Mission19 配信開始
――ルイの部屋――
「はぁ……」
ルイは連絡先を彼女達に送った後、パソコンをいじりながら浮かない顔をしていた。
僕がちょっと目を離したばかりにアザミちゃんに怖い思いをさせてしまった。………後、変な虫につきまとわれかけていた。何とか追い払ったから良かったけど、やっぱり、短い時間でも単独行動は危ないな……。
「虫は鬱陶しいから徹底的に排除しないとね、フフフ」
その後、ルイの部屋から不気味な声が聞こえてたとかいないとか。
――次の日――
「んー」
朝になり、アザミは目を覚ました。彼が朝起きて最初にすることはネットサーフィンをすることである。なので、携帯のロックを解除していじろうとしたその時にルイからメッセージが入っていた。
『目当ての人見つかったよ~』
それを見てアザミは完全に目を覚ました。
――コンコンコンコンッ――
「お、きたきた、トイレのノック越すくらいに回数多くて元気だな~」
――ガチャ――
「あ、おは「見つかったってほんとか!?」うん、本当だよ」
「よっしゃ!もうあんな足が出た服着ておっさんと話さなくていいー!」
女装しなくていいことに大いに喜んだ。
「えー、あの服着たアザミちゃん可愛かったのに………ま、次の被害者が出るまでに見つかって良かったよ」
ルイはアザミの可愛い姿を見れなくなり、少し落ち込んでいたが、これ以上未成年の被害者が出る前に見つけ出して良かった気持ちの方が大きかった。
「で、犯人の正体を見に来たんだよね?」
「……ああ!」
「犯人はね……この人だよ」
アザミはルイから見せてもらった犯人の正体に驚きが隠せなかった。
「………は?」
――アザミの配信前――
あれから配信で犯人を呼び出すためにアザミは準備していた。テンションはいつもより低いように感じる………が。
「絶対に逃がさねぇ………」
目には徹底的に問い詰めてやるという強い意志が宿っていた。
――ピコンッ――
「ん?きゃぁぁぁ!!エゴ様、配信今日やるんだ!見なきゃ!」、「おっしゃ!仕事早く終わらせるぞ!」、「楽しみ増えた!」
「よし、リスナーに通知も送ったし、証拠画像もここにある………よし準備完了、始めるか!」
エゴは配信画面をつけた。
――3――2――1――
「やぁ、待たせたな」
【わこつ!】、【はよ】、【用件が気になるwww】
「よう、久しぶりだな、お前達と話したい気持ちもあるが、今日に関しては早速、加害者を呼びたいから後でな」
【えー】、【展開はや!】、【話したいと思ってねぇよwww】
「Forced Appearance(強制登場)」




