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昭和。

やな青春時代ですねぇ…

まるで一昔前の不良漫画ですよ…

まぁ、高木君達の学校事情は置いといて…


「その農業高校も共学だったよね?」


僕は少し心配になって聞いてみた。


「あぁ、そぉだけど?それがどぉかしたか?」

「いや…あの強姦組織に目を付けられやしないかちょっと心配でね…」


そぉ、中学の時の進路に高木君達が通う工業高校と、その向こうに有る農業高校もちゃんと見ていたけど…女の子が居るなら注意は必要だろぉね…


「あっ…そぉか…向こうの学校になら女子生徒も居るかもな…」


このまま行くのもアリだけど…


「翔子さん、今日はもぉ帰って貰って良いかな?僕はちょっと向こうに行ってみるから。」

「えっ!?大丈夫!?(能力使う事になるかもよ?)」


僕の言葉に心配して…心配…いや、うん、最後の言葉は僕の耳元でヒソヒソと話してくれたけど…そっちの心配なのね?


「大丈夫だよ。僕は向こうの高校だから、絡まれはしないと思うけど…(いざとなったらバレない様に使うから。)」


僕もヒソヒソと耳打ちをした。


「なら良いけど…高木くん、鈴木くん、佐藤くん、大丈夫だよね?」


翔子さんは心底心配そぉに三人に縋る様な目を向けた。


「ま、大丈夫だとは思うよ。コッチは注意しに行くだけだからさ。」


とは云え、それが通用しないのが不良なんだけどね。


「ぢゃぁ、一旦翔子さんを送ってから出直すから。」


僕は一番大事な翔子さんを送る旨を伝えた。


「あぁ、そぉだな。水野ちゃんは絶対絡ませるからな…」


高木君は確信を持ってそんな事を言った。

ソレから翔子さんをマンションまで送って、僕も荷物を家に置いて、高木君達との待ち合わせ場所に急いだ。


「お待たせ!!」

「おぉ、ぢゃぁ行くか?」

「うん。」


と、工業高校の脇を通り、高校の裏手に行くと…今…平成だよね?何この昭和レトロな感じ…向こうの通りと全く違うんですけど!?道に居る人達も、絶対犯罪者か何かでしょ!?って感じだし、高校生達も昔の不良漫画から出て来た様な感じなんですけど!?ある意味怖いね。


「向こうの通りと全く違うだろ?」

「うん…ココまで違うモノなんだね…通りが一本違うだけだよね!?過去にタイムスリップとかしてないよね!?」


僕は少し不安になって捲し立ててしまった。


「あはははっ!!オレ達も最初コッチに来た時、同じ事思ったけど、間違い無く平成の街並みだぞ。」


佐藤君が笑いながらそんな事を言った。

しばらく歩くと、如何にもバンカラな感じの五人組が正面から怖い表情かおでコッチに来た。


「おいおいおい!?手前てめぇ等の学校ぢゃ、ぼっちゃんをコッチに連れ込んで餌にでもするのか!?」


って、う〜ん…見た目と話し方で人を判断しちゃダメだよね?


「ん?あぁ、ちょっと違うんだよな…ま、そんないきり立たずにさ、話聞いてくれないか?殴りたいなら後で殴って良いからさ。」


高木君が物怖じせずにそぉ話し始めた。


「ん?お前、ケンカしに来たんぢゃねぇの?」

「ケンカ?いや、オレ達は注意しに来たんだよ?」

「あぁ〜ん?何をどぉ注意するってぇ!?」


相手の農業高校の生徒は高木君とおでこを突き合わせてスゴんでるけど、高木君はお構い無しに、


「えっとだなぁ…そっちの学校には女子生徒も居るだろ?」

「居たら何だってぁんだ!?」


他の人からも声が上がる。


ちけぇし煩いなぁ…御堂、アレ見せてやって。」


高木君から話が振られたので僕は例のサイトを出して、農業高校の生徒に見せる。


「ほら、このサイト少し見てもらえるかなぁ?」


僕の言葉に素直に、農業高校の生徒は従ってくれた。


「何だこりゃ?」

「エロ動画のサイトか?」

「こんなの見せて何だってぇんだ?」


うん。コレを見せる為に来たんだけど、そんな反応になるよね。


「コレは、この辺の女の子が攫われて、撮られた強姦モノの動画なんだよね。」


僕の言葉に、何故かピンと来てない感じがするなぁ…


「ソレが何だってぇんだ!?」

「何って…農業高校の生徒に被害者とか居ないか、居ないにしても、注意は必要かなって思って、友達に無理を言って連れて来て貰ったんだよ。」


ソレに、いざって時に協力してくれると助かるんだよね。


「…で、コレがこの辺だって証拠は有るのかよ?」

「昨日、僕の友達が連れ去られそぉになったんだよね。」


僕の言葉に農業高校の生徒達は顔を見合わせた。


「そ、そんなのは警察に任せろよ?」

「その警察が当てになんねぇんだよ。だから草の根活動してんだよ。」


佐藤君が応えてくれた。


「昨日連行されたけどすぐに釈放されたんだよな。」


鈴木君が更に続けた。


「その話、マヂか?」


五人のリーダーっぽい人が初めて口を開いた。


「ホントだよ?ケンカばっかしてるって云うコッチに、僕みたいなのが来たってだけぢゃ信用出来ないかな?」


僕の言葉に少し考えて、リーダーっぽい人が誰かに電話をかけ始めた。


「…はい…えと…だからこそ確認に来て貰えると…はい、お願いします。」


うん、先輩か誰かに連絡してるね。この場所も伝えたみたいだし…

ソレから少ししたら、一人の美少女がコッチに歩いて来た。まぁ、その人のスカート丈は地面に着くか着かないかくらいに長かったのが印象的だった。

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罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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