを言わせたくて書きました

誰が決めたんでしょうね、弟は姉の下僕

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