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第20話 花との残された時間

毎日が楽しく過ぎるそろそろ9月も終わりに近づいた頃。

花子が自分の趣味についてトゥイートしていた。

最終審査の投票に向けて、少しでも多くのファンに自分を知ってもらおうと必死なのだろう。


花子の趣味の投稿。

『【趣味①】ピアノ

小学1年生位の時から高3まで習っていました!

好きな曲は沢山あります♪

特にショパンの曲が好きかなぁ♪』

ピアノ弾ける女子って男子は惹かれるよね!

俺『ピアノ女子って素敵!』

花『ありがとうございます☺︎』


『【趣味②】茂木坂46さん⊿

(登道グループさん♡)

9年前からずっーと大好きです☺︎

私の人生を変えてくれたアイドル!

内藤飛鳥さんと夏村沙友理さん

推しでした☆』

俺はアイドルを全く知らないので、この投稿をスクショしておいた。

俺『内藤飛鳥さん夏村沙友理さん…φ(..)メモメモ』

花『可愛すぎる推しです(*^^*)』

俺『YouTubeでお2人を見ておきます

(*`・ω・)ゞ』

花『ありがとうございます(*^^*)』


『【趣味③ 】オムライス巡り

美味しいオムライス屋さんを探すのが好きです。

オムライス屋さんじゃなくてもオムライスがあったら絶対に頼みます笑』

と、すごい数のオムライスの写真!

かかってるソースが様々だったり、卵の包み方が凝っていたり、全部美味しそうだ(*´﹃`*)

俺もオムライスは好きな食べ物トップ5に入るくらい大好きなので、

俺『ヨダレがとまらねぇ!( ✧﹃✧)』

とリプした。


『【趣味④】デザイン


これは衣装のデザイン画です。

こんな衣装あったらな♪と思って書いてみました☺︎

デザイン沢山考えられるようになりたいなぁ♪』

そこには花子が専門学校でデザインしたデザイン画だったり、趣味で自分が好きなアイドルが着たら可愛いだろうなぁと思うアイドルの衣装のデザイン画だったり沢山の素晴らしいデザイン画の写真が貼られていた。

俺『ファイナリストが花子のデザインした衣装でアップデート☆夢が広がる!』

俺はこの画像を見てすごくワクワクした。

花『私の夢ですね!』


俺がこの小説を書こうと思ったきっかけにもなった出来事が上の花子の趣味の投稿なのである。

俺も自分のことを花子に知ってもらおうと思うようになり、自分の趣味の話をしたことがあった。


『レッスンの時レッスンのグループが同じだったタマちゃん(*´`)

写真撮ろって言ってくれました!

すごい嬉しかったー!

同じ千葉県出身です

またお話ししようね(*^^*)』

という花のトゥイート。


そのトゥイートに俺は

『千葉大好き~!

bayfmサイコー‼️』

とリプを返した。


bayfmというのは千葉県を放送対象地域としてFMラジオ放送をするラジオ局である。

元々俺は高校生の頃からbayfmを聴いて育っており、生まれも育ちも埼玉なのだが門脇知子さんというパーソナリティの方が大好きで、門脇さんの番組は毎日聞いて【越谷のりょうちゃん♪】というR.Nで毎日メールを送るメール職人みたいなことをしていた。


俺は続けてリプライを返してみる。

『花子もbayfm聴いたりするんですか?^^

昔は僕は幕張メッセのドキドキフリーマーケットとか行ってみたり、bayfmで高頭なおさんと林宙紀さんの『マリブタイム&スタイル』という番組で僕の短編小説をラジオドラマにしていただいたりしたことあります♪』


すると花子が

『私は聞いたことないかもです!

短編小説!すごい!聞いてみたいです☺︎』


『千葉に住んでて聴いたことないんかーーーい‼️w

小説はラジオ番組の中で流していただいただけなのでもう残ってないです笑』

なんていうやり取りをした。


ちなみに埼玉県にはNACK5というFMラジオ局があり、bayfmを聴いていることで周りから

『お前何県民だよ~w』とか『千葉住んじゃえよ?笑』とか冗談混じりのバッシングを受けていたことは言うまでもないw


小説かぁ、、、しばらく書いてないな。

でも今回のこのオーディションのことを小説にして書いたら、少しでも多くの人に花子やファイナリスト達を知ってもらうことができるかもなぁ、、、

この子達が必死に色んな方に自分を知ってもらおうとする姿を見て少しでも手助けになればと思ったし、花子に俺の書いた小説を読んでもらいたいとも思った。それで俺はこの小説を書くことにしたんだよね。



10月になればもう最終審査か、、、もうすぐだな、、、

最終審査もファンによる投票が行われる。

ファン投票の審査結果で新グループからデビューできる7~11人が決まる。

これに受からなければみんな普通の女の子に戻ると同時に、もう二度とSNSで絡むことはできないだろう。

すなわち合格できなかった子とはサヨナラを意味する。


頭ではわかっていた。最終合格発表が近づくにつれ、たとえ合格しても逆にオーディションに落ちてしまってもどちらにせよもうSNSで絡むことはできないことに。

でも心は、、、そうはいかない

ここまで来ると、いちファンというよりも、一緒に戦って来た仲間。

いや仲のいい友達って言ってもいいくらい仲良しだ。


はぁ…もうこのまま時が止まればいいのに。合格発表なんてずっと来なければいいのに、、、それはこちらの考えであってあの子達の目的は自分たちがアイドルになってデビューすること。

それを夢みてここまで頑張って来た子達なのだ。

だから彼女達とやり取りできなくなるその日その時まで精一杯応援し、いっぱいお喋りしよう!!

こちらが不安な顔を見せれば候補生達にもそれが伝わってしまう。

そんなことになれば彼女達のモチベーションを下げることになりかねない。

俺はこの頃から刻々と迫る合格者発表に不安と心配で押しつぶされそうになりながら、いつも通りの俺でいよう。俺はそう思った。


そんなある日

真希ちゃんのトゥイート

『今日の私のお昼ご飯はオムライスです♪

皆さんは何を食べましたか??

残り半日頑張りましょう~!』


すると花子が

『花の分は|*'꒳'*)チラッ?』


『花には今度作ってあげるね笑』


こんな微笑ましいやり取りがされていた^^真希ちゃんは花のお姉ちゃん的存在だ

( *´︶`*)


そこで俺も入っていって

「┃ω・๑)ジィー」

と覗いてみた


真希『あ、ryoさんもオムライス食べたいんですか?笑

では花と半分こで♪』


亮「うん!(゜ー゜)(。_。)ウンウンスペシャル!

やったー!

でもあの食いしん坊の花子たぶん半分もくれない。゜( ゜இωஇ゜)゜。」


すると

花『全部私が食べちゃいます(º﹃º)』


亮「ぜ、ぜ、全部?Σ(゜д゜;)

マキちゃ~ん…(´;ω;`)」


真希『笑笑笑

花子!半分こって言ったでしょ!

プリンももう食べたでしょ!!(?)』


へーだ( ̄▽ ̄)花子のやつ真希お姉ちゃんに怒られてやんの~(σ-`д・´)ベー


今日も今日とてみんないつもと変わらない時間が過ぎていく。

この時間が終わってしまうなんて本当に考えられないくらいに楽しくて、面白くて。

幸せな時間だった(*˘︶˘*).。.:*♡




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