概要・国家設定2
いよいよ本日で平成が終了致します。
『令和』でも、日本時空異聞録をどうかよろしくお願いいたします。
追記、私事ですが、5月17日の金曜日、護衛艦『てるづき』の体験航海の抽選に当たりました。
モノホンの護衛艦に乗ってきます‼
『ふぶき』型護衛艦
概要・日本が北中アメリカ大陸を制圧することを決めた後に、自衛隊の規模拡充を迫られたことで建造が決定した沿岸警備を目的としたフリゲート級の護衛艦。
コンセプトは『現代の特型駆逐艦』。
既存の旧式護衛艦、『あぶくま』型を踏襲した造りになっているが、様々な装備は最新式の物に変更されている。
○中央部分に装備されている『アスロック対潜ロケットランチャー』が艦対空ミサイルの発射能力を持つVLSに変更、同時運用されていること
○対艦ミサイルが国産の『17式艦対艦誘導弾』に変更されていること
○ヘリコプター発着スペースの削除による艦体の縮小化、軽量化及びそれに伴う機動力の上昇
○艦橋のステルス化のため、『あきづき』型同様の形状に変化させたこと
の4点である。
ヘリコプター発着スペースの削除により、その分軽量化することに成功、速度も32ノットまで出せるようになった。
重量は『あぶくま』型よりも更に軽量な1800t前後にまで下がっており、全長も80mまで縮小化したことで、かなり小回りがきくようになった。
海上自衛隊の艦艇で最高速度と機動性能を誇る『はやぶさ』型に比べてしまうとその機動性はまだまだ足りないと言えるが、コンパクトな船体に多数の武装を搭載できたことで、沿岸警備の任に就く護衛艦としては十分すぎる能力を有するようになった。
配備される予定だった3000t級護衛艦とはまた別の扱いであり、大陸沿岸を広く警備できるように航続距離の延長が求められていることも特徴である。
多数の同型艦が建造されることになり、旧大日本帝国海軍で駆逐艦の名称だったものを多くとっている。そのため、国や山の名前以外からも多くが取られるようになる。
兵装 OTOメララ社 127mm速射砲 1門
20mm多銃身機関砲(CIWS) 1門
17式艦対艦誘導弾二連装発射機2基
Mk.41 mod.9垂直ミサイル発射機(16セル)
重量 1800t
全長 80m
同型艦・『しらゆき』、『はつゆき』、『みゆき』、『むらくも』、『しののめ』、『うすぐも』、『しらくも』、『あさぐも』、『ゆうぐも』、『やまぐも』、『なつぐも』、『みねぐも』、『ゆうぐれ』、『おおしお』、『あらしお』、『はつしお』、『あさなぎ』、『ゆうなぎ』、『あさがお』、『ゆうがお』など……
飛竜
概要・グランドラゴ王国が使役する竜種で、有効射程内の拳銃弾程度ならば通じない鱗と、時速280kmの速度を出せる機動力、そして体内の気体接触発火型燃焼物質を利用した火炎放射、火炎放射弾を使うことができる。
ただし、恒温動物に進化した竜人族とは違って変温動物なので寒さに弱く、イエティスク帝国ほどの寒さではほとんど動けないという弱点を持つ。
グランドラゴ王国所属の飛竜騎士が哨戒飛行中に、日本の巡視船を見つけたことが、両国の接触のきっかけとなる。
接触後は日本によって飛行機械技術があることが明らかになり、王国が飛行機械技術の研究を始めることで戦力としての安定具合の問題から日本によって希少動物として保護されるようになる。
グランドラゴ王国
日本が国としては最初に接触した国家で、位置としてはグレートブリテン島に当たる。
狭い島国ながらその世界では列強国として扱われており、国の人口はわずか500万人と少ないものの、一騎当千と名高く、高い知能と身体能力を持つ竜人族と、物作りが得意なドワーフ族と呼ばれる人に近い種族が住む国。
文明能力はこの世界でも2位に位置する国で、地球基準で明治時代ほどに発達している。ただし、地球と異なり竜種・ワイバーンによる航空戦力を有しており、体内の気体接触発火型燃焼物質を発火させて発射する火炎放射弾を用いた制空戦闘を得意とする。
現在は火薬と強化した信管、及び魚雷の研究を進めている。
日本が国交を結ぼうと巡視船『しきしま』で訪れた際に、日本の技術力が自分たちを遥かに上回っていることを知り、屈辱を覚えるものの、日本と結べば自分たちが更に高みへ登れると判断し、日本へ使節団を派遣した後、日本と国交を締結することを決める。
この異なる地球において上位に位置するほど強く、それでいて日本に最も友好的な国家となる。
今回は新たに登場する艦艇とグランドラゴ王国のかなりアバウトな概要になります。
『おや、またか』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、未熟な男の駄文と思って生温かく見守って下さい。