対立。
看護婦さんに迫られる…エロゲか!?
結論から云うと、僕の貞操は、また奪われた…看護婦さんの口に…しかも三回も…
「うふふふふふ…濃くて美味しかったわ。最近溜まってたのよね…気持ち良かったから不満は無いわよね?」
なるほど…栄養剤の代わりに飲みたかっただけなのかもね?
いやいやいや!!アレってそんな効能有るのか!?イヤ、無いだろ!!って云うか、コレも強姦罪になるんぢゃ…黙ってれば大丈夫なのかも…うん!!みんなに知られない様にしよぉ!!
「そぉですか…まぁ、お姉さんが元気になったなら良かったですよ。僕は元気を吸い取られましたけどね。」
少し皮肉ってそぉ言ってあげた。
「あら?そんな事言う元気がまだ有るのね?もぉ少し吸い取っても良かったのかな?」
看護婦のお姉さんの瞳が怪しく光った気がした。お姉さんがこんな感じになってるのは多分だけど[魅力ジュース]の効果だと思う…これは中々に危険な感じがするんだけど…効果を抑える方法を探さないとな…いや、[異能ジュース]の効果で何とかなるんぢゃないのか?
「ココは病気や怪我を治す所でしょ?僕をグッタリさせないで下さいよ。」
「うふふ…それもそぉね。ぢゃぁ、今日はコレでおしまいね。今度来たらもっとしてあげるからね。」
と、看護婦のお姉さんは処置室を後にした。
僕も男なんだから、ココは喜んどくべきなのかな?
そんな下らない自問自答をしながら待合室に戻ると、僕のギプスの外れた腕を確認し、
「静也くん!!やっと腕が自由になったわね。おめでとぉ!!」
と、翔子さんが僕の左腕に抱き着…
「まだダメですよ。まずは静也様の左腕を洗いませんと。」
むんずと久田に翔子さんは襟首を捕まれ止められた。首締まってないか?
「ごふっ!?けほけほ…ちょっと!!いきなり何をするのよ!!」
翔子さんは久田に抗議の声を上げたけど、久田はソレを無視して、
「さ、静也様、左腕をお出し下さい。」
と、僕の左腕を取ると、濡れたハンカチを押し当てて来た。
「擦りますね。」
そぉ宣言し、久田が僕の腕を拭き出した。
「あら?久田さんはちゃんと解ってたのね。」
吉田先生はその様子を見て、久田を褒めていた。
「どぉ云う事ですか?」
宮乃杜が吉田先生に質問していた。
「一ヶ月近くギプスを巻いていたのよ?垢がどっさり溜まってて、いくら好きな人のでも、その滑りは生理的に耐え難いモノがあるの。うんちとまでは云わないけど、かなり汚いわよ。」
吉田先生はにこやかに説明してくれた。
なるほど…確かに拭かれている感触はかなり滑り気を感じるな…このまま翔子さんに触られてたら嫌われてたかも…
「うわぁ…こんなに溜まってたんだ…流石にコレは引くけど、なんでギプスしてたんですか?」
僕がギプスをしていた理由を知らない滝上さんが聞いて来た。
さて、コレには何て答えたら良いかな?
と、僕が躊躇してたら、
「それは、私に原因が有るんです。私の大嘘が発端で、静也様にこんなお怪我を負わせる事になったのです。」
と、久田が自ら語り出した。その後、話は中学時代にまで遡り、僕のいぢめの全容が皆んなの前で詳らかにされて行った。
その間の皆んなの表情が久田に敵意を抱かせるには充分過ぎる内容だったのは云うまでも無い。
そして、久田が僕の腕を拭き終わった頃、診察室に呼ばれて、僕はそっちに行った。
お医者さんの話しでは、順調以上の回復で、若さの賜物とか言ってたけど、ソレは[ジュース]のおかげです!!
ま、この骨折のおかげで翔子さんとも親密になれたんだから、悪い事ばかりぢゃ無かったよね?
そぉしてまた待合室に行くと、滝上さんが久田を責めまくっていた…内容は、僕に対する嘘の話を広めた事に対しての抗議みたいだ。
ソレを翔子さんと宮乃杜が真剣に宥めている…そんな感じかな?んで、ただ一人の大人な吉田先生は我関せず?事の成り行きを見守っているって感じかな?
「滝上さん、その件に関しては久田は利用されてただけで、どちらかと云えば久田も被害者なんだよ。本人も充分反省してから、その辺で許してあげて。」
キャットファイトに発展しそぉだったので、僕が間に入って終止符を…
「…御堂さんがそぉ言うなら…でも、私は許さないから!!私が御堂さんの奥さんになったら目の届かない所に居てもらうからね!!」
って、滝上さんはそんな事思ってたのか!?
「瑞穂ちゃん?それは…それだけは聞き捨てならないよ?」
「そぉね。ソレだけは承服しかねるわね。」
「静観しとくつもりだったけど、そのケンカ受けて立つわ!!」
翔子さん、宮乃杜、吉田先生の三人に変な火が着いたみたい?何で龍虎相討つみたいな感じを醸し出してるの!?
責められていた久田を他所に、翔子さん、宮乃杜、吉田先生対滝上さんの構図が出来てしまった…
うん。僕も蚊帳の外って感じかな?
「まぁまぁ、ココは病院だからさ…」
「そぉね…病院だから、どんな怪我をしても処置して貰えるわよね…」
僕の言葉に宮乃杜の何かが反応して、怖い感じになっちゃったよ!?
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