最終日。
一日遅れ!?
忙しくて更新が間に合いませんでした!!
しずやくんは何とか汗を拭かれ、何故か急成長してしまったので、毒を二回も絞り出した…なんでこんな大量に毒を吐くかなぁ…
そして、リビングに行くと、龍一伯父様が僕に抱き付き、
「一緒に寝たんだってなぁ!!それでこそだ!!中学に上がる頃には産まれるのか!?」
何を早とちりしてんだか…
「確かに寝ましたが、そんな意味では寝てませんよ。だから子供は絶対に出来ません。」
僕はキッパリと言ってあげた。ちゃんと言わないと、伝わらないと思ったから。
「な…なんだと…?ウチの彩奈に魅力が無いと云うのか!?」
なんか、伯父様が愕然とし、その場に膝を折って崩れ落ちた。
なんでそんなドラマみたいな反応するかなぁ…
「ぬっ?もしかして、静也は不能なのか?それなら良い医者を紹介するぞ?」
お爺様も何を言ってるやら…
「不能でも無いです。」
こんな事、家族でも恥ずかしくて言えない内容だよね。
流石一条…何処か壊れてるよね。
「ほらほら、お義父さんも龍一君もその辺にして下さい。まだ朝ご飯前なんですから。」
父さんがぱんぱんと手を打ち鳴らしてその場を仕切ってくれた。
やはり頼るべきは父親なんだなぁ…
母さんは母さんで、僕を心配そぉに見てるけど、「不能ぢゃ無かったのね…良かったぁ…」って胸を撫で下ろしてる始末だ…
後で父さんから聞かされて知ったんだけど、僕の周りには美少女がいっぱい居るのに、誰とも肉体関係になってないからと、母さんが心配していたとの事で、何で手を出してないのか?そんな事を聞かれてしまった…責任取れないもん…仕方無いよね。
そして朝食の後、片付けをしていると、彩奈が部屋に入って来た。
「お兄ちゃん…行っちゃうの?」
かなり寂しそぉにしているけど…大丈夫かな?
「うん。明日からまた学校だからね。」
僕も懐いてくれる妹とのお別れは少し寂しいかな…
「私も一緒に…」
えっ!?ウチに来るのか?いやいや、彩奈も明日から学校だろ?それに、友達と別れるのはちょっとツラいと思うよ?
「伯父様が許してくれないだろ?」
流石に小学生で下宿ってワケにはいかないよね?
「ぱぱは良いって言ってる。」
良いのかよ!?いや…余り良くないと思うよ?普段僕一人って家なのに…
「そっか…でも、普段ウチは僕一人だから、マトモなご飯とか期待しちゃダメだから、やっぱり無理があるんぢゃないかな?」
食は人間の基本だ。まともなご飯無くしては全てが立ち行かない。だからこそここは心を鬼にしてでも断るべきだよね。
「…解った!!中学生になるまでにはお料理が出来る様に頑張る!!それからならいいよね!?」
ん?なんか変な事になっちゃぅてないか?いや…それより、
「…もし料理が出来る様になっても、僕には好きな人が居るんだけど?」
直球で勝負してみたけど、
「えっ?それが何か関係有るの?パパからはお兄ちゃんの子供を産めば良いって言われてるだけだから、そんなの関係無いと思うけど?」
と、何それ?美味しいの?レベルで話が通じて無いんだけど?
「…えと…彩奈は子供はどぉしたら出来るか知ってるのかな?」
昨夜、母さんに聞いたと思うし、最近の子供は耳年増な所も有るから知ってるよね?
「子供?赤ちゃんって事だよね?男女が一緒に暮らしてたら、コウノトリが運んでくれるんでしょ?そしてお腹が膨れて子供赤ちゃんが出来るんでしょ?そのくらい知ってるよ!!」
はい。知りませんでした!!
母さんは何を吹き込んだんだ?
「…えと…昨日、既成事実に付いて、どんな説明をされたのかな?」
母さんが何をどぉ説明したのかめっちゃ気になるんだけど…
「えっ?あ…えっと…それは女同士のひみつなんだよ!!」
彩奈はそんな事を言って外方を向いてしまった。
うん。コレは、母さんが「誰にも言っちゃダメだからね?」とか言って口止めしたって所かな?まったく、面倒だな。
「そっか。でも、一緒に暮らしただけぢゃコウノトリは来てくれないんだよ。」
色んな条件が揃ってやっと出来るのが子供だからね。
「えっ!?何で何で!?」
おっ?めちゃくちゃ喰い付いたぞ?それなら…
「それは…伯父様が詳しく知ってるハズだよ。今度聞いてごらん。」
僕は彩奈の頭を撫でながら、そぉお茶を濁した。あんなバカな事を言い出したんだ。少しくらい尻拭いしてよね。
難しい事は伯父様に丸投げして、荷物も纏め終わり、玄関に向かう。
玄関には既に父さんと母さんが来ており、帰り支度も万端なんだけど、
「…バカな事言わないの!!彩奈ちゃんはまだ小学生なんだから!!」
「…い、いや…でもな?良い話だと思うんだが…」
母さんが伯父様にスゴい剣幕で詰め寄ってたよ…多分彩奈の事だろな…
「ダメよ!!せめて、子供がどぉしたら出来るか、それをしっかり理解してからよ!!」
ほらね。やっぱり母さんも反対だったんだね。
そして、父さんはと云うと、無だね…君子危うきに近寄らずって感じで距離を取ってるよ…
「ねぇ、もしかしなくても、彩奈をウチに預けるとかそんな話してた?」
僕はこっそり父さんに耳打ちした。
「あぁ、いきなり帰る準備が終わった瞬間にな…」
父さんは呆れた感じでそぉ言った。
「こっちも彩奈が来て、ちょっと手間取ったよ…」
僕も父さんに同調した。それから来た時と変わらない帰り道を通り、僕のゴールデンウィークは終わりを告げた。
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