双子。
えっ?水野さんのパンチラの描写が無いって?
大丈夫!!今回は…
僕達は、そのまま缶ジュースを買い、公園で少し話していた。今回、缶ジュースは僕の奢りだ。えっ?まぁ、助けて貰ったんだし、当然だよね。
で、話題の中心は…
「…って事は、入学式の後に意気投合して、仲良くなったんだ?」
「うん、そぉですよ。」
と、戸次君達が水野さんを囲んで話している。
戸次君達の見た目が怖い事も有り、美幼女に群がる変態不良さん達に見えなくも無い…
「おい、戸次、それ以上近付くと御堂が怒り出すぞ。」
「えっ?」
と、高木君に声をかけられた戸次君は、僕と水野さんを交互に見て、
「あっ…すまん!!こんな可愛い娘、見たの初めてだから…つい…」
と、本当の事を言っている。全く正直者なんだから。
「戸次君も解ってるねぇ!!多分日本で一番だと思うよ!!」
「あぁ…あんな娘を見たら、他の女の子とかカカシだもんなぁ…」
「カカシは酷いよ!!」
あははは!!と戸次君と笑い合った。水野さんの視線がちょっと痛いから、一言付け加える。
「でも、あまり水野さんに近付かないで欲しいかな…もやもやするから…」
「ん?あ、あぁ…そぉだな…気を付けるよ。」
「うん。」
と、水野さんをちらっと見たら、うんうん頷いていた。コレで正解だったみたいだね。
「くそぉ!!ウチの高校にも、女の子が居たら…」
あ、そっか…みんなの通ってる高校は工業高校だから、女子生徒の数はめっちゃ少ないのか…さて…どぉすれば良いか…
「アレ?駅向こうには女子校が無かったっけ?」
「あぁ、有ったなぁ…でも、この格好は場違いなんだよなぁ…」
と、鈴木君が答え、
「ソレに、高木は女に興味を示さないし、オレ達もなぁ…」
と、佐藤君が云う。
あ、そっか…涼子ちゃんの事、まだ…生涯引き摺らなきゃ良いんだけどなぁ…
と、話の内容を聞いていた戸次君達三人は、
「あっ!!用事思い出した!!」
「あ、オレも…」
「ぢゃぁ付き合うぞ。」
と、なにやらソワソワして、駅の方に歩いて行った。
「アイツ等ナンパでもするつもりかなぁ?」
高木君がそぉ言うと、
「だろぉな…」
「成功するか解らんけどな…みたまんまヤンキーしてるんだから…」
「そぉ云うのが好きな女の子も居るだろ?」
「そぉそぉ居るかぁ?」
「居るんぢゃね?」
と、鈴木君と佐藤君は他人事みたいに言うけど…
「二人は行かなくても良かったの?」
と聞いてみる。
「ん?まぁ…行ってもなぁ…?」
「あぁ…浮気はダメだもんなぁ?」
とか言っているし…もしかして…
「えっ!?もしかして…二人共…?」
と、驚いていたら、
「あっ!!お兄ちゃん!!そうくん!!」
「かずくんだぁ!!と…静也くん?」
と、そっくりな女の子二人が歩いて来た…
うん?見憶えが…あっ!!高木君の双子の妹達だ!!
「確か…弥生ちゃんと飛鳥ちゃん!?」
と、名前を呼んでみた。
「うん、そぉだよぉ!!」
「静也くんは久しぶりだねぇ!!元気してたぁ?」
この二人は中学に上がったくらいだよね?
「うん、まぁ、腕以外は元気だよ。」
と、未だ三角巾の腕を見せる。
「うわぁ…痛そぉ…」
「事故か何かに遭ったの!?」
「うん、まぁ…そんな感じかな?にしても、二人共大きくなったねぇ!!」
二人共百五十センチは超えてるかな?
「うん!!今、百五十三センチあるよ。」
「そっかぁ…成長期なのかな?」
「うん、そうくんの隣に立って、ちょぉど良いくらいになるんだぁ!!」
「私も、かずくんと釣り合う様になるんだもん!!」
ん?アレ?コレはもしかして…僕は鈴木君…鈴木聡太…と佐藤君…佐藤和幸を交互に見る…なるほど…
「二人共…ロリコン?」
「んな!?」
「ちょっ!?なんだその認識は!?」
僕は鈴木君と佐藤君にかなり失礼な事を言う。
「おいおい、御堂、ソレは言い過ぎだって!!ソレに、弥生と飛鳥の方からだから!!」
なんだと!?
「えと…弥生ちゃんも飛鳥ちゃんも正気!?」
「なにが?」
「静也くん…もしかして…ヤキモチ?」
んが!?ヤキモチなんかぢゃ無いよ!!
「そんなワケ無いよ。僕には…」
…水野さんが居るから!!と言おぉとして、その言葉を飲み込んだ。まだ水野さんとはそこまでの関係になるには早いから…
「…好きな女性が居るから…」
そぉ言った僕を、水野さんが見てるよ…なんか恥ずかしいな…
「えぇ〜!?静也くんにもそんな女性が居るんだ!?」
「どんな女性なの!?」
って、二人共喰い付き過ぎだって!!
「えっ!?いや…まぁ…そのね?」
と、僕が言い淀むと、
「ほらほら二人共、"わたしの''静也くんが困ってるでしょ。その辺にしてあげて。」
と、水野さんが助けてくれた。ただし、''わたしの''をかなり強調していた。
「えっ?」
「うそ…」
弥生ちゃんと飛鳥ちゃんは目を丸くして水野さんを見詰める。
「「可愛い〜!!」」
小動物を見つけた時の感情を爆発させて抱き着いていた。
「んな!?ちょっ!?止めてぇ〜!!」
美少女三人が揉みくちゃになり出した…まぁ、見た目は三人共小学生っぽいから、百合百合してないけど、微笑ましい光景だ。
その後、一通り弥生ちゃんと飛鳥ちゃんに愛でられながらも、高校生だとなんとか伝わって、
「えぇ〜!?ウソでしょぉ!?」
「こんなお人形さんみたいなのに!?歳下にしか見えないよぉ?」
と、散々な言われ様だな…
そんな光景を男四人で微笑ましく見ていた。
ごめんなさい。他の作品みたいにはなりませんでした…




