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超力。

あれ?口説かれてる!?

「それは…確率としては、宝くじが当たる様なモノだよ。」


より堅実な道を示すのが良い男の取る道だよね?


「ふぅ〜ん…宝くじかぁ…ぢゃぁ、私は大当たりですね!!」


そぉ言って滝上瑞穂さんは僕の右腕にしがみ付いて来た…翔子さんのより大きな膨らみを押し付ける様に…

くそっ!!流されないぞ!!心頭滅却!!色即是空!!


「そ、そんなにくっ付かれたら歩き難いんだけど?」


なんとか理性を保ち、抗議の声を上げる事が出来た。


「あれ?御堂さんって、ゲイですか?」


うわっ!?変な勘違いされちゃったぞ!?ここは弁明しとかないと…


「ソレだけは絶対に無い!!僕は至ってノーマルだよ!!」

「えぇ〜?だったら、私と腕組んだら柔らかいモノが当たって嬉しいでしょ?」


滝上瑞穂さんは、意識して幸せの膨らみを押し付けて来た!?さっきのも解っててして来たな!?


「そ…そりゃぁ嬉しいけど…ソレでもダメなモノはダメだよ。僕も片腕を骨折してても男なんだから。いきなり襲うかも知れないよ?」


そぉなったら、後が怖いからしないけとね…


「それって、責任を取ってくれるって事ですか?私がウェルカムだったら襲ってくれると!?」

「襲わないから!!許可が有っても襲わないよ!!」

「ちぇ〜…期待してるのにぃ…」

「そんな期待はしないで欲しいんだけどな…」


そんな下世話な話をしていたら、


「ココ、私の家です。」


うん、滝上瑞穂さんの家に着いた。


「何事も無く送れて良かったよ。ぢゃぁ、明日からも気を付けてね。」

「はい!!」


と、滝上瑞穂さんから極上の笑顔をもら…ちゅっ…


「はへっ!?」


我ながら間抜けな声を発してしまった。いや、いきなりほっぺにちゅって…

僕はほっぺを押さえて茫然としてしまった…


「良い男にはツバ付けておかないとね!!」


無邪気に笑う滝上瑞穂さんは翔子さんとはまた違った魅力を醸し出していた。


「あ〜!!他の女の事考えてるなぁ?ダメだぞ?私と居る時に他のひとの事考えてたら!!」


なんで叱られなきゃならないのか…


「いやいや!!女の子が軽々しくこんな事しちゃダメです!!今回のは無かった事にしとくからね!!」

「ぶぅ〜初めてのなのにぃ〜…良いもん!!いつか振り向かせてやるんだから!!」


なんか良く解らないけど、滝上瑞穂さんとはそこで分かれ、僕も帰路に着いた。

まったく…最近の若い娘は…恥じらいってモンが無いのか!?

そぉ云えば、みんな必要以上にスカート短いよね…普通にパンツ見せびらかしてるし…うん。慣れてしまって、感覚も麻痺しちゃってるな…


「よぉ…お前だよお前!!」


ぼぉ〜っと考え事をしながら歩いていたら、そんな言葉で呼び止められた。


「ん?僕の事?」


僕が反応を示すと、


「そぉだよぉ?最近可愛い娘をたらし込んでるって噂だぜぇ?オレ等にもお裾分けしてくれよぉ〜」


絶滅危惧種的な、如何にも不良ですって感じの男が五名…僕に肩組みしながらそんな事を言って来た。

なんでこんなにまで絡まれるかなぁ…ま、最近、翔子さんのみならず、久田や宮乃杜との絡みも多かったから、何処かで目を付けられたのかもね。


「察するに、皆さんは女の子に相手にされない人種の方々ですか?」


ま、女の子には縁遠そぉな見た目でもあるよね?


「そぉなんだよぉ!!オレ達の魅力が伝わってねぇみたいてな?女の子紹介してくれよぉ〜…」


と、僕は人通りが無さそぉな所に連れ込まれていた。


「…って云うのは建前で、単純にムカつくから殴らせろや!!」


いきなり金髪の男が殴りかかって来た!?

ばきぃ〜!!


「うぎゃぁ〜!!」


僕を殴り付けた金髪が大声を上げ、右腕を庇っている。

当たり前だ。頑丈が効いているんだから…


「何したんだよ!?コイツをどぉにかしねぇと、オレ等が…はっ!?」


はい!!気付いちゃいました!!黒幕さんが居るんですね?そぉなんですね!!誰が何の目的でこんな事をしてるんでしょぉか!?聞き出さなきゃね。


「ふぅ〜ん…誰かに頼まれて、僕を痛め付けるんだね?頼んだのは誰?」


僕の問いに、ボサボサ頭にタトゥーの男が答えてくれた。


「教えるワケねぇだろ!!」


うん、答えて無いかな?

じゃきん!!

腰から警棒を抜き放ち、僕の頭に打ち下ろして来た。

いや、普通なら死ぬよ!?

がづん!!

ニブい音を立て、僕の頭は警棒を跳ね返した。

ボザボサタトゥーは僕と警棒を交互に見回し、警棒で自分の頭を軽く叩いていた。

その隙を付いて、肩を組んで来ていた男が僕の首を締め上げて来た。

なるほど…こぉ云うのは、ジュースを飲んでから初めてだな…

ぎゅうぎゅうに首を締められると、痛みは無いけど、動脈が締まって、脳への血流が不安だな…

僕は[超力ジュース]の力を初めて使ってみる…

首を締めて来ている男の腕を右手で掴み…

ミシミシミシ…


「うぎゃぁ〜!!」


男は悲鳴を上げ、僕の首を締める腕から力が抜けるのが解る…

僕は相手の腕を掴んだまま首を抜き、悲鳴を上げ続ける男の腕を見てみた。

うん、そこに関節は無いよね?何で折れ曲がってるの?

初めて使った[超力]…コレは想像以上の効果だね…あんまり使わない様にしよ…

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質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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