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言葉の齟齬。

[神眼]…めっちゃ便利ですよね?

侑さんの運転で、強姦魔達の車で幽霊ホテルに行き、高木君や戸次君達が、元々捕まえてたヤツと新たな五人を合流させ、柱にぐるぐる巻きにして座らせる。

その間に僕が女の子の戒めを解いて、[神眼]で騒がない様にお願いをした。


「何処も怪我は無いかな?」

「…はい…」


[神眼]で騒がない様にお願いはしたけど、まだまだ怯えてるか…


「僕は、御堂静也って云うんだ。あっちの高校の一年だよ。キミは?」


僕は、彼女を安心させる為に自己紹介をし、彼女にも自己紹介をうながしてみた。


「私は…そこの中学二年の滝上たきがみ瑞穂みずほです…」

「へぇ、僕が…僕達が卒業した中学なんだ。どこかですれ違ってたりしてたかもね。」


僕は努めてにこやかに話をする。

終始僕が笑顔で彼女…滝上瑞穂さんの戒めを解いていたからか、少しずつ滝上瑞穂さんの緊張も解れたみたいだ。


「だったら憶えてても不思議は無いんですが…」

「それもそぉか。何はともあれ、酷い事されなくて良かったよ。この事、ちゃんと警察に言えるかな?」

「あ…はい!!あんなヤツ等、地獄に堕ちれば良いんだ!!」

「そぉだね。でも、ちゃんとした事を言わ無いと、僕達が逮捕なんて事になるから気を付けてね?」

「えっ!?なんでそんな事になるんですか?」

「アイツ等、警察と仲良しなんだ。前にも警察沙汰になったのに、あっさり解放されてね…」

「えっ!?そ、そんなの許せないよ!!」

「だよね。だから今度こそはと慎重に事を進めてるんだよね。」

「…私にも協力させて下さい!!」

「良いのかい?危ない事になるかも知れないよ?」

「構いません!!あんな怖い思い、もぉしたく無いですから!!」


滝上瑞穂さんの決意は硬そぉだな。


「ぢゃぁ、よろしくね。」

「はい!!」


と、被害者とは話が着いて、後は犯罪者達なんだけど…縛ってるんだから、殴っちゃダメでしょ?殺人未遂取られるよ?

僕は滝上瑞穂さんの拘束を解き、話をした後、手袋をして車内を物色した。

悪事の証拠が出るわ出るわ…狙う女の子の情報がびっしりと書き込まれていた。バツが付いているのは既に実行済みの娘だな…って事は、既に二十人以上がこの近所で襲われてて…あっ…翔子さんのも有るぞ…

なになに…[ガチロリ美少女…コレを捕まえれば他は要らないくらいだ…いつもヒョロチビと歩いているので二人共捕まえてヒョロチビの泣きっ面をちゃんと映しながら犯す事。]だと?ふざけやがって…あっ…飛鳥ちゃんと弥生ちゃんの名前も有る…先にコレを見付けられたのは僥倖かな?


「侑さん!!高木君!!鈴木君!!佐藤君!!コレ見て!!」


僕は顔写真付きの資料をみんなに見せてみた。


「んな!?こりゃぁ…」

「アイツ等許せねぇ…」

「これ、殺しても良い案件だよな?」

「つか、殺すべきぢゃね?」


みんなも驚愕と怒りが入り混じった表情かおになる。

まぁ、言いたい事は解るけど、


「ちょっ!?みんな冷静に!!コイツ等は警察と繋がってるんだよ?下手な事したら犯罪者にされちゃうよ!!」


実際、今の時点で傷害と拉致監禁は確定しているハズなんだよね…まぁ、被害者救出に伴う事として、正当防衛を主張出来なくも無い状況だけど…認められるかは解らないけど、そこは父さんに無理して貰うかな?


「…ソレはマズイな…いくら警察に取り合って貰えない事案とは云え、オレ達に対しては動くと仮定した方が良いだろぉな…」


流石侑さん。冷静だね。


「なるほど…元から警察も敵って事ですね?」


戸次君の言葉に侑さんが頷き、


「あぁ、ソレと…お前等の風貌がだな…悪役なんだよ。御堂以外…」

「「「「「「大きなお世話です!!鏡見てから言って下さい!!」」」」」


みんなからの総ツッコミに侑さんが多少怯んでいた。

笑っちゃダメなのかな?

そんな事を思ってたら、


「あははは!!みんな面白ぉ〜い!!」


無邪気な笑い声がして、みんなはそっちを振り向いた。

悪人顔の中心に居たのは滝上瑞穂さん…幼気いたいけな女子中学生…何とも不釣り合いな…


「いや…笑い過ぎだから…みんな優しいから怒らないけど、知らない男の人だったら何をされてるか…」

「えっ!?皆さんそっちの趣味なんですか!?」

「えっ!?」


そっちの趣味?何だソレは?


「御堂!!言い方に気を付けろ!!そこの美少女も、頬を染めてそんな目でオレ達を見るな!!オレ達は健全な男の子だ!!」

「えっ!?男の娘!?寧ろ見たいです!!」


高木君の言葉に、滝上瑞穂さんの瞳は爛々と輝いていた…あのツッコミの何処に反応したんだか…

女の子の考え方は良く解んないや…

ソレからも高木君と滝上瑞穂さんは、何やらわぁわぁ話していたけど、


「高木…お前、何か言う度にその娘のドツボにハマってるぞ?誤解だけ解いて、コッチを手伝えよ…」


呆れ顔の侑さんにそぉ言われ、高木君は半分諦めた感じだ。

そして僕も尋問に参加した。あの大男から聞けば大体は話してくれると思うけど…どぉかな?

そして、ソレから一時間程、犯罪者達から色々と聞き出せた。

ただ、黒幕が誰なのかまでは聞き出せなかったが、重要人物が何人か浮かび上がって来た…


「警察本部長の息子まで加担してたのか…」

「確かに、そぉなると中々犯罪者として捕まえる事は出来ないみたいだな…」

「さて、どこから切り崩すのが良いか…


ココまでの情報は撮影もしていたから、証拠能力は十分だとは思うけど…どぉなんだろ?父さんの意見を聞かなきゃだね。

って事で解散する事になり、僕が滝上瑞穂さんを送り届ける事になった…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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