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争い。

暑い…ただただ暑い…熱中症にはお気を付け下さい。

指名手配になった事でどぉ変わるか…

なんで警察が動くかなぁ…久田の父親は何してくれてんだか…坂下当太は特徴が無さ過ぎて探すのも一苦労なんだぞ?

ま、今更云っても仕方無いか…


「そんな難しい表情して…また坂下の事考えてたの?」


翔子さんが僕の制服をピクピク引っ張ってそんな事を言って来た。


「うん…もぉ手遅れだけど、警察が動き出した…コレが問題なんだよね…しかも顔を公開しての指名手配とか、勘弁して欲しいレベルだよ…探し出すのがはるかに困難になったよ…」


タダでさえ尻尾を掴むのすら難しいのに、警戒されまくれだよな…


「でも、これだけ警戒されて、顔写真まで出回ってたらもぉ悪い事出来ないんぢゃないの?」


確かに普通ならその通りなんだけど…


「いや、逆にどぉせならって、もっと酷くなる可能性の方が強まってるよ…相手は電話でも相手を操れる様なヤツなんだから。」


派出所のお巡りさんも警察署長も操られていたと仮定した方が納得出来る程に酷かったもんね。


「…あっ!!そぉだよね!!警察の人達とか、常軌を逸してたもんね…」


翔子さんも派出所での事を思い出したのか、俯いて顔を赤ていた。

うっわ!!超可愛いんですけど!?


「何二人でこそこそ話してんのよ?」


僕達の横から宮乃杜が話しかけて来た。


「ん?あぁ、宮乃杜って顔も可愛くて、スタイルも良いよねって話してたんだよ。」


僕が話をはぐらかせてみたら、


「ちょっ!?いきなり何そんなホントの事言ってんのよ!?そりゃぁ私くらいの美少女なんて、翔子くらいしか居ないけど…」


満更でも無い様だ…

チョロいな…逆に心配になるよ…


「ふぅ〜ん…静也はそんな風に思ってるんだ…?」


あれ?翔子さんがジト目で僕を見てるぞ?なんでそんな感じになるの?


「や、やだなぁ…確かに宮乃杜は可愛いけど、翔子さんの方が魅力的なんだから気にしちゃダメだよぉ?」


取り敢えずご機嫌取りはしないとダメだよね!!


「ふぅ〜ん…わたしのが魅力的なんだ?こんなチビでツルペタな女の子がねぇ…静也ってロリコンなワケ?」


アレ?翔子さんの目が、ゴキブリでも見るかの様な目になってるぞ?ってか、僕はロリコンなんかぢゃ…彩奈に抱き着かれたまま、しずやくんが元気になり過ぎて一晩中寝れなかった事は有ったけど…それは体格的に翔子さんと被ったってだけ…だと良いなぁ…


「そ、そんなワケ無いよ?ただ、僕も男としては小柄な方だから、女の子も僕より小柄が良いなぁ…って思ってるんだよね。」


ちょっと苦しいかな?でも、小柄な娘が良いってのは事実たから…


「…ま、そぉ云う事にしといてあげる。」


翔子さんの機嫌が立ち直った感じがした時、


「なぁんだ。やっぱり私の事で盛り上がってたワケぢゃ無いんだ…だったら何を話してたのよ?」


おっと、宮乃杜の事忘れてたよ。


「ん?あぁ…」


空返事をする翔子さんは僕の方を見て、話して良いか聞いてる様だった。

僕は軽く頷き許可を出した。


「美久の両親が警察に坂下の事話したみたいで、ソレがいきなり指名手配になっちゃってるんだよね…それで、坂下の行動がイマイチ読めなくてね…」


翔子さんが言い淀んでいたら、


「あぁ…そぉ云う事ね。朝から異例だってニュースしてたからビックリしたよね!!」


あっ…朝のニュース見てなかったや。


「そんなに話が広がってるのか…どぉしたもんか…」


僕は悩んでしまったけど、


「ま、こぉなったら警察に丸投げでも良いんぢゃ無いの?」


宮乃杜は軽い口調で一つの案を出してくれた。

丸投げかぁ…でも、それだとお爺様の宿題を完成させたとは云えないよなぁ…


「それは流石に被害が増える可能性が高いし、潜伏されたら尚更見付け難いだけだと思う…だから僕が探し出さないとダメだと思う…」


僕は決意を新たにして口に出した。


「そっかぁ…ま、ここまで関わって、後は警察に…ってのも味気無いもんね…仕方無いなぁ…境子様も協力してあげる!!そして、私も見てもらえる様にするね。」


宮乃杜はにこやかに宣言したけど、何を言ってんだ?


「全く意味が解らないけど、協力してくれるなら助かるよ。」


僕は当たり障りの無い返事を返したけど、なんで翔子さんはそんなにむくれてるんですか?


「わ、わたしの方が活躍するもん!!」


って、僕ぢゃ無く宮乃杜に宣言してるんですけど…仕草がいちいち可愛いのはどぉにかならないのか?


「ほほぉ?私と張り合うと?」

「えぇえぇ、彼はわたしが一番魅力的だと、さっき聞いたばかりでしょ?張り合うの?って聞くのはわたしの方だと思うけど?」


なんか翔子さんと宮乃杜の間で火花が散ってる様に見えるのは僕だけなのか!?


「おぉ〜…相変わらず仲が良い様で…」


僕の背後から相田が声をかけて来た。


「…アレ、仲良く見える?」


僕は相田に聞いてみた。


「仲良いだろ?悪かったら既に取っ組み合いになってるだろ?それに…」

「それに?」


相田の言葉の先を促した。


「…いや、これ以上は御堂にはまだ早いか…」


ん?僕にはまだ早い?何の事だ?


「良く解らないけど、そぉ云う事にしとくよ。」


女の子の事はホント良く解らないな…

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罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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