表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/172

無用な争い。

女の子の制服を着せられて、三人の美少女に揉みくちゃにされてビンビン物語り…どんな拷問だ!?いや…ご褒美なのかな?

くそっ!!動けない…いやソレよりも、こんな所で暴れん棒が覚醒してどぉするんだよ!?目の前の三人が喜んでるぞ!?


「わたし、経験無いんだけど…どぉしたらアレ、おさまるの?治るの?」

「放っといたら自然と萎むはずよ?」

「でも、静也様のあの状態…勿体無くない?」

「確かに…あのクソのと比べても大きいもの…」

「私もあまり記憶に残って無いけど、アレはスゴいと思うわ…」


宮乃杜と久田の目が怪しく光る…ココは逃げの一手しかないだろ?


「なぁ…これ、男女で逆の立場だったらどぉ思う?か弱い女の子に男が三人で囲んで、ぐへへへへってなってるんだぞ?」

「そ、そぉだよ!!二人共、静也くんをいぢめないの!!」


と、翔子さんは味方をしてくれるつもりみたいだ。

よし!!今の内に…[異能]発動!![言霊解除!!]

『[言霊]を解除します………成功[言霊抵抗]の異能を作成しますか?』

おや?アナウンスさんが何か提案とか珍しいな…よし!!作成します!!

『[言霊抵抗]作成しました。』

うん、コレで多分大丈夫だと思うぞ…

僕は手をグッパーしてみた。意識した通りに動く!!


「さて、僕は本当に着替えて来るからね!!」


僕は立ち上がり、部屋に駆け込んだ。


「あぁあ…勿体無い…もっと見ていたかったのに…」

「あら?水野さんも静也様のアレを見ていたかったのですね?解りますわ!!」

「うんうん!!解るぅ〜!!」

「わたしはそっちぢゃないよ!!静也くんが可愛かったから…!!」

「あら?あんな大きいモノが可愛かったのですか?」

「水野さん、そんな華奢で、アレが挿いるの!?」


階下から不穏な言葉が聞こえて来るけど、今は気にしない方が得策だよね?

僕は適当に部屋着に着替えてリビングに行った。


「…だぁかぁらぁ!!誰が最初とか無いの!!」


珍しく翔子さんが声を荒げているな…


「ぢゃぁ、三人一緒にするの?」

「ちっがぁ〜う!!」


肩を怒らせて、翔子さんが宮乃杜に怒鳴ってるな…何だろ?


「まぁ、ソレよりも、先にアレを入手しておく必要が有りませんか?静也様もこの歳でパパにはなりたくは無いでしょぉから。」

「ソレも大事だけど、そぉぢゃ無いんだってば!!」


久田の言うアレってなんだ?翔子さんは解ってるみたいだけど否定してるし…


「ぢゃぁ何よ?御堂君だって、健全な男の子なんだよ?やりたいお年頃でしょ?ソレを我慢させておくつもり?」

「ソレは無いですね。私も病気はしっかり治療してますし、昨日も検査しましたが、ドレも陰性出したので、ご迷惑はお掛けしないと思いますが?」

「ソレも大事だけど違うから!!」


宮乃杜に久田が同調して翔子さんも同調しつつ否定する…なんだこの会話?恐らくだけど、名前が出てるから僕が話の中心では有るとは思うんだけど…ここは深入りしたらダメな雰囲気だよね?


「…ったく…コレだからバージンは…だったら御堂君に決めて貰いましょ?ソレなら納得するでしょ?」

「…ぐっ…静也くんが決めた事なら…」


宮乃杜の言葉に、歯噛みをしながら翔子さんが血涙を流す勢いで、何かを納得した感じで、女の子同士の話は終わったみたいだ…

僕はその雰囲気を察してリビングに入った。


「お待たせ。仲良くしてた?」


仲良く出来て無い事は知ってるけど、まぁ何をいけしゃぁしゃぁと…自分で言ってて非難したくなるよ…


「めちゃくちゃ仲良くなったよ!!」


翔子さんは僕の右腕に絡み付き、久田と宮乃杜をニヤ付きながら見ている。

あっ…コレまだ仲良くなって無いパターンだよね?


「そっか。なら良かったよ。」


僕は気付かないフリをして、この話を流した。いや、絶対面倒な事になる予感がしたから…そして、僕は考えた内容を三人に話した。


「まずみんなに話しておかないといけない事は…この件で警察はほとんど動かないって事。」

「えっ?なんでよ!?」


翔子さんだけが驚いている。そして、


「でしょぉね…」

「警察も慈善団体ぢゃ無いものね。」


久田と宮乃杜は理解しているみたいだけど、


「なんで!?何で警察は動かないの!?」


翔子さんだけは驚いていた。


「被害者が名乗り出ないからよ。被害者が名乗り出ないなら、警察は動かないわ。被害者が居ないなら、事件は無かったと同じだもの。警察が事件と認知出来ないなら、警察は動き様が無いのよ。」


と、宮乃杜が説明してくれた。中々に的確だな。


「ソレに、私達が訴えたとしても、証拠が何も無いのよ?ただの妄想だと言われて、ソレでおしまいよ。」


久田が更に付け加えてくれた。


「そぉ云うワケで、今の時点ぢゃ警察は動かないよ。動いても見廻り強化くらきかな?」


僕も現実的な事を言ってみる。


「そっか…ぢゃぁ、どぉするの?」

「そこで、僕が考えたのは、翔子さんと久田で被害者を訪問して、どこで攫われたか、どこに連れて行かれたのか、何をされたのか…その辺の聞き取りをお願いしたいんだけど…」


僕は翔子さんに要望を伝えた。


「うん…ソレは良いけど…静也くんと境子は?」


アレ?来たの間にか呼び捨てだぞ?あっ、宮乃杜 の反応は…微妙だね…でも、打ち解けるのは早くなるかも…


「僕達はコレだよ。」


僕は自分のスマートホンを見せて説明した。

何を話し合ってたんだか…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ