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[神眼]大会。

身の回りを堅めるのは大事ですよね!!

翔子さんは口を割っていた…くすぐりって拷問にも使われる技術だから、効き目はバッチリなんだよね…


「はぁ、はぁ…はぁ…むぅ…境子…ヒドいよ…」


くすぐりが終わったみたいで、僕は自室に…いや、このまま入って大丈夫か?宮乃杜がまだ下着姿だったり、翔子さんも制服を剥がれていたり…入るべきぢゃね?漢なら入って状況確認するべきだよ!!


「入るよぉ〜」


一応紳士を装って、声をかけ、自室に入る。


「えっ!?静也くん!?ちょっ!?ちょっと待って!!ほら、境子!!服着て!!」


ぐぐっ…と力を入れてもドアは開かない。翔子さんが抑えてるのかな?

ここは…[怪力]で強行突破するべきか!?

頭の中に選択肢がくるくる回る。

紳士を装うならドアが開くまで待つべきだし、中の様子を見る為には強行突破。

中の四人に何か悪い事が有ったとは思えない…なら今は静観が正解かな?

くそっ!!中を見たい!!実は、寝かされた滝上さんのおパンツが、チラチラ見えてもいたあの状況は、漢として見逃せないシーンで、翔子さんにも宮乃杜にもバレて無かったハズだし…起こされてたらもぉ見れないな…翔子さんの背伸びした下着も良いし、滝上さんの年相応のセクシーさが無いのも良いし、宮乃杜の清楚な感じのも良い!!うがぁ〜!!どんな顔して話をしたら良いんだぁ〜!!

そぉ思った時、ガチャリとドアが開いた。


「ごめんね…その…境子がなかなか服を着てくれなくて…」


そのまま入っても僕には損は無かったけどね。


「ううん、大丈夫だよ。下着姿のままだったら、僕も居た堪れないからね。」


本心は隠すモノだよ!!


「ほらぁ、勃ち話も無いでしょ?御堂君、なんか元気だね。」


宮乃杜のなんだか弾んだ声と視線の先を見てみる…んが!?しょ、翔子さんは気付いて無いよね!?

僕は慌てて元気になっている部分をそそくさと隠した。


「な、何の事かな?」


僕は無理矢理トボけてみせた。

宮乃杜はニヤニヤが止まらないみたいで、


「あらあら、男の子は大変だねぇ。女の子なら、黙ってれば解らないもんねぇ。」


ぐぅ…コレからコレをネタにからかわれるのか?


「そ、それより、今後の事が大事だと思うよ?」


僕はそんな事を言いながら、さっきまで座っていた場所に座る。

座っていた場所がソファーとかち無かったから、その分助かったよ。何が…とは言わない!!絶対の絶対に!!


「そぉだね。コレからが大事だよね。相手は得体の知れない相手だし、一条すら敵に回す覚悟も有るんだろぉし!!」


ふんす!!と鼻息も荒く、翔子さんは僕の隣に座り、ヤル気を漲らせている。

僕の元気になっている所には全く気付いて無いみたいだから良しとする…ぶっ!!


「それはそれで良いけど、守ってばっかぢゃジリ貧ぢゃない?」


宮乃杜はスカートを少しずらし、僕からスカートの中身が見える様な感じに足を組みやがった!!

僕は視線をズラし…ズラした先には滝上さんの白い太ももと純白のモノが…反対に視線をやる。数秒はかかったぁろぉ…宮乃杜がニヤニヤしてるのがなんかムカつく…


「…た、確かにそれは有るよ。でも、相手の居場所も解らないし、僕は彼の家も顔も知らない…いや、顔を知ってても記憶には残って無いから…」


そぉ、僕の目の前に来ても、ソレが坂下当太だと理解するには数秒以上の時間がかかるだろぉ…そぉなると、僕に勝ち目は無いだろぉ…となると…

僕はヤツを恨み、復讐の機会を狙っているであろぉ女の方を…見よぉとしたら、宮乃杜の目が怪しく光る。なんだ?僕はそのまま久田を見ると…生尻!?何も穿いて無い!?まさか!?

宮乃杜を見ると、イタズラが成功した子供みたいな表情かおをしやがった!!はい、ダウト!!

女の子がそんないたずらしちゃいけません!!


「…ま、まぁ、何はともあれ二人を起こして、翔子さんに[神眼]をかけて貰わなきゃね。」


僕は気を取り直して、建設的な事を言う。


「それは良いんだけど、二人に[能力]の事、どぉ説明するの?」


翔子さんの疑問はもっともだけど、これに関しては僕にも考えが…


「そんなの簡単よ。私の[言霊]で操ってる間に、翔子が[神眼]を使えば良いだけだよ!!」


うげっ!?宮乃杜と同じ意見だったよ!?


「おぉ〜!!なるほど!!それなら[能力]の事バラさなくても大丈夫だね!!」


翔子さんの声が弾み、笑顔が可愛いぞ?

それから、宮乃杜が久田と滝上さんを起こし、すぐさま策を実行した。

コレで、この二人も安心かな?

一応の予防線は張れたと思う。しかし、母さんにはまだ出来ていないのが現状だけど、何とかなるかな?


「あっ!!翔子さんは翔子さんで、家族に[神眼]してた方が良いかも…」


そぉ、侑さんや侑二さんに関しても、操られる可能性は無くは無い。涼ねぇや高木君達、戸次君達も同様だ。


「そぉだね。お兄ちゃん達と敵対とかシャレになんないもんね。」


翔子さんも納得してくれて、手分けして[神眼]を使う事を確認しあって、この場は解散し、翔子さんは家に帰って貰い、宮乃、久田、滝上さんもそれぞれ帰途につき、僕はいつもの公園に行き、高木君達を待つ事にした。

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質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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