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デート。

なんか、静也君に殺意が湧いて来たんだが…いや、羨ましく無いかんね?うん、

プリクラを撮った後は、


「あっ!!アレ乗ろぉ〜!!」

「ちょっ!?」


翔子さんに引っ張られて来たのは…ジェットコースターだ。

いや、好きだよ?好きなんだけど…


「あの…ね?」

「なぁに?もしかして怖いの?楽しいよ?」

「いや、楽しいのは解るし、僕も好きなんだけど、そのミニスカートで乗るつもり?」


そぉ、翔子さんの私服は今まで見たのは全部、ヒラヒラしたミニスカートだ。風に煽られただけで、おぱんつが丸見えになるんだよね…しかも、翔子さんのおぱんつは、見た目にそぐわないセクシーなヤツばっかりだ…今までにチラっと見えたのが、たまたまそぉだったってだけかもだけどね…


「ん?そぉだよ?何か変?」

「いや…風に煽られて捲れるんぢゃ…って思って…」

「静也くんのえっちぃ〜!!期待してるの?」

「心配してるんだよ!!」

「ん〜…まぁ、見られても静也くんだけなら平気だから大丈夫だよ?」

「いや…僕が野獣化したらどぉするんだよ!?」

「ん?受け入れるから安心して良いよ?」


にっこり微笑まれた…

可愛いなぁもぉ…父さん、母さん、意外と早く孫の顔を見せられるかもしれませんよ。


「まぉ…それなら良いんだけど…」


僕は翔子さんから目を逸らして、頬をポリポリした。


「あ〜、やっぱりえっちな事考えてるんだぁ?」


翔子さんは僕を覗き込みながら、そんな事を言って来た。

さて、ココが勝負だ!!「そんな事無いよ?」と笑顔で応えると、「わたしには、その魅力が無いんだ…」とか言ってヘソを曲げられかねない、かと言って、「そりゃぁ…僕も男だしね…」とか言うと、「すけべぇ〜!!」とか言ってほっぺを叩かれそぉなんだよな…さてどぉする!?答えは一つだ!!


「えと…うん…翔子さんが魅力的なのが悪いんだからね?」


そぉ!!魅力的な女性が側に居れば、男なら欲情して当然なんだ!!コレは怒るに怒れまい!!


「えっ!?うそ…」


えっ?なんでそんな驚いてるんですか!?照れ隠しでも無い様に見えるんだが…


「…静也くん…ロリコン?」


ぶはぁっ!!そっちか!?そっちなのか!?


「や…あの…違う…と思うよ?」

「えっ?でも、わたしの顔って、年相応ぢゃ無いし、身長も小学生と遜色無いし、その…胸も小さい方だから…」

「えと…その…ね?」


僕は言い訳を考えて少し慌ててしまう。


「ぷっ…あははは!!」


あれ?何がそんなに可笑しいんだ!?


「えっと…翔子…さん?」

「あははは…ごめんね。からかい過ぎたかな?今まで、わたしに言い寄って来てた人達がかなりのロリコンさん達だったからさ…勿論全員振ったけどね。」


ぐぬぬぬぬ…この小悪魔めぇ!!


「そんな事するんだ?ふぅ〜ん…吉高先生に誘われたら、そっちに着いて行こだかなぁ…」


僕からの仕返しだ!!存分に喰らうが良い!!


「だめ…ぜったい…絶対最後にはあんな事やこんな事されちゃうんだから!!」


翔子さんは、いきなり凄い剣幕で捲し立てて来た。


「あんな事やこんな事?」


僕は聞いてみた。


「そぉよ!!スっごくえっちな事されちゃうんだから!!そしてあの年増から近付いて、無理矢理えっちな事して、「男なら責任を取れ!!」って言われるんだから!!ぜったいにダメ!!」


頬を膨らませて、プンスコする翔子さん…めっちゃ可愛いんですが?


「あははは…冗談だよ。無理矢理されるのも嫌だからね。」


ぷくっと膨れた翔子さんのほっぺをつんつんしながら答えてあげた。


「あっ…ひっどぉ〜い!!そんないぢわる言うんだぁ?」

「さっきの仕返しだよ。」


と、二人でワイワイして、ジェットコースターの順番が回って来た。


「あの…腕は大丈夫ですか?」


係員の人に聞かれたから、


「はい、もぉくっ付いてるハズですよ。痛みも有りませんし。」

「そぉですか。えと…そちらのお嬢さんは少し、身長が…」


僕の方は良いとして、翔子さんの身長が問題になった。


「えっ?身長?」


翔子さんが驚いている。


「はい、百五十センチは必要なんです…私が丁度百五十なので、その…」


わぁ…言い難そぉだなぁ…


「そぉですか…仕方無いですね。」


と、僕は翔子さんの手を引いて、その場を離れた。


「ぶぅ〜!!乗りたかったのになぁ…」

「でも、事故に遭ったら、ココの人にも悪いし、翔子さんが怪我とかしたら、僕がイヤだからね。」

「仕方無いなぁ…今回は大目に見てあげる!!」


身長の事を言われて、少し拗ねてる翔子さん…そんな仕草も可愛いとか…あざとい!!でも…可愛いから許しちゃうんだよね。

時間も時間だけど、そのまま帰るのも味気無いので、観覧車に乗る事にした。コレなら、身長も関係無いからね。


「そ…そぉだね…観覧車!!うん!!コレもお約束だもんね!!」


翔子さんはなんか凄い気合い入ってるんだけど…


「はい、次の方どぉぞ。」


係員さんにススメられて、僕達は観覧車に乗る。

観覧車に乗ってから、翔子はすんごい緊張し出した。

なんだろ?二人きりの密閉空間だから緊張してるのか?


「…手…離さないでね…?」

「えっ?うん。」


ただならぬ緊張を見せる翔子さんに頷くしか出来なかった。

不思議な事に、観覧車に乗ってから、会話が一切無く、翔子さんは俯いたままだ。


「ねぇ、翔子さん?もしかして、観覧車嫌いだった?」


僕の問いに、翔子さんは僕を見て来る…瞳に涙を溜めて…


「こ…怖いの…高い所が…」


あぁ!!なるほど!!高所恐怖症かぁ…なぁんだ。楽しくないのかと思っちゃ…楽しめるワケ無いわぁ!!


「だったら、先に言ってよ!?そしたら、止めてたのに。」

「ジェットコースターもホントは苦手なんだけど…」

「だったらなんで…」

「静也くんとなら、楽しめると思ったんだもん!!」


って、抱き着いて来た。

抱き着いて来た翔子さんの腕…ってより身体は小刻みに震えていた。

楽しみたいってのと、怖いってのがせめぎ合ってるんだな…

僕は翔子さんの頭をポンポンと撫で、


「そっか。そんなに楽しみにしてくれてたのかぁ…一緒に来れて良かったよ。こんな可愛い翔子さんの一面が見れて、僕は幸せ者だよ。」


と、勤めて明るく言ったのに、


「むぅ…いぢわる…」


って、僕を睨みながら唇を尖らせて来た。

うっ…コレ…キスしても良い場面なのかな?いや、どぉだろ?誠実かどぉか試されてるのかな?どぉするのが正解だぁ〜!?

そんな風に悩んでる間に観覧車を降りる時間になって、二人で降りてしまった。


「高所恐怖症とか、知らなくて、怖い思いさせてごめんね?」

「ん?うん…知らなかったんだから仕方無いよ。でも、次は克服してやる!!」


キスはしなくて正解だったかな?それから、少しして、閉園時間になり、僕達も帰途に着いた。

観覧車では頂上でちうするべきですよね?

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