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朱雀祭メンバー決め Ⅰ.Ⅱ

1年生は一番下の階なので必然的にアリーナに向かうには階段を登らないといけない

「にしても緋色なんでこの学校に来たんだ?お前んところの親父はここの5代目校長だろ?なのに何で?」

「特に理由はないな別に親父とはそういうのじゃないしむしろ息子として接してくれてるけどまぁ俺のことを良くないと思ってるのは結構いるけど?」

「ん?息子として接してくれるってどういう事だ?お前って男装した女子なのか?」

「ンなわけあるか。一応おれは親父いわく拾い子だったらしいまぁそれがバレて色々とあった訳だが」

「…その、なんだ、悪かった」

「気にするなもう結構昔のことだ」

と話しているが正直いってこの学校に行きたくなかったというのが本音である理由としては緋ノ宮家の連中がいるからである。いるだけなら別に問題は無いが恐らくだが俺を見つけたら何かをしてくるとは思う。だとしてもこの学校はかなり昔の魔法、魔法が世間に知られる前の事だが古代魔法というのが存在するらしく、この学校に入る学生はこれを見るのが目的で入るのもいるそうだ、

「ついたわけだが…結構でかいなここ」

「ああ、というかアリーナじゃないだろ平原とか湖とか森があるじゃねぇか?」

「あれ?緋色くんは知らないの?春は青龍祭、夏は朱雀祭、秋は白虎祭、冬は玄武祭って言って各季節に1階各学校から2、3年個人種目、団体種目から約3人から10人、1年生は各種目同じように代表を決めて…ほらあそこ見て今魔法を披露ひてる彼女は七風 雫って言って女子のバトルロイヤルでベスト4だった人だよ」

のどかが説明してくると不意に七風がこちらを向いてこちらのクラスに歩いてくる

「ねぇちょっとそこの君、君が緋ノ宮 緋色ってこのクラスに転入したって聞いたんだけど誰かな?」

「え!?えっと…カ、彼です!!」

「そうありがとうね」

俺は一番最後尾にいて前には玉になっているクラスメイトがいるがど真ん中を歩いていけばなんと不思議なことに勝手に道が出来るじゃありませんか?…冗談はおいといて…

「君が緋ノ宮君でいいのかし「イイエチガイマスボクハエンドウデストナリノヒトガヒノミヤクン」…そうありがとう」

「おいこらちょっとまてなんで俺が緋ノ宮なんだよ…先輩今聞いたやつが緋ノ宮ですよ」

「って彼入ってるけど本当なのかしら」

騙されたことによって少し怒っているのはなんとなくなら分かるがなぜ俺に接触してくるのだろうかという疑問に一瞬の考えたが考えても理由がわからないために次のこの場から逃げる手段を考える。どうやら先生二人もこちらに来たようだ

「…先生最近体調が悪いので保健室いってもいい…「ダメに決まってるだろう」…まだ全部言ってないんだけど?」

「それで?私は貴方がそうなのかについて聞いてるのだけれどまともに答えることも出来ないのかしら?…私あなたの事気に入らないから悪いけど消えてもらうわ」

と言って腰にかけていた木刀を予備動作無しで最大の威力と最大のスピードで右肩から左脇腹に落ちてくる木刀を

「ッな!?」

あろう事か魔力だけで作られた"不可視の手"によって止められてしまう

「なるほどね気に入らないという理由でそんなことをするのか」

今の俺は少々キレているのかもしれない、もし一般人…いやこの学校の中層下層圏内の人間なら最悪死んでいるレベルの一撃だったのは間違いがなかった

「なぁ先生?ここってこの女みたいにいきなりぶっ殺しにかかるのはいいのか?」

「ここのルールとしては問題は無いから問題にはできないがどちらかと言うとマナー違反だなそれに今のは最悪死んでいてもおかしくは無かった、恐らく頭に当たっていたら絶対に死んでるな…それで?何をするつもりだ?」

どうやら俺が何をしたいのかが分かっているのだろう理解はしていないのだろうがもし自分が俺の立場だったらという理由でわかっているのだと思う

「戦闘許可をくれ一応まだ授業中だろ?」

まだ授業中なのはそうだしあちらのクラスも何がなんなのかがよくわかっていない様子

「いいだろうあちらのクラスの先生には私から説明しておこう」

「ありがとうございます」

そう言ってクラスメイトを連れて3年Aのクラスの方へといった。のだが

「おいおい大丈夫かよ?」

「そ、そうですよ相手はあの七風 雫さんですよ!!」

と何故かまだ近くにいるのはよく分からないのである

「別に相手がベスト4だろうがなんだろうが関係ない…ただこいつは俺のことを気に入らないという理由で殺しにかかったのなら…殺しても文句はねぇ〜よな?」


緋色の周りが断続的に歪み始めるそしてその歪みが1点に集中した途端"パリン"という音がなり空間に穴があきその中に手を入れて2本の両刃片手直剣を取り出す

「俺を殺しにかかったんだそれに俺は確かにうちの家と仲は悪いが仲いいヤツもいるんだそれをバカにしたんだから殺しにかかる理由は十分だ」


と言った途端まるで暴風のような魔力の嵐が風となって吹き溢れた


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