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世間との乖離。

大金持ちって、普通の人と比べて、変な人が多いのは何でだろ?

伯父様との邂逅も無事?終わり、お屋敷の中に通され、割り当てられた部屋に…えと…コレは?


「あっ、静也様…お疲れ様でした。お荷物お預かりしますね。」

「…あ…うん…」


僕は言われるままに荷物を渡した…


「…って、そぉぢゃ無いぃ〜!!何でココにそんな格好で居るんだぁ〜!?」


そこに居たのは、私はメイドですって言わんばかりの小学生の美幼女…彩奈だ。


「静也様?何を仰っておられるのですか?わたしは、静也様が御滞在中のお世話をお父様から申しつかっているんですよ?」


あの伯父様めぇ〜!!


「…って、前に会った時はあんな状態だっただろ!?」


静也お兄ちゃん大っ嫌い!!って言ってたんだけど…


「うがぁ〜!?それは言っちゃダメなんだからぁ〜!!あの時は…むしゃくしゃしてやった!!ってヤツなんだからぁ〜!!」


むしゃくしゃしてって…八つ当たり的な!?

ま、あの頃はいぢめ問題とか有って、一族の注目が僕に集まってたもんなぁ…それで放ったらかされてたやっかみみたいなものだったんだろね。


「…それで、伯父様はなんでこんな事する様に言ったんだい?」


一条の娘になんて事させてるんだか…


「ぱぱに前の時の事話したら、「ならば、罰が必要だね。彩奈は静也のメイドになってお手付きになって来なさい。」って…お手付きって何なのかな?」


おのおっさん!!小学生に何て事を吹き込んでんだよ!?

うん。コレはお爺様に相談だな…


「ん?それは…何だろな…お爺様なら教えてくれるんぢゃ無いか?」


伯父様には子供が彩奈しか居なく、もぉ一人伯父が居るけど、まだ結婚していない…もぉ良い歳なんだけどなぁ…

伯父は新商品の開発が楽しいらしく、女性関係には非積極的なんだよなぁ…

そんな事を思いながら、彩奈に連れられてお爺様の所に来た。


「…って事なんです…」


どぉにかして欲しく、僕はお爺様の部屋に入って説明をした。


「…で…何か問題が有るのか?」


お爺様は何か腑に落ちない感じで問い返して来た。


「えと…まだ彩奈が理解出来ていない【お手付き】とかですね…」


僕は言葉に詰まりながら説明した。


「ふむ…そぉさな。昭和、大正くらいならいざ知らず、この平成の世ではそれは通じんか…」


お爺様は少し考え、


「彩奈や。お前は静也の事嫌いか?」


お爺様はにこやかに彩奈に質問した。


「だいすき!!」


彩奈も元気良く応えるなよ!!


「そぉかそぉか。なら問題は無いぢゃろ。」


大有りだよ!!


「何が問題無いのですか!?」


僕は勢い込んでお爺様に問い質した。


「ん?彩奈はお前が好き。お前も彩奈を気にかけている程には好いている…何も問題無いだろ?」


お爺様も壊れてる?


「問題しか無いでしょ?しかも、何で僕と彩奈でそんな事を?」


質問に質問で返す人に、更なる質問をしてやる!!そもほもなんでそんな事を考えるのか…


「…そぉぢゃな…まず、龍一に男の子が産まれておれば何も問題が無かったんぢゃが…静也は静也で一条は継がないとか言い出しておるし…龍一の跡が問題なんぢゃよ。」


ん?それって、跡取り問題?母さんは既に父さんに嫁入りしてるから除外って事で、龍一伯父様が継いでて…その跡…大河伯父様は研究やモノ作りが出来れば幸せって人だし…男児の跡取りが居ないって事か…ドラマとかで観るお家騒動とはまた違った感じのお家騒動なんだね…


「それなら、彩奈に婿養子を迎えるって普通は思わない?」


そこでハタと思い当たり、彩奈を見ると、お爺様の膝の上で眠ってるよ…


「そぉぢゃな…だが、彩奈が変な男に引っ掛かったらしたらどぉなる?」


そっか…悪い男に騙されたり、無理矢理手籠にされて言う事利かされたりしたら、一条全体に悪影響が出る。そぉなると、社員さん達のみならず、日本もガタガタになる可能性が有るのか…意外と大問題だな…


「彩奈は微妙な立場に居るって事ですね?」


お爺様は頷き、


「そぉ云う事ぢゃ…御堂先輩がお前をウチの跡取りにしても良いと言い出してくれればそれで話は終わりなんぢゃが…」


爺ちゃんかぁ…言わないだろなぁ…


「爺ちゃんが良しと言っても、僕にはその気が…」


お爺様の目が怪しく光った気がする!?


「問題はそこぢゃ。ならは、先に次代のの子を授かれば良い!!母胎は彩奈が居るが、重要なのは種子たねぢゃ!!そこいらのヤツで良いと云うワケにはいかぬ!!そこで、龍一とも話し合った結果、静也が一番良いとなったのぢゃ!!」


お爺様はそぉ力説した。


「…それは否応無しに、僕が一条に深く関わる…そぉ云う事ですよね?」


なんとか上手い事逃げなくては!!


「うむ。流石静也ぢゃ。良く解っているでは無いか!!お前と彩奈の間に出来た子供なら、さぞや優秀に育つぢゃろ!!」


うん。なんかちょっと世間とズレてるよね?


「あの…僕もだけど、彩奈も動物ぢゃ無いんですから…」


この配合で良いんだぁ〜!!ってノリとはワケが違うんだよ!?


「二人共儂の可愛い孫ぢゃ!!何も問題は無い!!彩奈に男の子が出来たら、お前も好きにすれば良いし、彩奈も初潮が来たらしいから子作りも出来るぞ。」


うん。ズレまくってるよね。

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罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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