前へ目次 次へ 13/16 君が怖い 君が怖くて あんまり話しかけられない 君が怖くて あんまり笑えない 君が怖くて 目が合ってもそらしてしまう 君が怖くて 私が私じゃないみたいになる 君の声 私の耳の中カスタードクリームみたいに 甘くとろけていく 君の目 私なんかにも分け隔てなく優しく笑ってくれるのに 私は君が怖くて 君のことを考えないようにしているのに 少し手が触れただけで あふれたように君のことで頭がいっぱいになる 私はバカだから 君を怖がって 大事なことにずっと気づかない 気づかないまま