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皇国復活  作者: waka
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前書

___20XX年、日本は中国との戦争に敗北し、沖縄、九州、四国の領土を失った。


 日本が敗戦した理由は日中間の軍事力差や日本のテクノロジーの遅れなどではなく___

政治__とりわけ親中政治家やスパイによる情報流出などが原因だということは端から自明だった。


 かつては極東の強国として名を馳せた世界最長の歴史を持つ日の丸の国は、民族自らの過ちによって、その顔に泥を塗った。


 そして敗戦から10年の時が経った今、中国は自らの野望……競争相手国(アメリカ)を打ち負かして世界の支配者・覇権国として君臨することを叶えるために、日本を完全支配しようと動き始めていた。

日本国__皇の国。太陽の沈んだ国。かつて(近代)は中国よりも科学力や軍事力、経済力も進んでいた。欧米列強と互角以上に戦ったこともあった。大東亜戦争に敗戦後は軍事主義的な国から一変して、平和主義をモットーとする国として、東洋の共産主義の最後の防波堤として、新たなスタートを切った。

第二次日中戦争後、領土は本州・北海道のみとなった。経済力世界6位。軍事力はない(表向き)。敗戦後も、世界トップクラスの科学技術力は失わないでいる。



中国__東洋の覇者。中華人民共和国。太平洋戦争後の国共内戦を経て、毛沢東により建国された。西暦2000あたりから急成長。社会主義の利点を最大利用し、科学技術に多額の資金を投資し、2020年頃には米国に次ぐ科学大国として君臨した。工業技術も世界トップクラスで、世界の工場として強大な影響力を持つ。

20XX年に、台湾へ侵攻。その後、日米連合軍と戦闘になるが、最新独自技術により、敵側の予想よりも強大な力を発揮し、日米連合軍に辛勝(人民軍も多大な犠牲を払いながらも旧自衛隊を壊滅し、米軍にも大損害を与えた)。米国大統領から和平を提案され、日本の沖縄、九州、四国、の統治権を得た。これにより太平洋へ進出可能になり、世界を支配する野望に近づくことになった。GDPは世界2位。軍事力世界2位だが、1位の米国とは僅差。



米国__自由国。民主主義の守護者。世界一の強大国。かつては英国の植民地だったが、海外との交流を活発に行い、様々な技術を吸収していくことで超大国となった。第二次世界大戦では、太平洋における対日戦と欧州戦線における対独戦と、2つの大きな戦線で同時に戦ったが、圧倒的勝利を収めた。その軍事力、経済力、科学技術力は紛れもなく世界1位のモノ。

第二次日中戦争では、日米同盟、台湾の保護・中国の太平洋進出阻止を名目に参戦。強力な空海軍を駆使しながら序盤は有利に戦ったものの、中国の物量と科学技術の前に太平洋艦隊壊滅。日本国内の政治的腐敗、米国内の厭戦気運から中国と単独で講和をした。中国の太平洋進出のリスクを理解していながら、米国がないと日本は戦えないという事実の下、日本の宗主国という立場で講和を行った。戦後も、これ以上の中国の強大化を防ぐために日米安保を結んでいるが、日本国民からは敵国とみなされ、条約破棄を望まれている。

GDPは世界1位。軍事力は世界1位だが、2位の中国とはほぼ差がない。

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