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テーマなし詩集

over knowledge

作者: 歌川 詩季

 勉強しなきゃ(汗)

 常識という無知にとらわれる それが限界さ

 愚にもつかねえ能書きを はりつけてたいならご自由に


 賢人の導きじゃ至れずに ひっそりと咲いた花もあるよ


 五感の及ぶ世界を飛び超えて とぎすませ第六感

()る」より「(シキ)る」で「シる」とすりゃ

 後世(こうせい)に伝われと 壁画に刻んでやるけど

 おまえがついに 一を聴いても十の景色を見たときこそ

 善悪と 功罪で色づいた果実が()るだろう



 博識という梯子(はしご) 取り去ると しょせん猿知恵か

 愚の骨頂のてっぺんに のぼりつめたいなら好きにしな


 先人の教えでも至らない 高みまで羽かバネをくれ


 記憶の棚に書物を積みあげて 学びとれ経験で

()る」より「(シキ)る」で「シる」とすりゃ

 奥義と真髄(しんずい)とを 歴史に(のこ)してやるのに

 おまえがもしも 一のさきには十の未来を(えが)きたくば

 正か負か 賞罰で匂い立つ果実を()むがいい

 最低限、知ってなきゃいけないことは、たくさんあると思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 『常識という無知』『「知る」より「識る」で「シる」とすりゃ』『善悪と 功罪で色づいた果実が生るだろう』『正か負か 賞罰で匂い立つ果実を食むがいい』    すべていいなぁと思ったのですが、…
[一言] 連綿と紡がれてきたものを飛び越えた先にあるもの 常識という重力を第二宇宙速度で飛び出せ その先に生るのが知恵の実 ……ちゃんと解釈しきれずすみません。
[一言]  全く知らずとも理解できることもあるのかもしれませんが。  それができないから、せめて『知る』。  それもまた、理解できぬと『識る』からこそのことかもしれませんね。  私の場合、どちらもで…
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