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万屋配信者エゴ  作者: 82
24/25

Mission23 豹変



 「?…………聞こえてねーのか?」



 【おーい】、【返事しろや】、【?】



 通話は繋がっているはずなのに紳士は全くしゃべろうとしない。



 恐らく、俺が気を失っていたってことはヤツのメタアビリティは発動されていて向こうに俺の写真があるはずだ。………そういえば、俺のどんな写真を手に入れたんだ?彼は紳士との連絡も兼ねて彼とのやり取りを見た。



 「!?こ…これ「……せん……た」……繋がった!なんだ?」



 「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!」



 紳士は今までで1番大きな声で謝りだした。



 「え?……認めたってことでいいのか?」



 【どした?】、【キマってる?】、【怖い】



 エゴとリスナーは先ほどと比べ、紳士の豹変した態度に驚いた。



 「はい!その通りでございますぅ!私が悪ぅございましたぁ!写真も全部消去させて頂きます!」



 「えー?怪しいけどまぁ。画面収録で写真消したか確認するから」



 それからというもの紳士の行動は早かった。



 「よし!もう写真は隠し持ってないな?」



 「はい!画面収録でご一緒に確認したじゃないですか」



 「まぁ、そうだな………もし、まだ隠し持っていて悪用してたらまたお前を呼び出して今度こそブタ箱行きだからな!」



 「ひぇぇぇぇぇぇ!!2度とそのようなことはしません!本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!」



 念入りに忠告すると紳士は再度何かに怯えるように謝りだす。



 「……そこまで謝るならまぁ大丈夫だろ、私も画面収録で確認したしな……もう2度とこんなことすんなよ、解散!」



 「はい!大変ご迷惑をおかけしました!金輪際、このようなことをしません!では、失礼いたしました!!」



 彼はそう言ってからすぐに居なくなった。



 「………嵐みたいなヤツだったなぁ」



 【絶対薬やってんだろ】、【やべーヤツ】、【久しぶりに鳥肌だった】



 「ぷっ!流石のお前達でもドン引きかよ」



 人に匿名で言葉を間接的に届ける場合、人というのは気が大きなる人が多い。また、自分中心に発言する人も増え、意味わからないことを言われたりすることもある。それはエゴのリスナーにも当てはまることだ。信者もいるがアンチもいる。エゴはそんな十人十色のリスナーが好きではある。意見がまとまることがないリスナー達が今回は同じ反応をしていてエゴはそこがツボに入ったようだ。



 【だまれ】、【仲良し~】、【www】



 「ふぅ、落ち着いた、まぁー話も戻すが、未成年はこれ見てわかったと思うが、絶対に知らない人と連絡先を交換しないこと!じゃあ今日はエンディング!」



 【おつエゴ】、【ホラー会】、【えー】



 彼はそう言って配信を終えた。



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