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ちゃんとした朝
今、私はコラショの目覚まし時計に向かって哲学をしていたところ、聞き捨てならない任意のセリフに立ち上がり、喜び勇んで駆け下りた階段の、踏み外した一段は私を殺したのだそうな……
「異常気象により空が青色になっている。」
そんなニュースか、はたまたコマーシャルか。簡易的なノイローゼに支配されたこの朝は、今朝見たそれの贋作の再びまた贋作であるから、せめても私がしっかり者であるために、ソファでだらしなく硬直している件の妹か弟、その背中に
「ジャンク品、液漏れあり」
と書き込んでおいたことは功を奏しただろう。
心機一転浮かび上がった架空の学校は、単にアスファルトの不摂生によって頃合いを見図り、私を適度に投獄すべく立ちはだかる隆起であって、
「日めくりカレンダーなんて有り触れていない。」
という掛け声に呼応して静まり返ったはいいが、結局私は出掛けねばならない。
「どうか私のペットをよろしく。」
その最悪の意味が私を満更でもない仕方で苦しめるのであれば、この物語はフィクションである。




