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いぢめられっ子の逆襲(仮)  作者: ちまき
僕の逆襲。
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逆襲開始。

他の二作品とは完全に作風が違いましたね…なんか戸惑う…

僕は藤田警部補と一緒に吉村義隆の所に行く。


「あの…吉村義隆さんですか?」

「ハイ…フジタケイブホハイマスカ?」

「私がそぉですが?」

「セイトニ、タノマレタモノ…」


と、なんだアレ?USB?アレにデータが入ってるのかな?


「そ…そぉですか…ではこちらに…」

「ハイ…」

「藤田警部補、僕も一緒に行って良いですか?」

「ん〜…そぉだなぁ…ロビーまでなら許可出来るけど…」

「はぁ…そぉですか…なら今日の所は帰りますね。失礼します。」

「はい、ぢゃぁ気を付けて帰ってね。」

「はい。」


と、僕は警察署を後にした。

くそっ!!一緒に追い込みたかったんだけどなぁ…ま、コレで芋づる式で校内で逮捕者続出だろぉね。明日が楽しみだよ。

と、バス待ちをしてたら、


「あれ?御堂ぢゃん、こんなトコ居るとか珍しいな。なんか有ったのか?」


と、声をかけられてそっちに目をやると、


「高木君!?あれ?高木君こそコッチの方に用が有ったの?」

「ん?あぉ…まぁそぉだな。」

「珍しく煮え切らないね?」

「それより、お前はどぉしたんだ?」

「僕は警察署に用事があってね。もぉ終わって帰るトコなんだ。」

「そっか、ぢゃ一緒に帰ろぉぜ?」

「うん。」


と、バスを待つ間には他愛の無い話をしてて、バスに乗ってから、高木君は真剣な話をし出した。


「なぁ御堂は近藤涼子ちゃんの事憶えてるか?」


近藤涼子…僕達と近所の幼馴染だ。吉村義隆と内山田浩太に強姦されて自殺しちゃったんだよね…


「忘れるワケ無いよ…昔は良く一緒に遊んでたもんね。」

「あぁ、それでさ…自殺の原因探してたんだが…全く解らなくてよ…お前、なんか知らないか?」

「もしかして、結構学校に来て無かったのって…」

「あぁ、佐藤と鈴木も同じだよ。」

「そっか…うん、涼子ちゃんが自殺する理由って普通に考えても思い付かないもんね…」

「だから学校以外に何か無いかと思ってな…」

「あれ?そぉなるとこの前ケガしてたのは?」

「アレは…不良グループに情報無いか聞いた時にボコられたんだよ。」

「…そぉなんだ…うん、多分その件は近々解決すると思うよ…」

「なんだよ!?どぉ云う事だよ!?オレ達が調べまくってもほとんど情報が無かったんだぞ!?」

「それは…うん、調べる場所が悪かったとしか…」

「そっか…解決かぁ…あ、二人にも連絡しとかなきゃ!!」


と、高木君は二人にメールし出した。


「…で、原因って何だったんだ?」


って…コレは言って良い問題なのかな?


「ん〜…そぉだね…あまり教えたくは無いかな…口に出すのも虫唾が走る内容だから…」

「そんなヒドい内容なのか?」

「うん…それに…」

「それに?」

「まだ確証が無いから…明日僕はソレを確認してみよぉと思うんだけど…」

「オレも!!オレも付き合うぞ!!」

「そぉ?ムナクソ悪い思いするけど、覚悟は良い?」

「あぁ…」


と、バスの中での話は纏まった。


「ぢゃぁ、また明日ね。」

「おぉ、また明日。」


と、その日は別れた。家に帰ると…ありゃま、今日は父さんが帰って来てたのか…


「ただいまぁ。」

「おぉ、遅かったな。どぉかしたのか?」

「ん〜…ちょっと警察署に用事が有って…」

「そぉか…事件とか起こしてないか?」

「僕は起こしてないよ。あ、そぉだ!!コレ聞いてみて。」


僕は吉村義隆が給食費未納を言っている場面の録音データを父さんに聞かせる。


「何だこりゃ!?事実ならまだしも…事実無根な上にイヂメの現場に油を注いでるぢゃねぇか!!」

「父さんもそぉ思うんだ…」

「当たり前だ!!学校側は何と言ってる!?」

「うん、教育委員会にも行ったけど、学校にイヂメの事実は無いって…」

「その録音データは聴かせたのか?」

「聴かせても無意味だよ。教頭も校長も担任の操り人形な感じだから。」

「何だそりゃ!?おかしく無いか!?」

「ま、女子中学生と性行為する様な連中だからね…」

「ソレ…ホントか?」

「うん…」

「他にも何か証拠になりそぉなモノは有るのか!?」

「そぉだね…」


その日は夜中まで録音データを父さんに聞いて貰った。


「ふぅ…仕事でもこぉ云った案件はたまにあるけど、ココまでヒドいのは初めてだな…教頭すらも取り付く島が無いとなると…学校ぐるみで…ってなるかも知れんな…」

「やっぱりそぉ感じる?」

「当たり前だ!!ココまでヒドい案件は初めてだぞ!?この録音データだけでも名誉毀損で訴えられるし、慰謝料もがっぽりだぞ?」

「大体どのくらい?」

「そぉだなぁ…教師が嘘を吐いてまでココまでの事をしているから、学校側にも請求したとして教員の年収分くらいはイケるな。」

「うわぁ…父さん、悪徳弁護士の顔になってるよ?」

「あぁ、父さんの本領発揮だ!!さて、今日はもぉ遅いから明日から動く事にするさ。」

「うん、おやすみ。」

「あぁ、おやすみ。」


弁護士の父さんにこれだけ話したんだ。トコトン追い込むんだろぉなぁ…

明日の朝、自殺を考えた時に書いたアレ渡しとくか!?

くくくくく…みてろよ…ココからずっと僕のターンだからな!!

うん、仕返しするのは良いけど、ヤリ過ぎない様にしないと手痛いしっぺ返しが有るかもね。

週一更新一つ、毎日更新二つ…するんぢゃ無かった…

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