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Precious time  作者: 双目 燈


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3/7

全くいい天気だわ

 さて今日は対人訓練の日だ。対人訓練はミシェーラをからかうのにとても良いということで!


「先生!」

「ダメです」


 ───先生曰くミシェーラの為にならない僕にはタレットと先生の二人の対人訓練が決まった。


 全く、先生も意地悪だよね……あんなむさ苦しいオジサンとの戦闘描写なんて誰も望んでないだろうに……まぁ仕方ない、たまにはオジサン達と先生に有意義な時間を送らせてあげよう


「聖水系統は使わないから安心するだカルム」


「そっかじゃあ2人とも、マリア先生のライフルを合図にしようか」


 目を閉じマリア先生が何処かに移動するのを待った。


(バキューン)


 音のなった背後に手を出し、時の魔術でライフルの弾丸を止める。


「全く先生って容赦ないよね。見てよタレット頭狙ってるよこれ」


 先生はどうやら位置替えをしているようで次の弾丸は飛んでこなかった。

 その間、タレットはカルム相手に近接戦闘を挑みに前へと出てくる。


「タレット……吸血鬼相手に近接戦闘って無謀じゃない?」


「そう思うよな!」


 そう言うとタレットは隠していた武器を装着する。


 十字架の絵が刻まれてた銀のガントレットだ。吸血鬼に対し銀の十字架は変身と魔術を妨げる効果がある


 タレットの右の大振りな攻撃は地面のタイルを砕き空中に舞う、

 出来た隙を狙い壁まで蹴り飛ばしトドメを刺そうとするともう1人が中距離からの援護射撃が飛んでくる。


 痛いな……あの人誰だっけ?そうだサムソンだ!


 銃弾を避けつつ走りサムに近ずくがマリア先生の銃撃が飛んでくる。


 その隙にタレットが突撃してくる


「タフだねタレット」


 万が一、十字架に当たると変身能力と魔術をしばらく封印される。だからといってまたタレットから距離を取るとマリア先生の狙撃が飛んでくる。


 やりにくいな……なら


「悪いねタレット!」


 カルムは姿を霧化し、タレットの前から消える。そしてマリア先生が待機している場所を見つける


「やぁ先生!」


「待ってたわよカルム」


「知ってる」


 閃光弾を投げつけるとマリア先生はある言葉を叫ぶ!


「今よ!」


 閃光弾を避けるため魔法で取り出したマントの隙間から綺麗な赤毛が見える。


 ミシェーラ!?錆びた鎖を持った彼女が現れる


『ガブリエーレ血縛操術 絶対服従血縛鎖(オッベディエンツァ・サングエカテーナ)


 彼女の血が染み込んだ錆び付いた鎖が魔術のようにカルムを縛り付ける。血の鎖は吸血鬼を封印することに使われる。棺と血の鎖を使われると吸血鬼は半永久的に封印される。


「ハロー?ミシェーラ」


「ハロー!カルム、ゲームセットよ」


 馬乗りになってカルムの額に拳銃を押し付ける


「私の勝ちね!カルム」


 余程嬉しかったのか彼女はキラキラ目を輝かせている

 だがそんな彼女に対し霧化し背後に回り腕を押さえつける


「詰めが甘いよミシェーラ」


「なにすんのよ!私の勝ちで終わったんだから離しなさい!」


「はいはい2人ともそこまでよ、今回は引き分けよ。ミシェーラ次は拘束後十字架で動きを防ぎなさい。カルムはもっと近接戦闘しなさい貴方は判断が早すぎよ、だから戦略が練りやすいわ、あのままタレットさえ倒せば作戦が瓦解したわよ」


 先生のお叱りは最もだが今はミシェーラだ


「ミシェーラこれでも被りなよ」


「あ!ありがとカルム」


 魔法で取り出した帽子を渡す

 そんなやり取りをしているとまた雨が降ってきた


「また雨ね……」


「さぁ2人ともそろそろ教室に戻るわよ」


「はい先生」


 君はその染めた髪色には似合わず雨に好かれている……

 彼女の頭の上から少し見える白色の髪を思い出しながら教室に帰る

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