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無題(夏の帰省と片思いについての独白)

作者: 水蛇よっち

夜になると

陽が落ちると

急に淋しくなる日々です。

暗い部屋の中で

音楽を聴きながら

窓の外を見つめて

ここに海がないことを悲しんでいるのです。

あの山を越えたら

このトンネルを抜けたら

あのビル群の向こうに

海は広がっていないのです。

だから私の目は 耳は 頭は 肌は

そこにない海を感じるのです。

蜃気楼が広がって

ビルの向こうに 海

山の向こうに 海

トンネルを抜けたら 海

潮騒と潮風

海の匂いと往く船の音

今、あなたを取り巻く当たり前の現実を

私も一緒に感じたいから

私も一緒に見ていたいから

また、学生時代のものから書き出してみました。海のない地域に住んでいたので、こんな感じに仕上がったのですが・・・海に近い人同士でもやっぱり帰省で離れたら海が特別になるのでしょうか・・・

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