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家庭訪問!?

まぁたいぢめが始まりましたね…

さて、診断書も取ったし、あのメスブタには檻の中に入って貰うか?いや、退学程度で勘弁してやるか?いや、トコトンまで追い詰めてやるのが良いな。

そんな事を考えながら病院を出ると、


「あ、御堂くん!!大丈夫?」


って、水野さんが待っててくれた。いや、なんで待ってるかなぁ…


「オレ達で協力出来る事は有るか!?」


高木君が聞いてくれるけど、


「気持ちは有難いけど、学校が違うからなんとも云えないよ。気持ちだけは貰っとくよ。」

「そ、そぉか…水野さん、出来れば協力…」

「ダメだよ。そんな事したら水野さんまで巻き込む事になる。よく有るでしょ?いぢめを止めたらいぢめられる様になるって、ソレだけは避けたいからさ。」

「御堂…ソコまで考えてるなら何とか出来るんだな?」

「うん、あの女には地獄の苦しみを与えてやるつもりだよ。」

「そっか、詳しくは聞かないでおくよ。」


と、高木君達とは分かれ道で分かれて、僕達は家に帰る。


「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

「ん?何が?」

「久田美久の事…」

「あぁ…アレは正攻法ぢゃムリだから、[神眼ジュース]の力を借りよぉと思うんだけど…」

「どんな命令するの?」

「嘘を吐くなってね。一生嘘が吐けなくなるんだよ?あの手の女には地獄だろぉね。」


僕はニヤリと笑ってあげた。


「うわぁ…悪い表情かおするんだねぇ…うん、ソレなら良いよ。」

「ダメなのは?」

「僕に惚れて貰うって言ったら軽蔑してた。」

「うげぇ〜…一番嫌いなタイプの女に惚れられるとかどんだけ地獄だよ!?」

「あははは…でも、美人は美人だよね?イヤなの?」

「あんな嘘吐きでバカな女は大っ嫌いだよ?見た目も僕の趣味ぢゃ無いもん。」

「へぇ…どんな女の子が良いの?」

「それは…うん、個人情報だから言わない。」

「あぁ!!けちんぼなんだぁ…」

「けちんぼって…何年か振りに聞いたなぁ…可愛い表現するんだね。」

「んな!?」


と、水野さんは顔を真っ赤にしてぽかぽかして来た。


「痛いから!!痛いって…」

「からかったバツだよ!!」


と、ぽかぽかが止まらない…なんか嬉しいな…痛いのが良いってワケぢゃ無いよ?大して痛く無いし、悪意の無いこんな戯れが嬉しいんだよね。


「ごめんなさい!!ごめんなさい!!本当の事言ってごめんなさい!!」


と、しっかり謝った…謝ってるんだからやめてよね。


「むぅ…なんか負けた感じがする…」


と、水野さんは唇を尖らせてそんな事を言っている。その表情も可愛いな…


「イヤイヤ、僕の負けだよ。謝罪したのは僕なんだからさ。」

「そぉだけどさ…」


と、水野さんは転がってた石を蹴る。そんな姿も一々可愛く見えるのは彼女の身体の小ささから来るのかな?ま、どっちでもいっか。

そんな事をしてたら家に着いた。


「ぢゃぁ、また明日だね。」

「うん、頑張ってね。」

「うん!!ありがとぉ。」


と、水野さんと分かれて、家に入る。

宿題は少ないから、今日は先に運動をする事にした。

近所にグラウンドみたいな公園が有ってホント良かったよ。走って、筋トレして柔軟体操をして約二時間、家に帰ると、シャワーをして部屋着に着替えた頃、ぴんぽ〜ん…とチャイムが…誰だ?

僕が覗き穴を覗くと、確か…担任?だよな?


「はぁい、どぉしましたか?」


僕は扉を開けながら聞いた。


「やぁ、御堂静也君。ちょっと良いかな?」

「はい、誰も居ないので、大したおもてなしも出来ませんが…」

「あぁ、構わないよ。お邪魔しても良いかな?」

「はい。」


と、担任の柴田陽平を家にあげた。


「今は何をしてたのかな?」


リビングに案内してソファーに座って貰って、お茶を出した所でそんな事を聞かれた。


「はい、近所の公園で、ジョギングと筋トレと柔軟体操してました。コレから宿題をする所ですが?」

「そぉか、いやね、キミが…その…強姦魔だと噂があってね…その辺を聞きたかったんだが…」

「あぁ、僕も今日、初めてそんな話を聞きましたよ。朝からえと…久田美久だったっけ?今日がお前の命日だぁ!!とかドコの世紀末のチンピラかってくらいの事を言われて、教室に入ったら罵詈雑言に殴る蹴るの雨霰でしたよ。」

「ほぉ…で、キミは強姦なんてしていないと?」

「強姦どころか、童貞ですから…」

「なるほど…どぉ有っても自分は無罪だと主張するんだね?」

「はい。」

「だったら、久田が嘘を吐いていた…そぉ言うのかい?」

「そぉとしか言い様が無いんですけど…」

「その証拠は?」

「先生は僕の父の仕事をご存知ですか?」

「ん?今そんな話はしてないが?」

「なるほど、ご存知無いと…父は弁護士なんですが、その父の言葉ですが、性犯罪は冤罪でも九十九パーセント以上の割合で、有罪になるんですって。」

「それで?」

「していない証拠はあり得ないからだそぉですよ?犯行が行われた証拠は作れるのに…不公平だと思いませんか?」

「ふん、そんな話がなんだと言うんだ?」

「僕に、して無い証拠は出せない。だから、自称被害者に僕がやった証拠を提出して貰って下さい。ま、嘘だから証拠等無いと思いますが…」

「あぁ、ソレか、彼女は処女ぢゃ無かったぞ?ソレは証拠とは云わないのか?」

「云えませんね。アレは売春しまくりでしたから。廃校になった中学の関係者に聞けば解る内容ですよ?まだ父がその件で駆け回ってます。父に話を聞きますか?」

「なるほど、キミの事は良く解った…だが、そんな噂の有る者を学校に置いておくワケにもいかないのでな…自主退学を勧めに来たんだが…」


なるほど、そぉ云う事か…


「アレ?さっき、久田が処女ぢゃ無かったと仰いましたが、何故知ってるのですか?」

「むっ?そんな事を話す必要は無いだろ?」

「いえ、重要な事ですから。無実の僕に対してココまで言うんですから、ソコは話して下さいよ。」


僕は[神眼ジュース]の力を使う。そして、スマートホンで録音を開始した。

教師まで加担して来ましたね。

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