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妄想。

女同士の男の取り合いなんだけど、静也君にはワケが解らない様なのです…

さて…なんか良く解らないけど、水野さんと吉高先生が睨み合って双方一歩も譲らない雰囲気なんだけど…ここで僕が取る選択で一番正しいのはどっちなんだ?

ま、水野さんと帰ったらいつもと変わらないだろぉ…いつもと違う方を選んでみるか?


「ありがとぉ…吉高先生お願いします。」

「そぉね…ぢゃぁ、御堂君のおウチを教えて貰わないとイケないわね…」

「ちょ!?御堂くん!?ウソでしょ!?


と、半泣きですがって来る水野さんと離れ、吉高先生に連れられ、車でウチに帰る。


「あら?一人だけ?ご両親は?」

「二人共、仕事であまり家には帰って来ませんので…」

「あら?その左腕ぢゃ大変よね?良いわ。晩御飯くらいは作ってあげる。」


と、台所に立つ吉高先生を尻目に僕は宿題をする…


「あっ、その腕ぢゃお風呂も無理ね?良いわ。介助してあげる。」

「えっ!?あ。イヤ…流石にそこまでお世話になるのは…」

「良いのよ?ちゃんと甘えられる時は甘えてなさい。お姉さんからのめいれいよ。」

「はい…」


と、お風呂であんな事やこんな事…また吉高先生の口に僕の真ん中の脚が…えっ!?その豊満なおっぱいってそんな風に使うんですか!?柔らかい挟み心地であったかくて、先端の鈴カステラは食べられて…コレで我慢しろって方が、思春期真っ盛りの男子には無理と云うヤツで…一回、二回と吉高先生は大量の膿を僕の真ん中の脚から吸い取り飲み下す。


「今日は私も…ね?」


と、吉高先生は、湯船でぐったりする僕に覆い被さって来て、


「ん…んん…はぁ…」


と、吐息を漏らしながら、僕の真ん中の脚を吉高先生のお股が飲み込んでしまう。


「何回出しても良いのよ…」


と、耳元で囁かれ、僕も理性が崩壊し、その日は、そのまま深夜まで、野獣の様に吉高先生と交わり続けた…

そして、翌日…


「ねぇ…なんで朝まであの女の車が、御堂くんちの車庫に止まってたのかな?かな?まさかとは思うけど、朝までずっと、二階に電気が点いていたのはなんでかな?かな?色んな影絵が動いて見えてたのは、なんでなのかな?かな?」


と、虚な眼差しで水野さんは僕に質問して来た…前の時…車の中で抜かれた時は仕方無いみたいに流してくれてたけど…今回はやり過ぎだ…

疲れ果てて眠るまで、ずっと致してましたなんて言えないけど、水野さんの眼は、「全部知ってるよ?どぉ誤魔化すの?何?わたしにウソを吐くんだね?ふぅ〜ん…」と語っている様だ。正直に答えても、ウソを吐いても最悪なシャリオしか思い付かん!!そのカバンに隠し持ってる出刃庖丁はなんなんですか?へぇ…そぉですか…なろうだったら転生とかの起点になるのかな?でも、コレは現実…

…なんて事に成りかねないぞ!?吉高先生に従うのは無しだ!!魅力的な提案だけど、もし妊娠とかされたら、僕は死んで無くても十歳くらい歳上の大して好きでも無い女性と、一時の気の迷いで出来た子供の面倒をみる事に…うん、そっちの観点からも無しだね…と、云う事で…


「吉高先生、お気遣い痛み入ります。ですが、今日の所は平気ですので、いつも通り帰りたく思います…」


と、水野さんと吉高先生の睨み合いの間に割って入って、そぉ言うのがやっとだった。


「あら?淋しい事言うのね…」

「うん!!絶対そぉするべきよ!!」


吉高先生と水野さんで正反対の言葉が返って来る。


「うん、僕もそぉ思うよ。先生のご厚意に甘えていては人として成長出来ないだろぉしね。」


と、心にも無い事を言ってみる。


「まぁ!!自身の成長の為、そこまで考えてるのね!!」


と、何故か吉高先生がキラキラした乙女の様な眼差しを向けて来た。なんだか背筋が凍る感覚があるんだけど…なんで!?

今はソコを考えずに、ココから逃げるのが先決だよね?

って事で、水野さんと一緒に保健室を後にした。

意外とすんなり魔窟からの脱出に成功した。


「御堂くん、気付いてる?」

「ん?何が?」

「吉高先生の狙い…」

「狙い?」

「あ…気付いて無いのか…」

「ちょっ!!気になるんだけど?」

「そぉ?まぁ、そぉよね。あんな美人でスタイル抜群な歳上のお姉さんからあんなに誘惑されてたのに、ソレに靡かなかったんだから…」


あ…そっちか…


「なんか、背筋が凍る感覚があったんだよね…」

「背筋が凍る?他の男の子なら喜び勇んで着いて行くと思うんだけど?」

「…まぁ、確かに男好きのする女性だとは思うけど…」

「けど?」

「僕はちょっと…いや、かなり苦手…かな?色気が強過ぎて…」

「えっ?そ…そぉなの?」

「うん…見るだけなら良いとは思うけど…なんか骨の髄までしゃずられそぉで…怖いって感じちゃって…」

「ソレは[ジュース]の効果?」

「ん?いや、そんな[ジュース]は無かったかな?」

「なら本能なの?」

「多分ね…」

「ソレは信じて良いと思うわよ。」

「ならそぉするよ。」


と、話しながら、公園を帰っていたら、


「おいおい、見せ付けてんぢゃねぇよ!!」

「おい、小僧!!死にたく無かったら女置いて逃げ出せよ!!」

「そんなヤツよりいい思いさせてやるからさぁ…」


と、絵に描いたような不良さん達に囲まれた。


「えと…今時珍しい人達みたいなんだけど…彼女が可愛いからって、カッコ悪過ぎない?もっと気の利いたナンパの仕方考えて出直したら?」


と、僕が言うと、水野さんはこれ見よがしに、僕の後ろに隠れた。

ナンパする時は男が居ない事をちゃんと確認しましょぉ!!

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