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Precious time  作者: 双目 燈


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8/8

新メンバーは月曜日

あれから5年後……今日は日曜日


僕たちは19歳になった。サンテルダム大修道学院を卒業することになった僕らはミシェーラは対吸とは名ばかりの祓魔師組織に所属し、ノアは卒業間近に自主退学し人生を謳歌する予定の所を僕が本国に帰りたくないことを理由に引き込み非公式の組織を結成した!その名は……まだ決まってないがフリーメインズとでも名乗ろう。たまに発生する事件等をサッと解決する秘密結社だ


スポンサーもいない晩年金欠の我々にミシェーラはたまにハンバーガーを差し入れしてくれる。



あれからブラッディイディオットはあまり動きはない、未だに出馬してるが票を獲得できてはいない。戦争も仕掛けてこないしもうほっといて大丈夫だろう。


それよりもまた大地震とともに新人種が現れた。ヴァンパイアの次は異界人だ。


正直この国も大変だな……今や元の国の割合が6割くらいで今は新人種を受け入れようと体制が整えられている


拠点でコーヒーを飲みながら僕はヴァドを撫でニュースを眺める


「お前は何もしないのか?」


「ヴァド、後でポンデリング買ってきてあげるから静かにしててね」


静かになったヴァドを撫でながらノアを見ると大きな機械を弄りながらノアは何かを聞いている


「よし!ジャックに成功したよカルム」


「流石だノア!今回はどんな事件なんだ」


「どうやら異界人達の洗脳侵略だそうだ」


洗脳侵略?まぁいいや


「よーし!出発だノア」


2階から車庫へと急いで駆け下りる

譲ってもらったユリアンのいつもの愛車に乗り込む、今日はノアが運転する約束なので渋々席を譲る。ちなみにヴァドはお留守番だ。


ジャックで得た戦闘地点まで車を飛ばす。人気のない道路をノアは車のギアチェンジし加速する。道を走っていると陽の光が一瞬遮られる


ん?はぁ!?


空を見上げると大量の車が飛んでいる!いや彗星の如く降ってきている!

流石にあの数車で避けるなんて無理だ


「ノア!バックバック!」


「いや、見えた!奴らが目の前だ!このまま飛ばすよ!」


ノアァァ!!お前は運転初心者だろぉぉ!


目の前を車が流星のように落ちてくる中、確実に異界人達の見た目が見えてくる。ニュースで見た異形の種族だ。何人か人間たちも歩いてくる。出来れば大事にしたくないから車を止め対話によって制圧を試みる


「すまない良ければ代表者を出してくれ!話がしたい!」


しかし帰ってきたものは返事じゃなく車だった

どうやら対話ができる状態ではないらしい。


仕方がない代表者が出てくるまで鎮圧し続けることにしよう。


異界人による様々な超能力に対し魔術で対応しながら洗脳された意識のある市民達と異界人相手に近接戦闘を行う、その間ノアは持ってきた装置で洗脳電波をジャックしている


ある程度、鎮圧すると異界人達は近接戦闘は諦め超能力で攻めてきた。

正直、魔術にも制限があるから、そろそろ降ってくる車や街灯を一掃しようと魔術を唱える


判決(ヴェルディクト)


ポッケに手を入れ目で対象を選択する

ABCDEFG〜♪


「HとJは切るな!」


ノアの指示を聞きその車を時の魔術でゆっくりと下ろす


どうやら車に洗脳された人が乗っていたらしい。危うく殺人事件になるところだった。

予め魔術の対象の選び方をノアに聞かれていたから助かった


「カルム!洗脳電波はジャックしたよ!」

「ちょうど市民全員倒したとこだよ」


異界人達がざわめきながら道を誰かに譲る。


やっと代表者が出てきたようだ

布で隠された目に傷だらけの体、正直とても代表者に見えない


そいつはこちらに歩いてくる


「君が代表者かい?」


「あぁ、私はクレオパス、君を強き者と見込んだうえで頼み事を聞いてほしい。……どうか私の目を壊してくれないか」


「その目を?」


「少し話をしよう」


私も昔から目をこのように被ったわけではないのだ。私の目は、宿り目と呼ばれる神が宿る神眼を持って生まれて来た。


だがある日、許されざる罪を犯した。それを神々は許さなかった、神々は神罰とし目を魔眼へと変えた。


魔眼は目に入るもの全てを焼き尽くし愛する我が子は灰となった、私は神の目の破壊を試みたが、それも神々は許さなかった。


私はこの目を破壊したい為にこの新たな地に侵攻を行った。君のような強き者を見つけるために。


「それで破壊すれば帰るんだな」

「あぁ、そう指示する」


そういうと布をゆっくりと剥がす、目はつぶった状態で何時でも大丈夫だと言った。


目に攻撃するが結界が展開され近ずけることなく阻まれる。だがこのパターンは魔術を解析すれば破壊することが可能だろう


「目を開けろ神々の魔術式を見る。大丈夫だ僕は燃えない」


その言葉を信じ、ゆっくりと目を開けると、数式のような魔術式が目の中に見えるが!正確には読めない!文字が瞳孔を円を描くように書かれているが如何せん小さすぎる。


「小さくて読めない、読めたら破壊は可能だけど今は無理だ申し訳ない」


「他に手立ては無いのか」


「ないね」


「そうか……仕方ない帰るとしよう」


そう言って諦めて帰って行った。

今頃、到着した対吸ことミシェーラは僕らに事情を訪ね帰って行った。


ミシェーラ曰く、対吸は国家からの承認の書類を得てから動くので遅いらしい。フリーの祓魔師は自己責任だから自由らしい


帰りに忘れずにポンデリングを買ってその日を終えた。


──月曜日


朝からベルが鳴り、扉を開けるとそこには昨日の異界人代表が立っていた。


「これから世話になる」

「は?え?」

「この目を破壊できるまでよろしく頼む。安心しろ仕事は手伝う」

「ノ、ノア〜!!」


ノアは乗りかかった船だという理由で新メンバーを迎え入れることになった

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